Love Call | |||
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ブランド名 | Mink | ジャンル | インモラル・サイコ・サスペンスAVG |
発売日 | 2000.10.06 | 定価 | \8,800 |
パッケージ | 紙製パッケージ | マニュアル | A5ブックタイプ |
DISC容量 | 385.1MB、CD-DAなし Original image song : CD-DA=72.6MB、CD-DA2トラック |
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原画 | あらいぐま | シナリオ | メリケン |
音声 | 女性のみフルボイス、未留来くるみ、出雲あおい、朝丘かすみ、襟裳みさき、 波瀬あやめ、伊集院ゆりか、藤崎ゆみか |
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インタフェース | フルキーボードサポート | 描画 | Window・フルスクリーン両対応 |
セーブ箇所 | 20箇所 | 歌 | あり(2曲、イメージソング) |
おまけ | CGレポート、BGMレポート、エンディングレポート、心理レポート | ||
対象属性 | 陵辱、鬼畜、幼なじみ、ストレートロング、リボン、妹、お兄ちゃん、ショートカット、 白衣、オーバーニーソックス、ストッキング、眼鏡っ娘、お下げ、ロリ、ツインテール、 カチューシャ、ボブカット、パンチラ、幽霊 |
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1プレイ時間 | 1〜6時間 | お奨め度 | 6 |
レビュー |
平凡な大学生活を送っている主人公の元に、ある日シンシアと名乗る 謎の女性から電話がかかってくる。それから次々と起こる不思議な事件に、 主人公は否応なく巻き込まれていく…というミステリータッチのゲーム。 相変わらずのクソでっかいパッケージ。もうどーにでもして(^^; インタフェースはフルキーボードサポート。ただ、マウスと干渉し合って いるのか、たまにマウスカーソルがぷるぷる震えたりします(^^; # ゲームの内容を考えると、夜中にこの現象が起こるとかなりコワいです(^^; 描画はWindow・フルスクリーン両対応。動作の方は軽快でいいですね。 セーブ箇所は20箇所。ゲームの内容から考えるとちょっと少な目かな? と 思わなくもないですね。セーブ/ロードは随時可能です。 ゲームを開始すると、まず最初に10の質問があります。これで主人公の初期 パラメータが決まっているみたいですね。 システム的には3択選択肢選択型のアドベンチャー。 主人公には精神状態を示すパラメータがあって、選択によってLAWから CHAOSの間を行き来します。このパラメータがあまりにもどちらかに偏り すぎると、サイコ・ナビゲーション・システムによって警告が出ます。 私はいつもLAWすれすれのところで何とか保っている状態でした(^^; # このパラメータによってシナリオが分岐するようです。 ##選択肢はあくまでパラメータを増減するための物らしい。 で、そのまま進めると眼鏡っ娘に言い寄られ、刺し殺されて終わりました(^^; どうやらあまりどちらかに偏りすぎるとゲームオーバー(エンディング)になる ようですね。 いちおー薫エンドとして登録されているので、全てのエンディングを見ようと 思ったら、絶妙な精神状態コントロールが必要ってこと?(^^; それに、今回はLAWよりのエンディングでしたが、CHAOSの方に振り切った場合も エンディングがあるんでしょうね。そのエンディングはきっと私には見られない(^^; てゆーか、どうやったらCHAOS側に振り切れるんだ(^^; # かなり意識してCHAOS寄りの選択肢を選ばない限り、私のプレイスタイルでは # すぐLAW側に振り切るっちゅーねん(^^; で、エンディングを見た後、その日の最初のデータをロードして継続プレイ。 ちょっと意識してCHAOS側の選択肢を選んで次の日に進み、そのまま最後まで プレイしました。 展開としては、主にシンシアの正体を調べる部分と、主人子の過去の記憶、 本当の自分の葛藤がメインになっていて、ホントにサイコな感じ。 謎もなかなかうまく散りばめられていて、最後まで結構結末が気になって プレイできました。 ただ、ラストはちょっと唐突と言うか、そんなんありか? という気が しないでもないです(^^; おおかたシンシアの正体には気付いていて、 結果もまあ近かったんですが、そこでそれはないだろう(^^; # 予想通りでもあり、意外でもある犯人(^^; それと、私はいちおーハッピーエンドを見ることが出来たのですが… なんか、黒い部分はうやむやにしたという感じ(^^; 私、ここまでくるのに何人も人を殺したはずですが(^^; 少なくともかなりの暴行は働いていたと思うぞ(^^; それがそんなハッピーな人生を送れるとはとても思えない…。 ちょっと、最後にもう一捻り欲しかったですね。 キャラクターの方は…紹介するとネタバレってしまいそうなのでなし(笑) # ここまでバラしといて、何を今さら(^^; 絵の方はなかなかいいですね。ゲームの雰囲気もあってちょっと暗めの 絵が多いですけど、キャラクターは可愛らしいですし。 …まあ、その可愛らしいキャラクターに乱暴を働かなければならない わけですが…(^^; 声の方もなかなかキャラクターに合っていて、狂ったような演技も なかなか真に迫っています。 # いや、あんな風に狂った人、私は実際に見たことありませんけど(^^; ただ、声に関しては1つ言いたいことがあるのですが、凶悪にネタバレ してしまうので(笑)、後ほどこっそり語ります。 ゲームは10月16日の月曜日から始まります。 ゲーム期間は…エンディングによって違うのですが(^^;、最長で2週間かな? ワンプレイは1時間〜6時間ぐらいかしら。やたら幅がありますが、これは エンディングの条件を満たすとその時点でエンディングに向かうためです。 つまり、最後まで行けば6時間程度ってことですね。 短いように思えて、実はけっこー長いです(^^; # 1時間で終わるのもエンディングと言っていいのか?(^^; ##まあ、エンディングリストには入るのですが…。 ちなみにこのゲーム、私が始めたのがちょうど10/16だったので、そのまま リアルタイムプレイにしてしまいました(^^; で、お奨め度ですが、サスペンス好きな人にはいいかも。 謎の電話に怯え、過去の記憶を思い出しつつ、苦悩しながら毎日を過ごす 描写や、犯人の正体を暴こうとする過程などはなかなか緊迫感があって プレイしていてドキドキしました。 ただ、思ったほど鬼畜レベルは高くないので、鬼畜路線を期待する人は やめた方がいいかも。だって、私が最後までプレイできた程度の鬼畜さ しかないんですよ?(笑) …でもまあ、充分鬼畜ですけどね…。特にCHAOS側に振り切った場合(^^; 逆に、甘いストーリーや純愛ラブラブな展開を望む人は、帰れ(笑) いや、なんとなく純愛な感じの展開もないことはないのですが、 基本的にかなりダークな作品ですので(^^; しかしこのゲーム、「LoveCall」とか言いながら、ラブラブな雰囲気は ほとんどないんですけど…(^^; てゆーか、あんなLoveCallは嫌です(^^; あと、おまけで「心理レポート」というのがあって、ようするに心理テストで 10の設問に答えることによって自分がどんな人かを判定してくれるのですが… 私の結果、「クールで知的な策略家タイプ」…なんか人聞き悪いぞ(^^; # でも、外れてはいないかも(爆) ##いや、全然クールじゃないな(^^; おバカだし(笑) で、ここより下には重大なネタバレが含まれています。 言うなれば推理物の犯人を言ってるようなもんです。 # てゆーか、ほとんどそうなんですけど(笑) なので、これからプレイしようと思っている人は絶対読んじゃダメ(^^; このゲーム、音声ありな訳ですが、主人公を事件に巻き込んだ張本人 シンシアとは電話で何度も会話します。で、当然音声もあるわけで、 その時聞こえてきた声は、確かに声色は変わってますがゲーム中の ヒロインの1人と同じ声なのです。 で、その声が同じということと、状況的な証拠からも、私はある人物が シンシアに違いないと決めつけていました。 途中で他のキャラを犯人っぽく見せる演出もあったのですが、そんなの 気にもせずに最後まで突っ走り、そして私が睨んだとおりのキャラが 最後に出てきて、「やっぱりお前が犯人かっ!」と思った刹那。 ………別のヤツが犯人として出てきました………(^^; 声を聞き分けて犯人と断定した私も私ですが、そのさらに上を行く 無茶な犯人を持ち出してきたこのゲームは凄いかもしんない(笑) しかし…一度も名前が出てこなかったキャラ(顔は出てきました)が 犯人というのは反則ではないだろうか…(^^; とにかく、今回は私の負けということにしておこう(笑) |