女神さま☆にお願いっ!! 〜真夜中の冒険者〜 | |||
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ブランド名 | すたじお緑茶 | ジャンル | 学園+冒険AVG |
発売日 | 2001.12.14 | 定価 | \8,800 |
パッケージ | 紙製パッケージ(155x225x50mm) | マニュアル | A5ブックタイプ |
DISC容量 | Disc1 : 587.9MB、CD-DAなし Disc2 : 127.4MB+CD-DA=357.3MB、CD-DA12トラック すぺしゃるCD : 7.9MB、CD-DAなし |
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原画 | 村正たてお | シナリオ | 嵩夜あや、氷雨こうじ |
音声 | あり、大代ゆうひ、高縞かない、綾川りの、瀬蓮、カンザキカナリ、樹河ほのか、 成瀬未亜、姫羅翔子 |
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インタフェース | メッセージ送りのみキーボード可 | 描画 | Window・フルスクリーン両対応 |
セーブ箇所 | 20箇所 | 歌 | あり(2曲、OP・ED) |
おまけ | GraphicMode(CGモード)、Re-Collection(シーン回想モード)、URL宝箱、 MusicMode(音楽鑑賞モード)、Secret of Ryokucha(緑茶のひ・み・つ★) |
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対象属性 | 学園物、ギャグ、コメディ、探検、女神、紫髪、カチューシャ、茶髪、ショートカット、 ロリ、眼鏡っ娘、体操着、ブルマ、銀髪、ボブカット、猫耳、金髪、リボン、メイド、 オーバーニーソックス、ロボット、人形、オートマータ、バニー、緑髪、ショートパンツ、 ストレートロング、黒髪、白衣、ヘアバンド、赤髪、お兄ちゃん、お下げ、ツインテール、 魔女っ娘、魔法少女 |
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1プレイ時間 | 5〜6時間 | お奨め度 | 6 |
レビュー |
概要 |
女神に加護された宝盛学園。そこに眠る伝説の秘宝を求めて転向してきた 主人公。そんな主人公の元に一緒に冒険をしようと集ってくる女の子達。 果たして主人公は、伝説の秘宝を手に入れることが出来るのか…という 学園生活+迷宮探検アドベンチャーゲーム。 …えー、この説明だけではとっても真面目なゲームに思えるかもしれま せんが、スラップスティックアドベンチャーということで、基本的に ギャグです。キャラクターの方も、一癖も二癖もあるキャラ揃いです。 パッケージを開けると「ふふふ………開けたね?」という文字が(^^; ちょっとびびった(^^; # 「のーこん そのいち」「のーこん そのに」(笑) |
システム |
インタフェースはメッセージ送りのみキーボード可。 メッセージスキップは未読/既読判別・強制共にあり。バックログはなし。 メッセージスキップはやや動作が遅く、ちょっといらいらするかも。 描画はWindow・フルスクリーン両対応。動作の方はやや重め。 画面表示を速いの設定にすれば、まあ問題ないレベル。 ただ、他のWindowにフォーカスを移すたびにリークしてるっぽいですね。 何度もフォーカスを写しているとちょっぴり大変なことになります(^^; セーブ箇所は20箇所。数としてはまあこれだけあれば足りると思います。 セーブ/ロードはイベントシーンなら随時可能です。 …移動場所選択時や、選択肢決定時にはセーブ出来ません…(T_T) システムは選択肢決定型&移動場所決定型のアドベンチャー。 あと、冒険中に誰に相談するかを決定します。 戦闘なども全て選択肢で決定しますので、RPG的な要素などはありません。 |
キャラクター・CG・音声・音楽 |
キャラクターは以下の通り。 佐倉香梨奈。頭脳明晰、運動神経抜群、ただし戦闘はてんでダメ。 一見優等生だが実は結構乱暴(笑) アイスクリームに目がない。 世界の文化遺産巡りが趣味(笑) # し、渋いな…香梨奈…(笑) 宮内美智子。ノーコン魔法使い(笑) 「やっぱ大人しい子には眼鏡ッスよ…ハァハァ」(笑) # 「杖を出すのに呪文とかいらないのか? テ○マクなんとかとかレ○ーズとか」 # 「私はパン○ルほにゃほにゃの方がいいな」(笑) ##「いつの間にか会話が伏せ字だらけだ」(笑) リディア。不老不死の呪いをかけられた少女。むしろばばぁ(笑) 本名はもっと長ったらしいらしい。ラストに出てきたけど忘れた(^^; # 「年増趣味」「せめてロ○コンって云ってくれ」「年増趣味で、ロ○コン」(笑) ##「誰もルパ○の声が古川登○夫じゃなきゃイヤだなんて云ってないぞ」 ##…リディア、お前、マニアだろ(笑) 麗花。ノーコンロボット(笑) へたな人間より人間っぽいオートマータ。ただし、陽電子砲装備(^^; # 汎用人型決戦兵器らしい(^^; 女神。やたら軽いノリのお茶目さん(笑) 迷宮を作り出した張本人。ちなみに、信者はいないらしい(^^; # 「とほほ…あんな女神様がくれる力って一体なに…?」(笑) ##「孝史くん、神様泣かせた」(笑) 榊叶絵。学校の保健医。自己陶酔病(笑) 朝になったらけが人が大量生産される学校。「私の転職だわ」(笑) # あんたが医者行けよ(笑) ##「脱水症状で倒れた患者なんて面白くない」「何考えてんだ、あの変態 ##ドクター」(笑) 絵の方はやや垂れ目の可愛らしい感じですね。どのキャラも魅力的でいい ですね。香梨奈や美智子は言うに及ばず、麗花も破壊力デカいですし、 リディアなんか、一見素っ気ないけど実は無茶苦茶可愛いし(^^) 榊先生や女神様もめちゃめちゃいい味だしてます。 ということで、水原さん萌え。←サブキャラかい(^^; # ジェニファー萌え? ←イロモノ(笑) ただ、確かに絵自体はいいのですが、立ちキャラ絵のバリエーションが少ない ですね。香梨奈はいくつかパターンが用意されているんですけど、他のキャラは いつも同じポーズという印象が強いです。特に麗花。 表情はある程度変わってなかなか見ていて楽しいのですが、ポーズ自体ももう 少しバリエーションが欲しかったですね。 あと、迷宮探索時には仲間になっているキャラのフェイスウインドウが表示 されるのですが、この表情はバリエーション豊かでころころ変わるので見ていて 非常に楽しいですね。目の幅涙の絵がらぶりー(笑) 音声の方は個性的なキャラクターのイメージを崩すことなく、自然に馴染んで いる感じですね。麗花の舌っ足らずボイスはなかなかに破壊力デカめ。 # 好き嫌いあるかとは思いますけど…。 演技の方も問題なし。リディアはなかなか難しいキャラクターだと思うのですが、 見事に演じきられていますね。 あと、サブキャラの方も見事に作品を盛り上げてますね。女神、いい味出しすぎ(^^) さかりちゃん(笑)もとってもステキです。 音楽の方は曲数はそれほど多くないのですが、まあゲームの雰囲気に合った 曲が使われていていいのではないでしょうか。 ただ、BGMをCD-DAで再生する際、一番ドライブ番号の若いドライブにDISC2を 入れないとBGMが鳴らないようですね。 あと、特筆すべき点としては、音声のボリュームがバラバラなこと。 特にエンディングソングは録音レベルが低くてそのままの音量ではほとんど 聞こえませんでした。 かと思えば、通常シーンではたまに音割れてたりしますし…。 せっかく良質な演技の音声が揃っているのですから、このあたりもしっかり して欲しかったですね。ちょっと勿体ないかも。 |
シナリオ・プレイ感 |
ゲームを開始すると、プロローグの後にオープニングアニメーションが流れます。 まず歌の方ですが…微妙ですねー(笑) ポップな感じでなかなかいいのですが、 歌がちょっとアレ(^^; 歌ってるのは香梨奈役の方ですね。 曲の方も、ちょっとストリングの音が勝ちすぎている気もします。 絵の方は、基本的には静止画なんですが、効果を上手く使っていてなかなか 躍動感溢れる出来になっていると思います。 ゲームの方は、昼間は学校に通いつつ、夜は仲間と一緒に最上階にある 伝説の秘宝を目指す…という話。 # 「上手く行ってないのか…夜の生活の方は」(笑) ストーリーは基本的にコミカルに進みます。いや、むしろギャグです(笑) スラップスティックアドベンチャーということで、シュールなギャグや ナンセンスギャグも満載です。 イカスミアイス…「フランスの香りがする」…何故にフランス?(^^; 「たまには意外な展開を見せないと、プレイヤーが飽きるだろう?」 …そりゃどーも(^^; 「これがギャグじゃなかったら死んでたぞ!」「ほんと、ギャグキャラで 良かったですよね」…お約束ですね(笑) その下で卒業式の日に死闘を繰り広げた二人は永遠の友情で結ばれる 伝説の樹…ヤな伝説だ(笑) 「凄すぎてお見せできません(笑)」…うわ、見てみてー(^^; 「大変なことになっていますしばらくお待ち下さい(笑)」…気になるー(^^; 「このゲームはジェントルなエロゲーなので、覗くというコマンドは 出ない」…一部の人は暴れたでしょうねー(笑) 他にもパロディ要素も満載です。伏せ字、多いです(^^; 「妹が12人くらいいるのか?」「いねぇよ」「そいつは残念だな…」(笑) 「じゃあ、妹が不思議なカード集めをしてるとか…」「してねぇよ」(笑) # もっと妹ネタで引っ張って欲しかった(笑) 朝っぱらの通学路で悪の笑いがこだまする(笑) # お呼びとあらば即参上?(^^; 師匠のインベーダーキャップに誓った究極の指技…(笑) てゆーか、その師匠は誰だ(^^; 「エイエンはあるよ…」…それは反則だろう(^^; # それはまずいって…いろいろと(笑) 「トマトが赤いのも時計が右回りなのもキアヌ・○ーブスが ホモなのも全部あたしのせいなんだからぁっ! え〜んっ!」 …最後のはヤバくないか?(^^; まあ、こんな感じで各所にギャグが詰め込まれています。 ただ、テキストは、一部回りくどいですね。 「お前、変なこと言うヤツだな、お前」とか。 それと、一部文字とセリフが微妙に違いますね。 「コンピューター」を「電子頭脳」と言ってみたりとか、表示は「魔道士」 なのにセリフでは全て「魔術師」だったりとか。 あと、一部シナリオの不整合も見られますね。 一日中一緒に掃除してたのに、夜に逢って開口一番「今日も一日中寝てたの?」 ってのはどうかと思うのですが(^^; # 「香梨奈の生足が見える!?」…って、学校でいつも見てるだろ(^^; で、前半から中盤にかけては、バカなことやりながらもパーティーの絆が 深まっていく過程が描かれていて、ギャグとシリアスのバランスもなかなか 良くて楽しめたのですが、終盤、ヒロインとの個別シナリオに入った瞬間に 雰囲気ががらっと変わります。 いきなり、対象ヒロイン以外出てこなくなります(^^; # シナリオによっては出てきますけどね…。 今まであれだけ仲良く冒険していたのに、あまりにも唐突すぎ…。 しかも、今までは1つのフロアを攻略する過程を丁寧に描かれていたのが、 ここに来ていきなりほとんど描かれなくなります。 かといって、そのヒロインとのシナリオが展開するというわけでもなく、 単にサクサクと進んでいるだけ。最後にちょっと盛り上がりはありますが、 ホントに最後だけで、非常にあっけなかったです…。 ただ、エンディング手前のラストシーンは、かなり萌えました。 特にリディア。つーか、可愛すぎ(T_T) こーいう展開をもっともっときぼー。 |
プレイ時間・難易度 |
ゲームは9月19日の水曜日から始まります。 ゲーム期間は約1ヶ月半。 ワンプレイは5〜6時間でしょうか。やや長めかも。 ただ、テンポよくサクサクと進むので、プレイ中はそーんなに長いとは 感じませんでした。 難易度ですが、難易度自体はそれほど高くないと思うのですが、突然死の 選択肢が結構あるのと、選択肢の出ているところでセーブできないという 仕様がちょっといやらしいですね。こまめにセーブした方が吉。 あと、普通にクリアするだけなら突然死さえ回避すればまあそれほど 難しくはないのですが、コンプリートしようと思うと難しいです。 というか、普通にプレイしていてはコンプリートは出来ません。 メーカのサイトから修正ファイルを入れないと、見られないイベントが あるのです。いやぁ、さすがにこれはなかなか気付きませんでしたよ。 ………バグじゃん!(笑) |
総評 |
お奨め度ですが、コミカルなノリのゲームが好きな人にはお奨め。 随所に程良くギャグが散りばめられていて、キャラクター同士の 掛け合いも面白いのでなかなか楽しめると思います。 基本的にはギャグではあるのですが、ベースの設定やストーリーは結構 しっかり作られているので、安心してプレイできますね。 ただ、やはりヒロイン個別シナリオに入った時に他のキャラクターが 一切絡んでこなくなるという点と、そこからがあまりにも短くてほとんど 萌える暇がないというのが残念です。もう少し個別シナリオに入ってからも 話を引っ張って、ラブラブいちゃいちゃな展開を見せて欲しかったですね。 リディアのラストなんか、無茶苦茶萌えましたし。 この点と、あと選択肢の出ているところでセーブ出来ない、バックログが ない、先頭のCD-ROMドライブにCDを入れないとBGMが鳴らないなど、 システム的な問題がなければ、かなりいい作品になったかと思うと残念です。 あ、ちなみにゲーム中の特定ルートで出てくる宝箱に入っている 「ゆーあーるえる」を手に入れることによって、メーカのサイトから 壁紙がダウンロードできるようになります。 なので、ネットワーク環境があった方が、ちょっぴりお得です。 最後に。「辛いよ〜、甘いよ〜」…香梨奈、可愛すぎ(笑) |