Aries -アリエス- | |||
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ブランド名 | Circus | ジャンル | 恋愛AVG |
発売日 | 2000.04.28 | 定価 | \8,800 |
パッケージ | 紙製パッケージ | マニュアル | B6ブックタイプ |
DISC容量 | 638.4MB、CD-DAなし | ||
原画 | 零点、いくたたかのん | シナリオ | 屑美たけゆき、まり |
音声 | ヒロインのみフルボイス、歌織、金田まひる、草柳順子、さかもとみずき、関和美、 長崎みなみ、鳩野比奈、春野なおみ、本山友美、ジョイまっくす |
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インタフェース | ほぼキーボードサポート | 描画 | Window・フルスクリーン両対応 |
セーブ箇所 | 7箇所+自動保存1箇所 | 歌 | あり(2曲、OP・ED) |
おまけ | アミルーム、音楽モード、CGモード、回想モード | ||
対象属性 | 感動、純愛、萌え、ギャグ、学園物、天使、幼馴染み、中華娘、貧乏(笑) | ||
1プレイ時間 | 約5〜6時間 | お奨め度 | 7 |
レビュー |
「初回版 封入特典 1.初期設定資料集(ボツ原画含) 2.初回版ユーザカード(秘密有)」 …秘密って何だ(^^; 応募者全員プレゼントで、期間内にユーザカードを送った人にはミニサントラ& データ集(おまけディスク)が貰えるそうで。 ユーザカードを送るための封筒も付いていていいですね。RISEの時もそうで したが。あ、RISEの時は封筒2枚入ってたんですけど、今回は1枚ですね(笑) 「OP主題歌入り 歌:長崎みなみ(イエローテイル) もちろんEDテーマも入っています。」…でも、CD-DAじゃないのね(^^; マニュアルはB6サイズのブックタイプ。読みやすい構成でいいですね。 初回版限定の初期設定資料集はなかなかいいですね。見てて楽しい。 しかし、この初期設定のままでゲームになったらすごいだろーな(笑) ただ、箱が無駄に分厚いのは戴けませんな。CD1枚とB6サイズのマニュアルが 2冊入っている程度なんですからして。 ゲームを起動すると、メーカのロゴが出て、しばらく待っていると… しばらく待っていると………何も起こらない(^^; とりあえずマウスのボタンをクリックしてみるとメニューが現れる。 その中にオープニングという項目があって、それを選択するとオープニング アニメーションが流れます。…自動で流れると思ってたよ(^^; で、そのオープニングですが…倒れそうになりました(^^; いや、確かに発売前にWebサイトで公開されていたオープニングソングは 聴いたことはあるので耐性はついていたつもりだったんですが、やっぱり 実際にゲームで聴くと破壊力も絶大ですね(^^; 長崎みなみさんのもはや上手いとか下手とかそーいうレベルを超越した 究極の破壊ソングが流れます(笑) 絵の方はキャラクター紹介程度ですね。最後の方はちょっと意味深な 切ない雰囲気も漂ってますが。 画面は起動時にフルスクリーンかウインドウ表示かを選べるのですが、 毎回起動時にこれを選ばないといけないのはちょっとめんどくさい。 インタフェースの方はマウスカーソルのキーボードエミュレーションで フルキーボードサポート。 …のハズが、メニュー画面はキーボード操作出来ない(^^; # 修正ファイルを入れたら出来るようになりました。 ##しかし、起動時に出てくる画面選択ウインドウはキーボード操作不可だ(^^; 動作の方は若干重め。アドベンチャーパートはそうでもないのですが、 育成パートはけっこー重いですね。RISEはけっこー軽かったんですけど。 ゲームは1999年のクリスマスがプロローグであって、本編は2000年の2月14日 月曜日から始まります。これだけ明記されてると清々しいですね(笑) # でも、リアルタイムプレイには間に合わなかったのね…。 そして次の日は2月15日で、その次の日は3月24日です(笑) さらにその次の日は4月1日。イベントのある日だけを追っていくシステムなのね。 まあ、下手に毎日だらだら過ごすよりはいいですけど。 # このシステムではリアルタイムプレイは無理(^^; 「来年は3年生だね」…いや、今2月だろ? で、現在2年ってことは来年は 4年じゃねーのか?(^^; # どう見ても高校生なので、留年?(笑) で、4月になって3年生が始まり、転入生として天使のアミが入ってきます。 …天使の存在はなんの疑問もなく受け入れられるのね…(^^; # 「オィっスゥ!」…どんな挨拶だ(^^; ##大根を買うのに免許証がいるとか、列車が変形合体するとか(笑) ##しかし、気を抜くと落ちる天使の輪っかっていったい…(^^; そして、アミが主人公の机の引き出しに住むことになり、夜な夜なアミに 襲いかかります。…もとい、アミと会話します。 # RISEみたいに無節操にエッチなことは出来ません(笑) で、その会話シーンがRISEのようなポストペット型の育成システムになって いるのですが、RISEはななこを鍛えることが目的でしたからいいのですが、 Ariesは別にアミを鍛える訳じゃなく、ペットのめもちを漠然と育てる だけなので、あーんまり意義を感じないです。 実際、アミ以外のキャラを攻略する際には全くめもちを育成しなくても 問題ないわけですし。 特筆すべき点は、このアミROOMのデフォルメアミがめっちゃくちゃ可愛い☆ 会話するために呼ぶと枠に手をかけてはい上がってくるのですが、その仕草も すっごい可愛いの☆(爆) なんか見てて和むわぁ(笑) ストーリー的には、前半笑わせて後半泣かせる王道のストーリー。 脚本はRISEと同じ人で、RISEのシナリオでその力は分かってましたが、 さすがというかなんというか。RISEのななこもそうでしたが、アミもとても 感動のストーリーが作れるようなキャラとは思えないんですけど、それでも ほろっとさせるエピソードを書けるんですから凄いですね。 ちなみにこのゲームも幼馴染みの女の子より主人公の方が朝強いです。 まあ、ゆーても名雪ほど酷くはないですけどね(^^; キャラクターはこんな感じ。このゲームは音声ありで、キャストも 公開されてます。ええ、どこかで聴いたことのあるような人ばかりです(笑) まずは天使のアミ(声優:鳩野比奈さん)。 天界の落ちこぼれ天使で、勉強のため主人公の学校にやってきた。 …が、本当に勉強する気があるのかどうかはいささか疑問である(笑) ドーナツが大好物で、ドーナツを前にすると理性がなくなる(笑) 口癖は「はにゃ〜」。間違っても最後に「ん」を付けてはいけない(笑) 次に佐倉いなほ(声優:長崎みなみさん)。 主人公の幼馴染。家は隣同士で小さな頃から一緒に遊んでいる。 主人公の世話を焼きたがるが、逆にお世話になることの方が多い(笑) ちなみに朝が弱いのでいつも主人公に起こされる。 口癖は「へっへー」。…発音しにくくないですか?(^^; 好きな物は「変なもの」というとてもアバウトな奴である(笑) 次に山岡あきら(声優:関和美さん)。 同じく主人公の幼馴染で、なんでも言い合える親友。 街で人気のケーキ店オレンジペコの娘。 七尾留奈(声優:歌織さん) パソコンマニアで、主人公とは電気街で出会ったのがきっかけで仲良くなる。 口癖は「ふきゅー」。…かなりアレ(^^; 野々村たえ子(声優:春野日和さん) すっごい貧乏(笑) 主人公の住んでいる地域の牛乳配達をしている。 弟と二人暮らし。企画段階で「浦科理緒」という名前だったかどうかは 定かではない(笑) 少なくとも触角はないようだ(笑) ヤキソバパンがなによりのごちそう。 口癖は「やーん」。 月島カオリ(声優:さかもとみずきさん) 人気アイドルグループDearのメンバー。主人公の後輩で、いつも保健室で 寝ている。屋上で空を見るのが好き。もしかしたら唯一のマトモなキャラ(笑) 鈴凛々(声優:草柳順子さん) 中国からやってきた交換留学生。退魔術と太極拳の使い手。アミを"物の怪" として敵視している。常に肉まんを食べている(笑) 口癖は「あいやー」。…そのまんますぎ(笑) 以上のようにこのゲーム、各キャラクター毎に特徴的な口癖が用意されて いるのですが、私は思った。フルボイスでそれはやめてくれ、と。 「へっへー」「はにゃ〜」「やーん」「ふきゅー」「あいやー」などと いう言葉が連発して聞こえてくるのは、正直鬱陶しいです(^^; たぶん音声なしだったらこれもキャラクターの魅力になっていたの でしょうけど、音声ありだとマイナスにしかならないかも(^^; # 特に「へっへー」と「ふきゅー」はすげー気になる(^^; ##つーか、「ふきゅー」って何だよ(^^; 他にもシナリオを読んでいて思うんですけど、結構セリフが文語体で、 文章として読む分には問題ないんですけどセリフとして聞くとちょっと 違和感がある部分もありますね。 でもまあ、アミの声は鳩野比奈さんですっげー可愛らしいですし、 それだけで満足って感じ(笑) # アミの「はにゃ〜」は不思議とあんまり違和感ないのよね。 ##恐るべし、鳩野マジック(笑) 絵の方はなかなかいいですね。ただ、ちょっと丸っこい絵なので、人によって 好みが分かれるかも。私はけっこー好きなんですけど。 やっぱアミに萌えるのは当然でしょう。人として(笑) # てゆーか、鳩野比奈さん破壊力デカすぎ(^^; ゲーム期間は1年間。とは言っても前述の通りイベントが発生する日だけを つまんでプレイするという形なのでそんなに中だるみはしません。 ワンプレイは5〜6時間程度かな? めもち育成を真面目にやるともう少し かかるかも。システムの重さもあって、ちょっとだるく感じました。 で、お奨め度ですが…まずパッケージより。 「*こんな方にお勧めです。 ◎ゲーム性のある作品を遊びたい。◎しっかりしたストーリーの作品が好き。 ◎かわいいチビキャラを見ると無性になでたり、叩きたくなる。 ○しかしゲーム性があるといっても面倒くさいシステムは嫌いだ。 △めもちの顔ってどこかで見た様な気が…。×めもちって「もち」ですか?」 …どうやらめもちのことを知らないとお奨めではないらしい(^^; # めもちって、RISEで言うところのめもりちゃんみたいなもんか。 ということらしいです(笑) まあ、私の言葉で言わせて貰うと、萌えと純愛、コメディと感動を求める人には それなりにお奨めできるのではないかな、と。 確かにゲーム性もありますが、RISEをプレイしてしまうとAriesのめもち育成では 正直物足りない感じ。てゆーか、もうちょっと軽ければねぇ…。 まあ、私的には期待通りなかなか面白いのでいい感じです。 これでもうちょっと動作が軽ければ…という点が残念でなりません。 とにもかくにも、アミの破壊力は絶大です(笑) |