忍ノ華 〜くの一姉妹の挑戦〜
ブランド名 AQUA HOUSE ジャンル おバカアドベンチャー
発売日 2000.05.19 定価 \8,800
パッケージ 紙製パッケージ マニュアル A5ブックタイプ
DISC容量 372.0MB、CD-DAなし、CD-ROM XA
原画 李KPA シナリオ
音声 女性のみフルボイス
インタフェース メッセージ送りのみキーボード可 描画 Window・フルスクリーン両対応
セーブ箇所 8箇所 なし
おまけ CG鑑賞、BGM鑑賞、Hシーン鑑賞
対象属性 バカゲー、くノ一、婦警さん、妹、巨乳、触手
1プレイ時間 約3時間 お奨め度 5

レビュー
おバカアドベンチャー第2弾忍ノ華 〜くの一姉妹の挑戦〜。
…あのー、「くの一」では「女」にならないんですけど…(^^;
# ゲーム中では「くノ一」と書かれているのですが、なんでタイトルだけ…。

1999年、開運戦隊巫女サンレンジャーでバカゲーファンを虜にしたアクアハウスの
おバカアドベンチャー第2弾ということで期待して買ってきました。


まずはパッケージですが、前作同様パッケージ裏に漫画のような物があります。
前作はこれだけでもかなり面白かったのですが、今回はちょっといまいちかな?
巫女サンレンジャーは無茶苦茶インパクトあったんですけど。


ゲームを起動するとメニューが表示されて曲が流れるのですが…この曲、
いろーんな怪盗アニメのパクりですね(^^;
イントロはキャッツアイですし、途中はルパン3世だし(^^;

インタフェースは基本的にマウスのみ。メッセージ送りはキーボード対応。
表示はWindow・フルスクリーン両対応。起動時に選択可能。

システム的にはマップ移動場所選択型のアドベンチャー。
ただ、移動できない場所にもカーソルが反応するんですが、クリックしても
無反応なのはちょっと(^^;
まあ、マップ移動先指定は数えるほどしかなくて、実はダンジョン移動(笑)
の方が多かったりするですが。


システム的にはまあ見た目問題ないのですが、根本的な問題が1点。
修正ファイルを入れない状態では、最後の敵が絶対倒せない(笑)
つまり、クリアできないんですね(^^;
私はゲームを始める前にこれを知って修正ファイルを入れたのですが、
知らずにプレイした人はつら〜い気持ちになったでしょうね(^^;

それとこのゲーム、私の環境ではある場所で百発百中落ちます(^^;
修正ファイルを入れても症状が変わりませんでした。
で、その場所がちょうどCGの重ね合わせの特殊処理をしているようなので、
エフェクトをなしにしたらなんとか進めましたが…なんちゅープログラム
組むかな…しかし…(^^;
もしプレイするときは、フルスクリーンでエフェクトなしにすることを
お奨めします(^^;

他にも、選択肢が出ているところでセーブすると落ちたり、かれこれ
10回は再起動したでしょうか(^^;
もーちょっとなんとかならんのか…(^^;


キャラクターの方は、ミケネコ団のくノ一たちがほとんど。
絵の方は…ちょっとクセがあるかしら。私はけっこー好きですけど。
やっぱ彩音ちゃん萌え(爆)
# 見た目とイメージ全然違いましたけど(^^;


シナリオの方は…すげー誤字多いですね(^^;
特に最後の方なんなか酷い有様。ロクにテストプレイもせずに出したという
雰囲気がひしひしと伝わってきます(^^;

あと、異常に顔文字や文字絵が多いのも気になります(^^;
「キョロ('' )( '')キョロ」とか「( ^_^)_旦~~ オチャドウゾ」とか、わざわざ
文字絵で書かんでもええわっ、という感じ(^^;


内容は、まあおバカアドベンチャー(笑)
ただ、巫女サンレンジャーほど徹底したおバカという感じはしませんね。
巫女サンレンジャーは最初っから最後までおバカでしたが(笑)、忍ノ華は
ちょっとまともな所もあったりして。まあ、基本的におバカですけど(笑)
# しかも最後は触手物だ(笑)

とりあえず、出てくるに忍法はおバカなのばっかり(笑)
忍法おにいちゃ〜ん、忍法何故こんな山奥に温泉が!?、忍法セー○ームー○(笑)
# プレイヤーや見ている人にはばればれなのに、登場人物にはばれない術
# らしい(^^;
##壱告堂(いっこくどう)の術…(^^;

テレ○ォンシ○ッキングにゆう○け・サンタ○リアが出たようなブーイング…
いいのか? それ(^^;
# 「大丈夫? おバカアドベンチャーだから死にはしないと思うけど」(笑)


で、とりあえずさくっとクリア…のつもりが、最後の鬼がどうしても倒せない(^^;
修正ファイルは入れたんですけど…。
仕方ないのでちょこっと前からやり直すと、今度はちゃんとクリア。
ワンプレイはいろいろあって4時間程度かかりましたが、すんなり行けば3時間は
かからないでしょう。1回のプレイでイベントは全て見られます。
CGの方は分岐でセーブして回収する必要がありますが。


お奨め度ですが、まあバカゲー好きな人にはお奨め出来るかな?
ただ、巫女サンレンジャーほど強くはお奨めしません。巫女サンレンジャーほど
インパクトもありませんし、笑いの質も落ちてる気がします。
てゆーか、巫女サンレンジャーは「戦隊物」という特性を余すところなく使い
きったという感じでしたが、今回は「くノ一物」「怪盗物」という特性をあまり
生かし切れていないような気がしました。テーマ的な問題かしら。
ラストをちょっと真面目にしてしまったというのもあるかも知れませんね。
# 巫女サンレンジャーはオチも強烈でしたし(笑)

まあ、内容的にはそれほど悪くないのですが、システム的に、というか、
プログラム的な問題でちょっと評価は下がってしまったのでした。

まあ、最後の敵が倒せないというのは、違う意味で笑えましたが(笑)
プレイする際には必ず修正ファイルを入れること(^^;
現在のバージョンは1.04のようです。



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