コンディション・ブルー | |||
---|---|---|---|
ブランド名 | Petit Pack | ジャンル | 恋愛アドベンチャー |
発売日 | 2001.03.09 | 定価 | \8,800 |
パッケージ | 紙製パッケージ | マニュアル | B6〜A5ブックタイプ |
DISC容量 | 194.9MB+CD-DA=434.0MB、CD-DA12トラック | ||
原画 | JIAN | シナリオ | 九頭竜坂瞬 |
音声 | ヒロインのみあり | ||
インタフェース | フルキーボードサポート | 描画 | Window・フルスクリーン両対応 |
セーブ箇所 | 36箇所 | 歌 | なし |
おまけ | CG GALLERY、MUSIC MODE、ADDITION(イベント回想) | ||
対象属性 | 純愛、メイド、未亡人、ショートカット、ストレートロング、ボブカット、ストッキング、 オーバーニーソックス、レズ、お下げ、リボン、姉妹丼、母娘丼 |
||
1プレイ時間 | 1〜2時間 | お奨め度 | 6 |
レビュー |
マニュアルはB6?サイズのブックタイプ。A5かも。 なんとなく中途半端なサイズ(笑) マニュアルを見ていると、動作環境がOSによって違っているのが印象的です。 そりゃ、同じマシンでもWindows95とWindows Meでは桁違いに重さが違います からねぇ。 絵の方は、ちょっとクセを感じますが、まあなかなか。 ちょっと起伏のない能面に思えますけど、独特の軟らかい雰囲気が出ていて 私は結構好きかな。髪の毛の描き方も独特ですね。 インストーラは音声ガイダンスも付いた簡単操作のもの。 まごうことなきBLACK PACKAGE系のシステムですね。 インタフェースはフルキーボードサポート。 描画はWindow・フルスクリーン両対応。動作は極めて軽快。 セーブ箇所は36箇所。セーブ/ロードは随時可能です。 ゲームの方は、旅行会社のツアー企画担当である主人公は、新たな ツアーを組むための調査でペンション「グリューネ」を訪れる。 そこで出会った従業員達と接するうちに主人公は…という話。 システム的には移動場所選択型のアドベンチャー。 移動場所は全部で7箇所。イベントが発生するところにはマークが付くの ですが、誰がいるのかまではわからない仕様です。 ヒロインは5人ですが、1人を除いてペアになっていて、それぞれ途中まで 同じルートで進行します。 そして、このゲームの特徴として、女の子達と会話していく中で、ツアーの 売りとなりそうな情報がキーワードとして入手できます。 最終的にはこの入手したキーワードで、ツアーの内容が決定するという 仕組みです。 あつめたキーワードによって最終的なツアーの種類は8種類。それぞれに チラシを作成するのですが、全てのチラシを集めるとおまけが1つ増えます。 ただ、このキーワードを集めるというのがいまいち表に出てこないのと、 チラシを集めるのは単純におまけを増やすためだけで、企画したツアーの 内容が描写されたり、それによってイベントが変わるということもありません ので、何のためにチラシを集めるのかその意味がよくわかりませんでした。 どうも、企画段階ではツアーを組んだ後の話もあったということを聞いたの ですが、企画倒れになったのでしょうか? ストーリーとしては、ペンションで過ごすうちに女の子達の悲しい過去を知り、 それをなんとかしようと主人公が考えを巡らせるという展開なのですが… …最後の展開、急すぎ(^^; 今までほのぼのとした話が続いていて、なんの予兆もなくいきなりそんな ヘビーな設定を持ち出されても(^^; それに、主人公の目的って、いちおーツアーの企画を立てることでわ? なんか、女の子を追いかけ回してばかりのような気がするのですが(^^; # まあ、描かれていないところで必死に頑張っていたのかも知れませんが(笑) それと、イベントの矛盾が気になりますね。 響さんと一緒に蒼とは逢ってるのに、蒼と一人で逢ったときは初めて逢った ような反応をしたり、蒼と一緒にいるのに稀と一緒に笑ったり…。 修正ファイル、入れたんですけどねぇ。 ゲームは6月4日の月曜日から始まります。見事に2001年のカレンダーです。 これはリアルタイムでプレイしろということでしょうか(笑) ゲーム期間は1週間+α。ワンプレイは1〜2時間程度。かなりお手軽です。 お奨め度としては、簡単お手軽に癒し系の純愛ストーリーを楽しみたい人に お奨め。ただ、誰がどこにいるかわからないために若干難易度は高いかも 知れませんが。 もう少しツアーの企画を立てる部分(キーワードを集める部分)をストーリーに うまく絡めて、展開もあまり唐突にならないように工夫すれば、それなりに 楽しめるゲームになったのではないかと思えるのが残念です。 |