すいすいSweet | |||
---|---|---|---|
ブランド名 | Tactics | ジャンル | 恋愛アドベンチャー |
発売日 | 2000.10.27 | 定価 | \8,800 |
パッケージ | DVDタイプトールケース | マニュアル | B6ブックタイプ |
DISC容量 | 137.0MB+CD-DA=556.3MB、CD-DA20トラック オマケシーデー(仮) : 137.5MB+CD-DA=184.0MB、CD-DA1トラック |
||
原画 | 橘あかり | シナリオ | SAY |
音声 | なし | ||
インタフェース | フルキーボードサポート | 描画 | Window・フルスクリーン両対応 |
セーブ箇所 | 30箇所 | 歌 | あり(2曲、OP・ED) |
おまけ | 画像閲覧、音楽鑑賞 | ||
対象属性 | 学園物、純愛、幼馴染み、ウエイトレス、黒髪、ストレートロング、妹、お兄ちゃん、 リボン、金髪、ショートカット、紫髪、ストッキング、お団子、ロリ |
||
1プレイ時間 | 4〜5時間 | お奨め度 | 7 |
レビュー |
概要 |
ごく普通の学園生活を送っていた主人公。しかし次第に周囲の状況は変化して いき、そして…という、ごくありふれた学園恋愛物アドベンチャーです。 …だって、それ以外に書くことないんだもん…(^^; |
システム |
ゲームを起動すると、まず起動モードを聞いてきます。 勿論初回起動時のみです。これを毎回聞いてくるようなおバカなゲームは 生きる価値もありません(笑) インタフェースはフルキーボード操作可。 文字の色が白で、メッセージウインドウも白っぽいので、ちょっと メッセージが見づらい気もしますけど。 ちなみに、カーソルキーの←→でメッセージの読み戻しが出来るのもポイント 高いです。文字も大きくて読みやすいですしね。 # これで既読スキップがあればねぇ…。 描画はWindow・フルスクリーン両対応。動作も軽快でいい感じ。 ただ、1点だけちょっと問題が。それは、描画が若干遅いこと。 通常プレイしている分には全然気にならないのですが、メッセージスキップを すると絵が変わるところでかなり引っかかります。しかも、かなり頻繁に 絵が変わるので、あんまりスキップの意味が無いというか…。 セーブ箇所は30箇所。セーブ/ロードは随時可能です。 ただ、セーブ領域は30箇所なのですが、1ページ10箇所の3ページ構成に なっていて、最新の箇所を記憶してくれないので、3ページ目を使うときは 毎回ページ切り換えをしなければならないのはちょっと面倒。 1回間違って1ページ目に上書きしてしまってちょっとブルーになりました(^^; |
キャラクター・CG・音声・音楽 |
キャラクターは以下の通り。 常盤京香。主人公の幼馴染みで従姉、かつ、親分(笑) 現在は何故か心を閉ざしている。 常盤真琴。主人公の義妹。 有馬千秋。主人公の幼馴染み。本作品中唯一の料理音痴(笑) 宮下真帆。真琴の親友。内気で引っ込み思案。 城之崎遊美。主人公の天敵(笑)で、京香の親友。 祥子さん。大黒庵で働くアルバイト。酒乱(笑) 絵の方は、なかなか可愛らしい絵で結構好み。 マニュアルのキャラクター紹介の絵を見てちょっと心配になっていたのですが、 本編では綺麗でちょっと安心(^^; ただ、ちょっとポーズが変わると絵が崩れているような所も見受けられますね。 ウインクしてるとことか、とても可愛いとは思えないのですが…(^^; # 立ち絵とイベント絵で別人だったりするし(^^; でもまあ、可愛いから許す!(爆) ということで、真琴萌え〜。 音声はなし。やや寂しいかも。 音楽の方は、なかなかしっかりした曲が多くて場面場面をうまく盛り上げて くれます。一部、どこかで聞いたような曲もありますけど(^^; ゲームを開始するとまずプロローグが始まります。このプロローグ、いつもの Tacticsらしくごっつい抽象的(^^; いきなりこんなん突きつけられてもなーんも 意味わからんっちゅーねん(^^; で、それが終わるとオープニングアニメーションが流れるのですが…度肝を 抜かれました。オープニングソングの一番最初の歌詞、「パヤ パヤパヤ」。 …なめてんのか?(笑) プロローグの雰囲気はいったい何だったんだ(^^; このゲームって、やっぱりタイトルから想像できるとおりふざけてるんだ…(^^; # ゲームのアイコンもふざけてるし(^^; 歌の方はそのふざけた歌詞がいくつかある以外はまあそこそこいい感じ。 で、問題は絵の方ですが…なんか、顔のバランスが…(^^; 確かにある特定のアングル(パッケージとかサンプルに使われているアングル) の時はけっこー綺麗に見えるのですが、ちょっとアップになったり向きが変わる と途端に顔が崩れてる気がする(^^; 先行き不安になりました(^^; # 本編でも、アングル変わると若干崩れたりもしますが、それほどでなくて # 良かったです。 あとエンディングの歌ですが…キー高すぎ。死にそうになってますよ?(笑) |
シナリオ・プレイ感 |
ゲームの方は、何となく毎日を過ごしている主人公の周りで、何故か突然 女の子達が積極的になってきて、なんとなーく流されて誰かとくっついて しまうというだらだら恋愛ストーリー(笑) なんでこんな風に書くかというと、いつの間に恋人になったのかが全然 わからないからです(笑) 私は最初は真琴らぶ☆だったのですが、途中から全然出てこなくなり、 変わって京香さんに何があったのかが気になってずっとそれを解明する ような行動をしていたのですが、何故か最後に結ばれたのは遊美でした(^^; まあ、途中から遊美がらみのイベントばかり起こるようになっていて、 アイキャッチも遊美の絵ばかりだったのでもしかしたら…と思っては いたのですが…(^^; ゲームの方はは章立てで進みます。各章の途中でイベントの切れ目に アイキャッチが入ったりしてなかなかいい感じ。 話の方はちょっと起伏に欠ける気もしましたがまあなかなか面白く、 キャラクターも魅力的に描かれていてなかなかいいとは思うのですが、 ちょっとラストの方の展開が唐突過ぎる気がしますね。 京香さんの過去について調べていたのに、章が変わったらいきなり遊美と 付き合ってることになってたりとか。私はその直前で「京香さんが好きだ」と はっきり言ったはずなのですが…(^^; そして1つだけヘビーなイベントがあって、その後らぶらぶ急展開で終わり。 もーちょっと引っ張って欲しかったかな? という感じです。 まあ、そのヘビーなイベントでかなり胸を締め付けられるような切ない気持ちに なったので、それ以上にキツいのが来るとかなり応えますが(^^; # 「最後まで聞く」なんて選択しなかったら良かった(T_T) 他のシナリオもだいたい似たような展開なのですが、真帆シナリオはちょっと 風変わりだったかも? 真琴と真帆は親友な訳ですが、真琴は最初から主人公に らぶらぶ。そんな所に主人公と真帆が急接近したら…(笑) # なんか、真琴がすっごいヤな奴になってる気がするんですけど(T_T) |
プレイ時間・難易度 |
ワンプレイは5時間程度。イベント1つ1つは短めで、テンポもいいので サクサク進む印象があるのですが、イベントがぶつ切りになったり、章が 変わるといきなり急進展していたり、ちょっと強引な気もします。 難易度としてはそんなに高くない…と思うのですが、最初、思った通りに 進められなかった私が言っても説得力ゼロ(笑) 選択肢の効果がいまいちわかりづらいですね。 選択したのと逆の結果になっていたりすることもありますし…。 |
総評 |
お奨め度は、結構お奨め。飛び抜けて凄いというところはないんですけど、 纏まっていてそこそこ遊べるって感じ。 特に泣けるような話はなかったのですが、遊美シナリオのラストはかなり ヘビーでイタかったです(T_T) # ただ、これが無かったら私はこのゲームをこんなに高評価はしなかったの # ではなかろーかってぐらいインパクトありました(^^; ただ、やっぱりラストの方の飛び飛び&ちぐはぐな展開が気になりますね。 それと、Tacticsお得意の抽象的な表現も鼻につきます。 特に京香シナリオのラストの方の主人公と京香の会話なんて、なんかもう 殆ど哲学って感じ(^^; とても日常の会話とは思えない…。 あと、誤字と矛盾が多少気になりますね。あからさまに仮名入力のミスタイプと わかる誤字とか(私もよくやるからわかる(笑))、受けたことのある先生の授業を 受けたことがないと言ったりとか。 イベントの急展開や整合性も含めて、もうちょっと練り込めばいいゲームに なったんじゃないかなー、と思います。まあ、並み以上ではあると思いますが。 # 久しぶりです。こんなに切ない気持ちになったのは(^^; とりあえず、タイトルとオープニングはあんなにふざけた感じなのに、本編は 結構真面目に作ってあって、ちょっとびっくりしました(笑) 最後に。京香、あれだけ頑なに心を閉ざすからさぞや深井理由があるだろうと 思っていたら、そんなんか!3(^^; # この駄々っ子ヘタレ野郎(笑) ←暴言(^^; ところで、おまけCDの方に壁紙が入っているのですが…あのー、メニュー から選べる壁紙、No.6がないんですけど…(^^; # 何か出現条件でもあるのだろーか(^^; |