| Flugel〜約束の青空の下へ〜 | |||
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| ブランド名 | Tactics | ジャンル | AVG |
| 発売日 | 2002.02.15 | 定価 | \8,800 |
| パッケージ | 紙製パッケージ(164x230x35mm) | マニュアル | A5ブックタイプ |
| DISC容量 | インストールCD : 385.2MB、CD-DAなし、CD-ROM XA ゲームCD : 73.6MB+CD-DA=535.2MB、CD-DA28トラック、Ring |
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| 原画 | 八葉香南、かんたか | シナリオ | 田代裕 |
| 音声 | あり、木葉楓、海原エレナ、日向裕羅、白井綾乃、おぼれ谷リアス、杉崎和哉、 石田嵩、鶴岡聡、一条和矢、日向日影、杉野博臣 |
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| インタフェース | フルキーボードサポート | 描画 | Window・フルスクリーン両対応 |
| セーブ箇所 | 30箇所 | 歌 | あり(2曲、OP・ED) |
| おまけ | CG mode、Event mode、Music mode | ||
| 対象属性 | 冒険活劇、鬼畜、凌辱、赤髪、妹、ショタ、銀髪、お下げ、ロリ、眼鏡っ娘、緑髪、 ボブカット |
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| 1プレイ時間 | 4〜5時間 | お奨め度 | 6 |
| レビュー |
| 概要 |
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主人公は炭坑夫。戦争で良心を失ったところを親方に拾われ、同じ境遇の 2人と一緒に暮らしている。ある日、帰り道で1人の女性と出会う。 かなりくたびれた様子なので、とりあえず家に連れて帰って休ませる。 この女生との出会いが、冒険の始まりになることも知らずに…という、 ちょっぴりシリアスな冒険活劇アドベンチャー。 …ま、主人公はただの炭坑夫なので、あーんまり冒険活劇という感じは しないんですけどね(^^; |
| システム |
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インタフェースはフルキーボードサポート。 既読判別のメッセージスキップ、バックログ付き。 描画はWindow・フルスクリーン両対応。動作の方は軽快。 セーブ箇所は30箇所。セーブ/ロードは随時可能です。 インタフェース周りは問題なしですな。スキップがやや遅いぐらい? システム的には選択肢決定型のオーソドックスなアドベンチャー。 特筆すべき点、全くなし(^^; # ゲームとしての問題点は後述。 |
| キャラクター・CG・音声・音楽 |
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キャラクターは以下の通り。 ミュシャ・ヒリーベンツ。主人公が道で出会った女性。 彼女と関わったことで物語が動き始める…。 メルファ・ミューレ。妹。主人公と同じく戦災孤児で、実の兄妹ではない。 ケイン・ルッカ。弟。同じく戦災孤児で、実の兄妹ではない。 セルビナ・カークマイン。空賊の首領。 スフィン。のーてんき娘(笑) …えーっと、こんな感じ?(笑) 実はこのゲーム、ヒロインは2人+αだけだったりします(^^; キャストを見ても、男性の方が目立っていたり(笑) 絵の方は、今ひとつインパクトに欠けますが、まあ可愛らしいですね。 暗いシーンが多いので、全体的に沈んだ感じの絵が多いのは残念ですが。 ここはやっぱりセルビナ萌えでしょう。可愛すぎ(^^) 音声の方は、キャラクターに馴染みまくっていて違和感の一つもありゃしない(笑) 女性キャストもそうですが、男性キャストがばっちりハマっていて、非常に物語を 盛り上げています。 ちなみに、途中一部だけ何故か主人公も喋ったりします(^^; # 一瞬、誰が喋ってるのかと思ったよ(^^; それと、スフィンがセルビナを呼ぶとき「ねえさん」と言うのですが、これは 「あねさん」ではないのでしょうか(^^; なんか違和感…。 まあ、スフィンが「あねさん」というのもどうかと思いますが…。 # 「ねえさん」で「あねさん」と同じ意味を持つこともありますしね。 # お笑い業界とか。…スフィンとセルビナって、お笑い?(笑) 音楽は冒険物で話のスケールも大きめなためか、壮大な感じの曲が 多かったように思います。さらに、暗めの曲が多いです(^^; まあ、内容には合っていると思います。 ゲームを開始するとプロローグが始まり、プロローグが終わると オープニングアニメーションが流れます。 歌は格好いい系の歌で、歌詞は英語のようですね。 絵の方は基本的に静止画の切り替えなんですが、曲に会わせてめまぐるしく 切り替わるのでなかなか格好いいですね。ちょっと忙しないけど(^^; エンディングの歌は、透明感・広がりのあるなかなかいい歌だと思うの ですが…どうも、ゲームのラストの雰囲気と合わないような…。 もっとテンポのある曲にして未来に希望を持たせるか、いっそのこと パーカッションを抑えた静かな曲にして余韻を楽しめるようにした方が 良かったかも。なんか、中途半端な気がします。 ちなみにエンディング、スキップできないんですね。 |
| シナリオ・プレイ感 |
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ゲームの方は、ミュシャと出会ったことで大きな運命の渦に巻き込まれ、 翻弄されていく主人公がなんとかあがく話。 次から次に展開するストーリーはプレイしていてドキドキしました。 ストーリーは基本的にシリアス。次から次に起こる問題に、なんとか しがみついていく主人公がリアルに描かれています。 ただ、セルビナが出てきたときのみ、やたらほのぼのします(笑) バリバリ緊迫したシーンで、セルビナ絡みのイベントに切り替わると、 何故かほっとしている自分が居ました(笑) # セルビナは私の心の清涼剤(笑) 「あと少しでこの船割れるわ。ごめんな?」…緊迫感ねー(^^; ただ、はっきり言ってこのゲーム、恋愛ゲームじゃないです。 ほとんどのお当番シーン、主人公絡んでません(T_T) しかも、凌辱ちっくなのが異常に多い…。かなり、イタいです…(T_T) ヒロインがもれなく主人公以外ともHする…。 しかも、陵辱シーンは避けて通れないので、苦手な人にはちょっとキツいかも。 私もかなり辛かったです…。 そしてこのゲーム最大の問題は、話が一本道なこと。 一応エンディングは複数あるのですが、どの選択肢を選んでも同じように話が 進むので、あまりマルチエンディングの意味を感じません。 ホントにエンディングが違うだけ…。 ちなみにメッセージスキップは一応未読/既読の判別はしている…はずなの ですが、なんか、未読のものもたまに飛ばしてる気がします(^^; # ブロック単位で処理してるからでしょうね。 で、1回クリアすると、タイトルメニューがスゴいことに(笑) そして、あるシナリオが追加されるようですね。(選択肢が増える) |
| プレイ時間・難易度 |
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ワンプレイは4〜5時間。ストーリーの展開がめまぐるしく、かなりテンポは いいのでプレイ時間はほとんど感じませんでした。 長さ的には並だと思うのですが、マルチエンディングではあるものの話が 一本道のため、若干ボリューム不足を感じました。 メッセージスキップを使えば、6〜7時間でコンプリート出来るでしょう。 難易度は低め。どの選択肢を選んでも話は同じように進んでいくので、 誰のエンディングに向かっているのかが全然わからないのが難点ですが、 まあ常識的な選択をしていれば問題ないでしょう。 ただ、どっちの道を行くとか、どの扉を開けるとか、ノーヒントにも関わらず 間違えるとゲームオーバーになる選択肢は何か意味があったのでしょうか? 著しくゲームのテンポを悪くしていると思います。 |
| 総評 |
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お奨め度ですが、冒険活劇物が好きな人にはお奨め。かなりハラハラドキドキ 出来ると思います。展開もスピード感があっていいですね。 ただし、主人公はごくふつーの炭坑夫なので、戦闘とかになるとほとんど全く 役に立ちませんけどねっ(笑) なので、主人公がキケンをくぐり抜けていくような胸躍る冒険を求めてはいけま せん。罠にはまりながらも周りの人の協力でなんとかくぐり抜けているだけです(笑) # ガーデニック、おいしい奴…。 ただ、女の子はもれなく主人公以外のキャラとHしたり、凌辱ちっくなシーンが 多かったりと、そういうのが苦手な人は避けた方が賢明でしょう。 かなりイタいです(T_T) 最後に。えっ!?セルビナエンドないの!?(T_T) てゆーか、ヒュース、お前は私が倒す(爆) # ケインエンドきぼー(爆) で、これは言っちゃいけないとってもダークなことなのかも知れませんが… クリスって、ホントにリックの娘?(爆) ………自分で言っててブルーになってきた………(^^; |