妖淫の館 | |||
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ブランド名 | BLACK PACKAGE TRY | ジャンル | ノベル式アドベンチャー |
発売日 | 2000.10.27 | 定価 | \8,800 |
パッケージ | 紙製パッケージ | マニュアル | B6ブックタイプ |
DISC容量 | 264.5MB+CD-DA=616.7MB、CD-DA13トラック | ||
原画 | 藤原秋久 | シナリオ | 三波雄 |
音声 | ヒロインのみあり | ||
インタフェース | フルキーボードサポート | 描画 | Window・フルスクリーン両対応 |
セーブ箇所 | 36箇所 | 歌 | なし |
おまけ | CG鑑賞、シーン回想、音楽鑑賞 | ||
対象属性 | 鬼畜、凌辱、幼なじみ、お嬢様、赤髪、眼鏡っ娘、お下げ、カチューシャ、 ショートカット、レズ、ストレートロング、巨乳、メイド |
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1プレイ時間 | 1〜2時間 | お奨め度 | 5 |
レビュー |
マニュアルはB6サイズのブックタイプ。 絵の方は…けっこークセがありますね(^^; 強いて言うなら雪乃萌え…かなぁ。しかし、この娘がとても絶世の美女とは 思えない(^^; 主人公の美的センスっていったい…(笑) # メイドの百合香の方がはるかに萌え(笑) インストーラがとても親切で好感が持てます。当然キーボード操作可能。 ゲーム本編も当然フルキーボードサポート。メッセージ送りはEnterでも Spaceでも出来ますし、メニューを出すのはESCでも0でも出来ますし、 選択肢のカーソル移動はテンキーでもカーソルキーでも可能。 描画はWindow・フルスクリーン両対応で動作も軽快。メッセージ速度の 調節も何段階にも細かく設定できて、メッセージスキップの種類も数種類の 組み合わせから選択可能。セーブ箇所も36箇所あって充分。もちろん ゲーム中のいつでもどこでもセーブ/ロード可能。マウスカーソルの制御も 設定可能。当然のようにバックログ機能も搭載。ルートマップ表示機能もあり。 相変わらずBLACK PACKAGEのシステムはばりばり最強No.1ですな(笑) ゲームの方は、財閥に生まれた双子の弟である主人公。しかし、弟で あるがためにずっと地下に監禁され、世間には存在していないかのように 育てられた。しかしある日、飛行機事故で親が亡くなり、兄も怪我を負う。 そのときに主人公は解放され、さも兄が無事に帰ってきたかのように 振る舞わされる。そしてそれからは主人公が表舞台に立ち、かわりに兄を 地下に閉じこめる。そして、主人公の復讐が始まる…という感じ。 システム的には、メッセージ半画面表示型のノベルタイプ。 ウインドウの半分から下にメッセージがスクロール表示されるタイプです。 スクロール表示が鬱陶しい場合はスクロールOFFにも出来る親切設計。 選択肢もいくつかありますが、片手で数えられる程度で、全ての選択肢が シナリオの分岐に繋がっています。このあたりのシナリオの繋がりは ルートマップでいつでも表示できます。至れり尽くせりですね。 主人公は、地下に閉じこめられている間ずっと本を読んでいたということで かなり頭が良く、何故か喋りも演技も得意です(笑) # 閉じこめられてたのに外交が得意なのか?(^^; そして話を進めていくと…ちらほらと誤字が出てきて、トドメにメッセージと 違うキャラクターの絵が表示されたり(^^; なんかいきなり話し方が変わったなーとか思いましたよ(笑) ストーリーの方は、基本的にはヒロインを自分の奴隷に調教する話。 最初の選択肢で調教対象の3人のシナリオに分岐します。 話の方はただひたすら調教していくだけなのですが…問題は、従順に なっていく過程がいまいちきっちり描かれていないということ。 ゲーム中では3〜4回しか調教してないのに、いきなり奴隷同然になって たりしますし(^^; # ゲーム的には1ヶ月とか半年とか経ってるんですけどね。 しかもヒロインの1人は最初から調教済みの状態ですので、ほとんど 面白味がない(^^; で、ラストはなんかもう何のオチもなくお約束のように終わりますし、 はっきり言って私は面白みを感じませんでした。まあ、もともとこーいう 作品はあんまり好きではないというのもあるんでしょうけど。 ワンプレイは1時間半程度でしょうか。結構短めですね。 メインヒロインは3人で、各シナリオでちょこっと分岐してますから、 コンプリートには6時間というところでしょうか。まあお手軽です。 お奨め度は、簡単お手軽に陵辱系シナリオを楽しみたい人にお奨め。 ルートマップが用意されていますし、元々選択肢なんて数えるほどしか なくて、全ての選択肢で話が分岐するシステムですから、難易度は 極めて低いです。 ただ、先述したとおりヒロインがだんだんと堕ちていく過程はあまり 描かれませんので、調教物を期待している人は避けた方がいいかも 知れません。 |