ミッションスレイブ 拷問遊戯
ブランド名 mischief ジャンル 拷問SLG
発売日 2001.02.23 定価 \8,800
パッケージ 紙製パッケージ マニュアル A5ブックタイプ
DISC容量 412.4MB、CD-DAなし
原画 M・I・E シナリオ 犬川狂児
音声 ヒロインのみあり、
寧々、上水桜、松嶋永遠子、若葉千歳、永福小町、浜田山カイト、仲路未花
インタフェース フルキーボードサポート 描画 Window・フルスクリーン両対応
セーブ箇所 16箇所 なし
おまけ CGモード、回想モード、BGMモード
対象属性 鬼畜、凌辱、調教、アイドル、ロリ、ピンク髪、眼鏡っ娘、お下げ、金髪、道着、
ショートカット、赤髪、ストレートロング、ネットアイドル(笑)
1プレイ時間 2〜3時間 お奨め度 6

レビュー
「これが噂の拷問パネルだ!」…噂になってたんですか?(^^;
「業界騒然の拷問ゲー登場!!」…騒ぎにまでなっていたのですね…(笑)


マニュアルはA5サイズのブックタイプ。
ビジュアルアーツ系のいつものマニュアル(笑)
# しっかりした紙を使っていて、半分がトラブルシューティング集。

絵の方はパッケージのサンプルではなかなかいいんですけど、マニュアルの
キャラクター紹介ではちょっと落ちるかも(^^;


インタフェースはビジュアルアーツ系らしく、マウスカーソルのキーボード
エミュレーションによってフルキーボード操作サポート。

描画もWindow・フルスクリーン両対応で、動作はそこそこ軽快。

セーブ箇所は16箇所。セーブは会話中にのみ可能で、キャラクター選択中や
拷問中には出来ません。(ロードは随時可能です)
セーブ箇所の数としては充分な数でしょう。それほどセーブ/ロードが
必要なゲームではないと思いますし。

最近のビジュアルアーツ系のゲームには珍しく、メッセージ履歴表示機能は
付いてないんですね。てゆーか、既読メッセージスキップ機能も付いてない。
まあ、シミュレーションゲームですから必要ないのかも知れませんが、同じ
メニューを何度も繰り返しますから、既読スキップ機能はあった方がいいかも。



ゲームの方は、最近各地で起こっているデモ & テロ。その中心となる
スパイ組織「アトミックレディ」のメンバー3人が捕まり、優秀な尋問官で
ある主人公に尋問が依頼される。
主人公はその3人を尋問という名の拷問にかけつつ、テロの目的や
首謀者について考えを巡らせる…という話。


システム的には拷問メニュー選択型のシミュレーションゲーム。
各キャラクターには体力・苦痛・悦楽・心の4つのパラメータがあって、
体力が0になるまで拷問が可能です。そして、拷問をすると苦痛と悦楽が
上がっていき、それぞれの値が10上がるごとに心のパラメータが上昇
します。この心のパラメータが100になったら、そのキャラクターは
知っていることを話してくれます。

拷問メニューは8種類あって、それぞれ体力消費とパラメータ上昇が
異なります。また、キャラクターによってもその増減値は異なっている
ため、キャラクターに最適の拷問メニューを探すことが必要になります。
# パッケージには9種類と書いてあるのですが…「休憩」か「拷問終了」も
# 数に入っているのでしょうか。

そして、この拷問メニューは同じメニューを連続して行うことによって
値の変化量が変わってきます。くすぐりを連続して行うとどんどん苦痛の
パラメータが上がるようになったり、スパンキングを連続して行うと
最初は苦痛しか上がらなかったのが悦楽も上がるようになったり。

ただ、この連続拷問は途中に別のメニューを挟んでしまうと処置の状態に
戻ってしまうので、やるときは徹底的にやる必要があります。

…しかし、悦楽がどんどん上がるようになっている状態で、別のメニューを
挟むと悦楽は全然上がらなくなってしまうというのは…(^^;
# 一気に醒めるのか?(^^;


ストーリー的には…ひたすら女の子を拷問して喋らせるだけなんですが(^^;、
その間にも各地でテロ計画は進行していて、なんとかその実体を掴もうと
する主人公が描かれていて、若干推理物の要素もあるのかな。
まあ、基本的に拷問して口を割らせて情報を聞き出すのがメインですが。


キャラクターは最初に捕まっていて拷問の対象になるのは3人。

アイドルのミユ。すっげぇロリキャラ(笑) この娘を18歳以上というのか(笑)
しかも、過去に襲われた経験があり、そのときのシーンが回想されるの
ですが…そのシーンでも18歳以上と言い切るのですか?(笑)
# アトミックレディの構成員は「幼い少女たち」と書かれていますが…(笑)

ネットアイドルのナオミ。眼鏡っ娘。
ナオミが捕まったことによって、全国のイタい人たちが立ち上がります(笑)

格闘家のサラ。力業担当(笑)
組織の破壊工作員ということですが…基本的にコンピュータを利用した
サイバーテロがメインな中、実力行使ですか(笑)

この3人の他にも拷問対象のキャラはいるのですが、ネタバレになりますので
ここでは控えておきますね。


絵の方はパッケージのサンプルどおり。一安心(笑)
なかなかいい感じですね。

とりあえずやっぱナオミ萌え。眼鏡っ娘でネットアイドルだし(笑)
# 理由になってない(^^;

ミユもすっげー可愛いんですが、ちょいとロリ過ぎかも(^^;

でも、ホントに一番も絵なのは…オペレータB(笑)
このキャラ、声だけで顔は出てこないんですが(笑)、あの緊迫した状況の中
あれだけとぼけた喋り方が出来るというのが素敵すぎます(笑)
# 「サブシステム、起動だぞぉ」(笑)


上記の通りこのゲームは音声ありなのですが、どのキャラクターもなかなか
声がマッチしていていい感じでした。ただ、あるキャラとあるキャラは密接に
関係していて、そのキャラの声はどうするのかなーと思っていたのですが、
全然違う人がやっていてちょっとがっかり。
どうせなら同じ人が演じて欲しかったかも。


ゲーム期間は21日間。…ですが、全員の心のパラメータが100になれば
拷問は終了になりますので、実際はもっと早く終わるでしょう。
早ければ10日目ぐらいに拷問終了するキャラもいますしね(^^;
拷問のコツさえ掴んでしまえば簡単に終わると思います。

ワンプレイは2〜3時間程度でしょうか。エンディングは複数あるのですが、
ほとんどのエンディングは最後の選択肢で分岐するので、実質2回プレイ
すればコンプリートが可能です。ですので、ボリュームとしてはあまり
大きくないかも。けっこーお手軽なゲームですね。


お奨め度ですが、ソフトSMが好きな人にお奨め(笑)
このゲーム、拷問SLGと言いながら、実はその描写は結構ソフトだったりします。
# 鬼畜ルート以外は(^^;

途中、「このゲームは純愛物か?」と思わせるような描写もあったりして(笑)、
ハードな拷問に期待すると、ちょっと肩すかしを食らうかも知れません。

拷問メニューもシンプルで、難易度もさほど高くないので、一見ハードな
ゲームに見えますが、実はライトユーザ向けのゲームだと思います。

なので、拷問部分に過度な期待を抱いたり、ハードな内容を期待しては
いけません。手軽に拷問を楽しみましょう(笑)

ワンプレイが短めで、コンプリートにも時間がかからないので、若干
ボリュームの面で問題はあるような気がしますが、ストーリーも最後は
ドキドキさせられましたし、なかなか意外な展開もあったりして、結構
楽しめました。首謀者のあの設定はちょっと唐突な気もしましたが…(笑)


最後に。めぶかにかぶった帽子? ふつーは「まぶか」では…(^^;



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