凌辱ゲリラ狩り 〜生贄の村娘たち〜 | |||
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ブランド名 | Liquid | ジャンル | マルチサイトアドベンチャー |
発売日 | 2002.11.15 | 定価 | \8,800 |
パッケージ | 紙製パッケージ(165x220x31mm) | マニュアル | B6ブックタイプ |
DISC容量 | 249.1MB、CD-DAなし | ||
原画 | 黒姫堂 | シナリオ | 朝凪軽 |
音声 | 女性フルボイス、紬叶慧、杏露花梨、涼森ちさと、比未子、天天 | ||
インタフェース | メッセージ送りのみキーボード可 | 描画 | Window・フルスクリーン両対応 |
セーブ箇所 | 50箇所 | 歌 | なし |
おまけ | CGモード、回想モード、音楽モード | ||
対象属性 | 凌辱、紫髪、お下げ、メイド、エプロンドレス、金髪、オーバーニーソックス、 ストレートロング、ショートカット、青髪、ボブカット、ストッキング、ガーターベルト、 レズ、黒髪、リボン、ロリ、カチューシャ、ヘアバンド、母娘どんぶり、ボンデージ |
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1プレイ時間 | 約2時間 | お奨め度 | 5 |
レビュー |
概要 |
ある辺境の村で少女が凌辱される事件が起きた。警戒のため付近を巡視して いた国軍部隊が村に進駐することになる。しかし、国軍の指揮官プロスパーは、 この事件をゲリラの仕業に仕立て、少女達をゲリラ狩りの名の下に捕らえ、 辱める計画を思いつく。果たして少女達の運命は。そして、プロスパーが駐屯 する館の使用人であるハレスはその時どうするのか。……という、2人の主人公 によるマルチサイトアドベンチャー。 |
システム |
インタフェースはメッセージ送りのみキーボード可。 設定メニューを出すのもキーボードで可能ですけど。 既読スキップ、強制スキップ、バックログ搭載。 バックログはマウスのホイール機能にも割り当てられています。 描画はWindow・フルスクリーン両対応。動作の方は比較的軽快。 セーブ箇所は50箇所。セーブ/ロードは随時可能です。 セーブデータはルート名とゲーム内時間、セーブ日時、そしてシーンの画像が 表示されており、なかなか使い勝手はいいですね。 あとは自動的に最新のセーブデータがあるページを開いてくれれば完璧、かな。 数としてはこれだけあれば充分足りると思います。 システムはオーソドックスな選択肢決定型のアドベンチャー。 特徴は主人公が村に住む好青年・ハレスと国軍の指揮官・プロスパーの2人 いて、それぞれの視点でシナリオを奨めることが出来る、というところでしょうか。 ただし、途中で視点を切り替えるザッピングシステムにはなっていませんので、 それぞれの視点で別のシナリオが用意されている、という感じです。 |
キャラクター・CG・音声・音楽 |
キャラクターは以下の通り。 シャルミ。(CV:紬叶慧) 村一番の権力者の娘。気が強くお転婆。 リル。(CV:杏露花梨) ハレスと一緒に館で働くメイド。非常に純粋で素直ないい娘。 アルフィナ。(CV:涼森ちさと) 村一番の知識人。ハレスに学問を教えている。 ラトーナ。(CV:天天) プロスパー直属の部下。というよりむしろプロスパーの奴隷。 フェリス。(CV:比未子) 女ゲリラ。直情的で思いこんだら一直線。すぐに行動に出る。 絵の方は若干目が離れている印象がありますが、まあ可愛い感じですね。 立ち絵の方は表情こそいくつかパターンがありますが、ポーズは常に同じ なので、ちょっと面白みに欠けます。 イベントシーンの絵は綺麗なのは綺麗なのですが、影の付け方などがやや 粗く見えてしまいました。 キャラクターはみな個性的なのですが、今ひとつシナリオ中でその個性が 活かされてないというか、あまり個性が表に出てきていない感じですね。 そもそもやたら出番少ないキャラもいますし(^^; とりあえずリル萌え。アルフィナもなかなかステキですが。 音声はキャラクターには良く合っている……と思うのですが、元気な声や 叫び声など大きな良く響く声の時、妙に音が響いたような感じになって浮いて しまっているように感じます。 あと、リルの声はちょっとやりすぎかなー、と思いました。 もう少し抑えても良かったのでは。 音楽は基本的に重い、おどろおどろしい感じの曲が多いです。中には平和な 雰囲気ののどかな曲もあるのですが、緊迫感のある曲がほとんどですね。 非常に作品の雰囲気には合っていると思います。 歌はなし。アニメーションもなし。潔いです(笑) |
シナリオ・プレイ感 |
ゲームを開始すると、プロローグの後に主人公の選択を行います。 最初はハレスしか選べませんが、1度クリアすると、プロスパールートも選択 できるようになります。 とりあえずハレスルートをプレイ。前半は国軍が村に駐留して、ゲリラ狩りを 始める過程が描かれています。 話は最初からかなり重い展開。序盤から非常に緊迫した雰囲気で進みます。 そんな中、一服の清涼剤がシャルミの無茶な行動とフェリスのバカっぷり。 「こいつが一緒なら、見つかったとしても、何とでもごまかせるさ」 ……いや、そんなあからさまに「ゲリラですー」っと格好をしていたら さすがに無理じゃないかなー、と思うのですが(^^; # つーか、村の中歩きながらゲリラの話すんな(^^; そして後半、物語が大きく動き出し、ゲリラと国軍も動き出して、ハレスも それに巻き込まれていく。話は順調に進み、「これは途中で一悶着あるな」と 思いながら進めていくと……すんなり終わってしまいました(^^; あれ? おっかしーなー。もう一山あると思ったんですけど(^^; しかも、最後はなんか純愛っぽい終わり方してますよ?(笑) やたらあっけなく終わってちょっと拍子抜けしつつも、気を取り直して今度は プロスパールートをプレイ。プロスパーの視点から同じシナリオを見るわけ ですが……なんか、結末が全然違ってるんですけど(笑) しかも、ほとんどイベントのオーバーラップがなかったような……。 イベント回収のためもう1度やってみるも、結末は同じ。確かに途中のイベント はかなりオーバーラップしてました。視点が違ってもやってることは同じなので あんまり楽しくありませんでしたけど(^^; そこでハレスルートをもう一度やってみると、なるほど。こちらはかなり ダイナミックにエンディングが変わるんですね。これで納得。 ……あれ? 納得したのはいいんですけど、なんかもうほとんどの回想埋まって ますよ?(^^; み、短い……(^^; Hシーンは、ハレスルートは基本的に薄め。ハレスがトチ狂って陵辱しまくる 以外は基本的にライトなシーンが多いです。唯一、ラトーナさんが頑張って くれてますけど(笑) 逆にプロスパールートは陵辱の連続でなかなか濃いですね。ただ、対象となる キャラクターに偏りがあり、最後の方に捕まえるキャラはシーンの数がやや 少な目なのが勿体ないですね。 各シーンの長さは若干短めでしょうか。もう少し長くても良かったかも。 テキストは読みやすくいいですね。誤字等もほとんど気になりませんでした。 |
プレイ時間・難易度 |
ゲームは5月17日から始まります。ゲーム期間は約10日間。 ワンプレイは約2時間。かなりサクサク進む印象です。 難易度は低め。イベントの回収は若干面倒ですが、それほど選択肢は多くない のでなんとかなるでしょう。 |
総評 |
お奨め度ですが、簡単お手軽陵辱物を楽しみたい人にはお奨め。 ストーリーはやや短く唐突な感はありますが、その中に陵辱シーンはたっぷり 詰まっていますので(特にプロスパールート)、なかなか楽しめるかと。 ただ、やはりボリューム不足は痛いですね。もう少しボリュームがあれば オススメしやすいんですけどねぇ。 もう少し膨らませられなかったんですかね? 股間以外を。←下品 シナリオもラストがかなりあっけなく終わるので、もう少しアフターフォローが あったら嬉しかったかも。特に気になったのは、途中からほとんど出てこなく なってしまうキャラがいること。そのキャラはどうなったのか気になります(^^; 最後に。リル、不幸すぎ(T_T) |