Milkyway
ブランド名 Witch ジャンル ラブコメAVG
発売日 2000.07.28 定価 \8,800
パッケージ 紙製パッケージ(228x167x42mm) マニュアル ブックレット
DISC容量 374.7MB、CD-DAなし
原画 瀬之本久史、真広雄海 シナリオ 悠月魅夜
音声 なし
インタフェース フルキーボードサポート 描画 Window・フルスクリーン両対応
セーブ箇所 99箇所 なし
おまけ CGモード、サウンドモード
対象属性 萌え、ウエイトレス、コスプレ、ギャグ、眼鏡っ娘、幼馴染み、妹、お兄ちゃん、
忍者、OL、ロリ
1プレイ時間 3〜4時間 お奨め度 7

レビュー
発売前から人気投票が異常に盛り上がってたり、けっこー注目を浴びて
いたこのゲームですが、私も例に漏れず咲夜萌え(笑)


マニュアルはブックレット。………何故っ(^^;
このゲームはA4ブックタイプのオールカラーマニュアルであるべきだっ。←何故(^^;

しかし、CD1枚にブックレットでこんなデカいパッケージか?(^^;
あ、初回特典でカードケースが付いてたんだっけ。…いらない…(^^;
つーか、厚紙製のすっげーちゃちなカードケース…(^^;
# でも、このデフォルメ倫はちょっと好き(笑)


絵の方は…実は言うほど萌えないんですよね(^^;
某所の人気投票で1位になった亜由美なんか、「なんでこのキャラが1位?」
と思ったり(^^; ぜーんぜん萌えないし…。
# どうも私はあの野暮ったい髪型が気に入らないらしい(^^;
##おもーい感じがするんですよね。

でもまあ、とりあえず咲夜ちゃんゲロ萌えなんですけど(笑)
千尋もけっこー好きですけどね。
# 当たり外れデカいというか…。
##好みの差がはっきりしているというか…。


インタフェースはキーボード操作OK。動作の方は、体験版ではけっこー重かった
のですが、製品版に修正ファイルを当てれば言うほどは重くないです。
メッセージを最速にして画像の特殊効果をOFFにすれば、それなりに遊べます。
ただ、BGMの切り替えが遅いんですよね。MIDIのハズなんですけど、なんで
そんなに時間かかるんだろ。まあ、BGMなしにすればいいんですけど、さすがに
それは寂しいですし(^^;

あと、ものすごい勢いでメモリを食いつぶしていくので、長時間プレイを続けて
いると重くなりそうですね。起動した瞬間30MBぐらい持っていくし(^^;
# CPU利用率は楽々100%(笑)

そして、ワンアクションでメッセージウインドウが消せなかったり、移動場所
選択画面でセーブできなかったりと、ちょっと片手落ちな感じもします。
# セーブ箇所、99箇所もいらんだろう(^^;

描画の方はWindow・フルスクリーン両対応。
BGM再生もDirectMusicを選択できますが、修正ファイルを入れないとノイズが
乗るそうです。


ゲームの方は、両親が経営している喫茶店を浪人して遊びほうけてる主人公に
一方的にまかせて夜逃げして、生活のためになんとか喫茶店を経営する話。
幼なじみの倫に相談したところ、コスプレ喫茶にリニューアルさせられる(^^;

で、幼なじみの倫ですが…なんで幼なじみが関西弁?(^^;
まあ、親が関西なのかも知れませんが…。引っ越してきたみたいですし。
しかし、その関西弁もなんか変(^^; 大阪弁と播磨弁がごっちゃになって、
さらに標準語もブレンドされてる感じ(^^;

オタク呼ばわりされて怒る倫。…どっからどう見たってオタクだろ(^^;
てゆーか、同人誌即売会に本出したりコスプレする時点で(^^;
# あ、倫自身はコスプレしてないか。
##はにゃ〜んはマズいだろう、はにゃ〜んは(^^;


システム的には移動場所選択+選択肢決定型アドベンチャーゲームで、
移動場所に誰がいるかは移動してみないとわからないという仕様。
…なんで同じ店内にいるキャラが、どこにいるのかわからんのだ?(^^;
レジからホール内なんて見渡せるだろう(^^;

さらに、移動場所選択画面ではセーブが出来ないので、移動してみて
誰もいなかったり、お目当てのキャラがいなかったら、ロードして
移動をやり直すという方法が採れないので、難易度は高め。
しかも、キャラの出現場所は日時によって固定ではなく、イベントの進度に
よって可変のようで、チャートもひじょーに作りづらいです。
これで移動場所が多かったらやる気なくします(^^;

あと、メッセージの表示方法がちょっと不親切。セリフもモノローグも説明文も
全て同じ表示なので、表示されているメッセージがセリフなのかモノローグなのか
全然分からない。しかもモノローグでけっこー会話調な文が出てくるので、
はっきり言ってかなり混乱します。

そして、Milkywayリニューアルオープンから半月ぐらいでだいたい全ての
キャラが出そろうのですが、その時点でもうほとんどどのキャラのシナリオに
入るかが決まっていたりします(笑)
全キャラが出そろって、そこからようやくどのキャラのシナリオに入るか
決めるようなイベントが起こると思ったら、違うんですね(^^;

7/7にリニューアルオープンして、7/26に千尋が入ってきてとりあえず全員
揃うのですが、その時点でいきなり選択肢が無くなります(笑)

そして突然みんなで旅行に行くことになり、帰ってきたらいきなりらぶらぶ(^^;
しかもほとんど盛り上がりもないままあっさり終わります(^^;
はっきり言って、不完全燃焼です。萌えきれません(笑)

ふつーは全員が揃った時点で前半が終わり、そこからヒロイン別の後半が
始まると思うのですが、このゲームの場合は7/7にリニューアルオープンする
までが前半、全員が揃うまでが後半で、それ以降はエピローグっぽい(^^;
ちなみに、7/7までの選択肢、ほとんど意味がありません(^^;


ストーリーの方は、基本的にドタバタコメディで進んでいき、全員が揃った
ところで旅行に行って、帰ってきたららぶらぶになって終わりですから、
感動とかそーいうのは期待してはいけません(笑)

まあ、各イベントはコミカルでテンポもいいですから読んでて楽しいです
けどね。しかし、咲夜ちゃんってばアクションデカくて楽しいですね。
もう登場シーンの驚いたときのリアクションで一撃粉砕されました(笑)
それに、なんか徹底的に被虐キャラだし(笑)
# 不幸部門を一手に引き受けてる感じ(笑)
##健気だ(^^;


ゲーム期間は約1ヶ月。ただ、メインは7/7にリニューアルしてからです。
セカンドプレイ以降はここから初めても問題ないのでわ。
ワンプレイは3〜4時間ぐらいかな。7/7から始めれば2時間程度でしょうか。


お奨め度としては、キャラ萌えの人はどうぞ(笑)
つーか、このゲームに他に何を求めるのさ(笑)

ただ、世間の評判ではCGはけっこーレベル高いということなのですが、私には
そうは思えませんでした(^^; たぶん原画はいいけど塗りが甘いとか、そーいう
問題だと思うんですけど。私はどうやら塗りの方に重点を置いているようなので。

このゲーム、ヒロインとの恋愛らぶらぶを楽しむゲームじゃなくて、コメディ
タッチな日常を楽しむゲームなんでしょうね。そう考えると喫茶店部分は
なかなか良くできているとは思います。異常に難易度高いけど(^^;


それと、このゲームをプレイした後でWindowsを終了して電源を落とそうと
思ったら、Windowsのロゴが出たまま固まってしまいました(^^;
もしかして、ヤバいことしてない?(^^;
# システム的には若干問題ありですな(^^;


らぶらぶになった後の展開がもう少し描かれていて、誰が何処にいるのかわかる
ようになって、システムがもう少し軽快になったら、もっと高い評価が出来たと
思えるだけに、ちょっと勿体ないですね。まあ現状でも充分楽しめることは
楽しめるのですが。
# あと、音声があったら…という意見も多いでしょうね(^^;


あと、WitchのWebサイトでは以前から追加シナリオを配布するとずっと
アナウンスされていたのですが、未だに配布されません(^^;



ロビーに戻る  レビュートップに戻る