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ひぐらしのく頃に〜嘘騙し編〜
ブランド名 800th Expansion ジャンル 妄想ノベル
発売日 2007.04.01 定価 8,800銭
パッケージ 白木の箱(83x200x40cm) マニュアル 巻物
DISC容量 15.6GB(Blue-Lay)
原画 竜騎士ゼファー シナリオ 竜騎士グロリアス
音楽 79曲、JASRAC なし
音声 一部あり
インタフェース 音声入力のみ 描画 脳内のみ
セーブ箇所 なし CG枚数 想像力の限界まで
おまけ 猫殺し編、橋渡し編、羞晒し編、蔵出し編
対象属性 推理物、ミステリー、サスペンス、バイオレンス、殺戮、ジェノサイド、
虐殺、デストロイ、パロディ、ギャグ
1プレイ時間 数分〜数年 お奨め度 0

レビュー
概要
人口2,000人に満たない村に引っ越してきた主人公は、持ち前の明るさですぐに
みんなとうち解け、楽しい毎日を送っていた。しかし、この村では「綿流し」と
いう祭りが行われており、毎年その日に怪死事件が起こっているという。
そしてやってくる綿流しの日。果たして主人公の運命は。この村に隠された
秘密とは……という、妄想ノベルです。

犯人はヤス。
キャラクター・CG・音声・音楽
キャラクターは以下の通り。

竜宮レナ(りゅうぐうれな)。
主人公の同級生。優しく面倒見のいい女の子で、引っ越してきたばかりの
主人公の面倒をよく見てくれる。反面、人のことは全く信じておらず、
何を言われても「嘘だ!」と突っぱねる。
可愛いものが大好きで、可愛いものを見つけると暴走してお持ち帰りして
しまう。常にナタを持ち歩いている。
名前を偽っていたことが発覚し逮捕された過去がある。でも懲りてない。

園崎魅音(そのざきみおん)。
主人公より1つ年上のお姉さん。クラスでは委員長を務める。
雛見沢村御三家と呼ばれる名家の中でも筆頭である園崎家のお嬢様。
明るく元気いっぱいでやや暴走気味な女の子。しかし常に銃を持ち歩いて
おり、補導されて脱獄した経歴を持つ猛者。

園崎詩音(そのざきしおん)。
魅音の双子の妹。魅音に瓜二つで、服装などを変えてしまうとどちらが
どちらかわからなくなる。でも脱いだら凄い。一見大人しそうだが腹黒く、
逆転の機会を虎視眈々と狙っている。

古手梨花(ふるでりか)。
主人公の後輩にあたる女の子。雛見沢村御三家の1つ、古手家の娘で、
綿流しでは巫女を務める。両親は他界しており、家のことを全て自分で
やっているため家事は得意。
たまに遠い目をしたり変なことを口走る不思議少女。口癖は「じゅうすぃ〜」。

北条沙都子(ほうじょうさとこ)。
主人公の後輩で梨花と同い年。丁寧な口調で話すがそれが高圧的な
雰囲気を醸し出す。トラップを仕掛けるのが得意で、「トラップ一家」の
二つ名で呼ばれる。しかし、ヒロイン達の中では唯一の常識人で、人を
殺したりはしないい。いや、それ普通だから。
料理は苦手で、キャベツを切ると緑色の丸い物体になる。

絵の方は全キャラ目の所に黒い帯が入っていたり、磨りガラスの向こうに
いたりで、顔が解らないようになっています。なんだか、犯罪者揃いと
いう感じですね。
立ち絵はポーズ変化も表情変化もあると思うのですが、よくわかりません。
ただ、たまに魅音と詩音の立ち絵が間違って表示されます。

キャラクターはバイオレンスでデストロイなキャラクター揃い。
ひとたびスイッチが入ると大虐殺を繰り広げかねないキャラが多く、
逆鱗に触れてしまわないかとドキドキ出来ます。

音声は基本的にありませんが、「嘘だ!」や「にぱー」など、特定の単語のみ
脳内で音声が再生されます。

音楽はそこらへんからとりあえずてきとーに集めてきたような曲が多く、
混沌とした雰囲気を醸し出しています。
システム
インタフェースは音声入力のみ。主人公となってヒロイン達と会話をして
いくことによって進行します。
スキップやバックログはなく、オートモードのみ。人によってはバック
ログは搭載可能かも知れません。
全てプレイヤーの想像力によって補われるため、プレイする人によって
速度やログ容量は変わります。

描画は全て脳内で補完されます。なので、出来るだけ事前情報を集め、
話の筋から逸れないような絵を思い浮かべる必要があります。
動作は緩慢。スキップ動作はルンルンです。

セーブ箇所はなし。人生にセーブ/ロードはありません。
殺されそうになったら、すぐにリセットボタンを押す反射神経が必要です。
いや、セーブできないなら意味ないし。

システムは脳内で進行していく妄想ノベルです。選択肢はなく、ひたすら
ジェノサイドシーンを見ていくことになります。

ディスクレス起動可。バックグラウンドでの動作はきっと不可です。
主人公の名前は「前原圭一(まえばらけいいち)」固定ですが、偽名を使う
ことも可能です。その場合、正体がバレたらゲームオーバーです。
シナリオ・プレイ感
ゲームは主人公が寂れた村にやってくる所から始まります。
楽しく毎日を過ごしていく中で様々な事件に巻き込まれ、その謎を解き
明かしていくことになります。

前半はまったりほのぼのとした平和な日常が描かれます。
死体の腕を探したり、女の子を監禁したり、おはぎに針を入れたりという、
心温まるゆったりとした話が展開されます。

後半は一転してハードな展開。綿流しの日に誰かが地獄に流され、それを
きっかけに謎が謎を呼ぶ展開になります。ニポポ人形やこめいちごの謎を
解き明かし、犯人のヤスにたどり着くまでが描かれます。

特筆すべきは複雑怪奇な事件の数々。突然心臓麻痺で倒れたり、忽然と
姿を消したり、化け物に変身したり、何の脈絡もなく突然事件が起こる
ために、何が原因なのか、誰がやったのかの情報が全然なく、マトモに
ロリっと解決することは不可能です。
鷹野さんのスクラップを発見すれば、宇宙人説や未来人説や超能力者説
等が浮かび上がってきますが、普通の人間には興味がありません。

H度は高め。本編中ではそういった描写はないのですが、同人誌で数多く
発表されているため、充分楽しむことが可能です。
内容は多岐にわたっており、とても言えないようなものも多いです。

テキストは脳内に直接浮かび上がるため、お話には浸りやすいと思います。
見るんじゃない、感じるんだ。
プレイ時間・難易度
ゲーム期間は目が覚めるまで。ええ、夢オチです。

ワンプレイは数分〜数年。現実からの逃避をやめて、帰ってくるまで
続きます。

難易度は低め。そもそも選択肢などはありませんので、ひたすら話を
追っていくだけです。でも、人によって話は全然変わります。
総評
お奨め度ですが、難解なミステリー作品が好きな人にお奨め。
常識的に考えて絶対解らないような謎が満載で、それを妄想力でなんとか
解決していくお話です。

どこかで見たようなキャラクター満載の作品ですが、どうにもどこかズレて
いて、ふとした拍子に暴走したり虐殺を開始したりと、予想も出来ない行動を
とるので、一瞬たりとも目が離せません。

何の前触れもなく事件が起こり、痕跡も全く残っていないため、犯人を推理
することは不可能です。出来るのは、犯人を決めつけて、弱みを握って、
陥れるぐらいですので、プレイしているうちにどんどん性格が歪んでいく
こと請け合いです。

また、生爪をはがしたり、鉈でぶった切ったり、包丁で切り刻んだりという
キュートなシーンが多いので、耐性のない人は是非チャレンジして下さい。

なかなか他では見られない、商品としてありえない内容の作品ですが、気が
向いたら是非妄想してみて下さい。

最後に。「嘘だ!」……まあ、エイプリルフールですから。


以下、物語の真相に絡む重大なネタバレがありますので、これから妄想
しようと思っている人は見ないことをお奨めします。がっかりしますよ?


オヤシロ様の正体がデスノートを持ったキラだなんて……。
てか、今まで一回も名前すら出てきてないし、わかるわけないし。
とんだところに名探偵がいたもんだ。



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