同心 〜三姉妹のエチュード〜 | |||
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ブランド名 | CROWD | ジャンル | AVG |
発売日 | 2000.04.21 | 定価 | \8,800 |
パッケージ | 紙製パッケージ | マニュアル | A5ブックタイプ |
DISC容量 | Disk 1 : 696.7MB、CD-DAなし Disk 2 : 11.0MB+CD-DA=333.8MB、CD-DA16トラック Special CD : CD-DA=166.3MB、CD-DA4トラック |
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原画 | 虎宮はると、葉月望 | シナリオ | 三吉貴博 |
音声 | あり(フルボイス) | ||
インタフェース | フルキーボードサポート | 描画 | Window・フルスクリーン両対応、 800x600 |
セーブ箇所 | 18(通常)+1(クイックセーブ)+ 63(自動セーブ) |
歌 | あり(2曲、OP・ED) |
おまけ | 画像の部屋、回想の部屋、音楽鑑賞 | ||
対象属性 | 学園物、姉妹物、凌辱物、眼鏡っ娘、OL、レズ、ブルマ、バニー、メイド | ||
1プレイ時間 | 約2時間 | お奨め度 | 6 |
レビュー |
いつものことですが、パッケージは文字や絵が浮き出るようになってます。 これってけっこーお金かかるのではなかろーか、などと思ったり(^^; 「駿河家の三姉妹、長女:遼子(OL) 次女:真樹(女子大生) 三女:未歩(女子校生)は 人には言えない秘密を持っていた…。」 …三女、女子校生という括りはOKなのか?(^^; # 次女が女子大生で、三女が女子校生って…(^^; 「平成の浮世絵師CROWD」…浮世絵師っていったい…(^^; # パッケージのアレ?(^^; マニュアルはブックタイプ。白黒で文字が殆ど。キャラ紹介とかもないんですね。 で、インストール作業なんですが…まず特筆すべきはそのインストーラ。 ウイザード形式で説明をしながら次に進んでいく形式なんですが、 すっごいわかりやすくて丁寧で親切で、インタフェースもキーボードに 対応してますし、久しぶりにインストール作業が楽しかったです。 このインストーラの親切さ・配慮は素晴らしいと思います。 やっぱ、Microsoftが提供してるようなインストーラだと、どうも 味気ないですもんね。好感が持てます。 # つーか、未歩ゲロ萌え(爆) ゲームを起動するとメインメニューが出てきて、そこからオープニングを 選択することによってオープニングが見られます。 このオープニング、ムービーじゃなくて自力でアニメーションさせてますね。 そんなに派手な動きをしているわけじゃないんですが、なんか新鮮(^^) ちなみに歌はありません。…あれ? シングルCDとかあったよーな…。 もしかしてBGMをCD-DAにしないと歌は流れないのかな? ということでBGMをCD-DAにして再起動。オープニングを見ると…うん、I've(笑) とってもI'veらしい歌が流れてきました(笑) インタフェースはフルキーボードサポート。 描画はWindow・フルスクリーン両対応。Windowの場合、サイズは800x600です。 なかなか綺麗でいいですね。 セーブ箇所は通常セーブが18箇所、クイックセーブが1箇所、自動セーブが 63箇所(だと思う(^^;)。数としては充分でしょう。 自動セーブがイベント毎に自動的にセーブしてくれるので、通常のセーブは ほとんど必要ないかも(^^; 自動セーブとクイックセーブで事足ります。 動作の方は軽快で、設定メニューも豊富。 システムはなかなかいいですね。フルインストールすればかなり快適。 # CROWD信者が多いのも頷けます。 ゲームの方は、三姉妹のごく普通の日常を描いたという感じ。 特にこれといった目的がないままダラダラと進みます(笑) で、途中で様々な事件が発生して、その中で姉妹が過酷な運命に 飲み込まれていく…と、そこまでたいそうなものでもありませんが(笑) # でも、かなり大変なことになってます(^^; システム的には選択肢決定型のアドベンチャーに、視点切り替えシステムを 組み込んだような形。メインはザッピングシステムのようですね。 特筆すべき点は、ほぼいつでも好きなキャラに視点を切り替えることが 可能なこと。例えば姉妹三人で会話しているときに視点を切り替えると、 各キャラが腹の中で企んでいることがわかります(笑) で、姉妹の誰かがお当番に突入すると、このゲームの本領発揮。 三姉妹は肉体的な強い刺激を受けると感覚を共有出来ます。 つまり、一人がお当番すると遠隔4P状態に入ります(笑) けっこーこの設定は楽しいですね。普通に生活している時に、 誰かがお当番に入るといきなりそっちの世界に引きずり込まれる わけですから。スリルとサスペンスですね(笑) ストーリーの方は先述したとおりいつもと同じ日常が、些細なことから崩れて 急展開という感じなのですが…私、このゲームはもっとコミカルな明るい ゲームだと思っていたんですが、なんかエンディングはほとんどダークな ものばかりなんですけど…(^^; もしかしてこのゲーム、鬼畜・凌辱物?(^^; # てゆーか、バッド系のエンディングばかりに行くんですが(^^; ゲーム期間はだいたい5日間。ワンプレイは1〜2時間程度でしょうか? ザッピングを使わずさくさく進めるとけっこー短いです。 ただ、このゲームは通常の選択肢のみじゃなくて、いつ誰のイベントを 見たかというのもエンディングのフラグになっているようで、ただ単に 好きなキャラの視点で最初から最後まで進めてもトゥルーエンドには たどり着けないようです。ですので、難易度としてはけっこー高めかも。 まあ、お当番シーンは誰か1人がお当番に突入したら、他の2人もエッチな イベントが発生しているはずなので(笑)見つけるのは容易なんですが、 何でもないところでザッピングしないと見られないイベントなんかも ありますので、自力で全てのイベントを見るのはかなり辛いかも。 お奨め度ですが、一見お手軽に見えるゲームなんですが、実はザッピングを 駆使しないとちゃんとしたエンディングを迎えられず、難易度は高め。 したがって、お手軽に楽しみたいライトゲーマーにはちょっと向かないかも。 ただ、プレイ時間も短めなので、ヘビーゲーマーにも向いているとは言いづらい んですよねぇ。 そして、そもそもゲームに明確な目的があるわけではなく、単に日常の中で 起こるハプニングを描いただけという感じですから、感情移入もし辛いです。 ということで、お奨めできる人がとても少ないのですが(^^;、ゲームとしては なかなか面白いですし、システム的にもかなり快適ですので、プレイストレスは ないでしょう。大きな長所はありませんが、大きな欠点もないので、まあある程度 誰にでも奨められるゲーム、とも言えます。 まあ、ザッピングシステムが好きな人とか、設定が気に入った人なら 楽しめると思います。もちろん絵が気に入った人もね。 ただ、対象属性も少ない上に飛び抜けた点も感じられなかったので、お奨め度と しては若干低めになってしまっています。 ゲーム性を重視する人なら若干加点してもいいと思います。 # 私はダークなエンディングが多かった時点でちょっと(^^; |