多重凌辱 | |||
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ブランド名 | My姫 | ジャンル | 淫靡テーションAdventure |
発売日 | 2002.08.09 | 定価 | \8,800 |
パッケージ | 紙製パッケージ(150x216x32mm) | マニュアル | A5ブックタイプ |
DISC容量 | 463.0MB+CD-DA=632.3MB、CD-DA15トラック | ||
原画 | TKS | シナリオ | ハッピー清原、悪戯人、もりたみよを |
音声 | あり、茶谷やすら、花井ももな、如月葵、本上真琴、佐伯絢廼 | ||
インタフェース | ややキーボード操作可 | 描画 | Window・フルスクリーン両対応 |
セーブ箇所 | 40箇所+クイックセーブ1箇所 | 歌 | なし |
おまけ | CG adm.、Scene rep.、Music adm. | ||
対象属性 | 鬼畜、凌辱、レズ、黒髪、ストレートロング、カチューシャ、お下げ、裸エプロン、 幼馴染み、ポニーテール、リボン、眼鏡っ娘、ボブカット、ご主人様、ツインテール、 お兄ちゃん、ロリ |
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1プレイ時間 | 2時間弱 | お奨め度 | 4 |
レビュー |
概要 |
友人に連れて行かれたパーティー会場で見かけた女性に一目惚れした主人公。 名前も聞けずに分かれてしまったが、後日なんとその彼女が主人公の部屋を 訪れ一緒に暮らすことになる。しかしその彼女・愛美はちょっと不思議な秘密を 持っていた……という、同棲×凌辱の淫靡テーションAdventure。 えー、ジャンル、意味不明です(笑) |
システム |
インタフェースはややキーボード操作可。メッセージ送りや選択肢決定、 設定メニューなどはキーボードで操作可能ですが、メッセージスキップ、 バックログなどはキーボードでは操作できないようです。 おまけモードもキーボードで操作できないようですね。残念。 既読・未読判別スキップ、バックログ搭載。バックログはホイール対応。 描画はWindow・フルスクリーン両対応。動作の方は比較的軽快。 ただしCPU利用率は高いので、マシンパワーによっては重く感じる可能性は あります。 セーブ箇所は40箇所。さらにクイックセーブが1箇所用意されています。 セーブ/ロードは随時可能。数としてもまあ足りるかと思います。 ただ、セーブ/ロード画面の見た目がちょっと変わっていて、メールの送受信 という形式でセーブ/ロードが行われます。試みとしては面白いと思うんです けど、ぱっと見てこれがセーブ/ロード画面とはとても思えません(^^; ちょっと直感的ではないインタフェースですね。 システムは選択肢決定型のアドベンチャー。誰のイベントが発生するかも 選択肢で決まります。 |
キャラクター・CG・音声・音楽 |
キャラクターは以下の通り。 愛美。(CV:茶谷やすら) パーティー会場で出逢い、主人公が一目惚れした女性。 一見お嬢様風でお淑やかだが、耶蘇敷く明るいごく普通の女性。 あみ。(CV:茶谷やすら) 世話好きで明るく気さくな性格。ちょっとおっとり。 まなみ。(CV:茶谷やすら) ちょっとキツめで女王様タイプの性格。 あいみ。(CV:茶谷やすら) 元気溌剌体育会系。生卵とプロテインが朝食(笑) 加奈子。(CV:花井ももな) あみの幼馴染み。おっとりぼけぼけしていてとってものほほんと した雰囲気を醸し出す。 沙紗美。(CV:如月葵) まなみのペットの眼鏡っ娘。まなみの言うことに従順で、主人公の こともご主人様と呼ぶ。 ちひろ。(CV:本上真琴) あいみの後輩。負けん気が強くちょっと生意気。 美佐。(CV:佐伯絢廼) 従妹。主人公のことをお兄ちゃんと慕う。 絵の方は頭が大きく目もくりくりとしていて全体的にロリぃ感じ。 若干クセのある絵なのでやや好みが分かれるかも知れません。 私は当然好きです(^^) キャラクターは3人の「愛美」ははっきり性格付けがされていて非常に 個性的でいいのですが、その下僕の3人(笑)については今ひとつ自己主張が 弱く、インパクトに欠ける気もします。美佐については自己主張強すぎる気も しますけど(^^; ここはやっぱり美佐萌えでひとつ(笑) 音声はキャラクターにぴったりあっていて、演技の方も問題なし。 沙紗美はちょっと声が小さくて聞き取り辛いところもありましたが、これは 元々そういうキャラですしね。 特筆すべきはやはり愛美の声でしょうか。性格の違う3人の「愛美」を見事に 演じ分けられており、声を聴いただけでもどの「愛美」かがわかるほど。 素晴らしいですね。 音楽はまあそこそこシーンに合った曲が使われているとは思うのですが…… 一部、やたら荘厳な曲が入っていて滅茶苦茶違和感あるんですけど(^^; |
シナリオ・プレイ感 |
ゲームの方は、愛美と同棲を始めた主人公ですが、愛美の性格がころころと 変わることに気付く。しかし愛美に嫌われたくない主人公は、それを受け入れ 普通に生活していく。しかし3人の「愛美」はそれぞれ女の子を連れ込んで、 酷い仕打ちを行っていく。愛美に嫌われたくない主人公はその行為を見て見ぬ フリをしたり、行為に荷担したりしつつ、毎日を過ごす……という感じ。 話は基本的に3人の「愛美」が連れてきた女の子達が「愛美」に凌辱されるのを 覗いたり、凌辱に参加したりしながら進みます。 凌辱の内容は様々で、普通に襲うだけのものもあれば、物干し竿に一日中 干すなどというヒドいものもあったり。描写の方もなかなか丁寧で、徐々に 抵抗しなくなっていく様などはきっちり描かれています。 そしてある日突然愛美がいなくなり、エンディングへ分岐していくわけ ですが……なんスか? このオチは(^^; エンディングによって設定が全然違ってくるのはまあいいとしましょう。 しかし、その設定に対する説明は一切なしかよ!(^^; 3人の「愛美」のことなんて、ゲームが始まったときから気になっている ようなことをほったらかしたままそのまま終わるのはどうだろ(^^; エンディングによっては一応説明はそれてるんですが、その解釈だと 今までの話が全然辻褄合わなくなったりしますし……。 なんか、とっても釈然としないラストでした(^^; |
プレイ時間・難易度 |
ゲーム期間は10日間。ただし、最初の5日間はひたすら愛美とのラブラブな 展開で、選択肢もありません。ですので、ゲームは実質6日目から始まると 考えても差し支えないかと。しかし、この6日目以降は愛美とのHシーンは ぱったりとなくなってしまうんですけどね(^^; ワンプレイは2時間弱でしょうか。6日目でセーブしておいてそこから始めれば 1時間程度で終わると思います。やや短めですがプレイはしやすいですね。 そして難易度ですが……かなり高いです。ゲーム中に結構選択肢はあるの ですが、そのほとんどに正解しないとエンディングにはたどり着けないような 感じで、しかも選択肢を選んだときの効果はややわかりづらいという。 私は最初のエンディングを見るまでに5回ぐらいはバッドエンドを見ました(^^; 1つキーとなる選択肢があって、それを間違えていると一生エンディングには たどり着けないものがあり、これがちょっとひっかけのような選択肢になって いるためこれに気付くのに時間がかかりました……。 逆に言えば、それに気付いてしまえばなんとかなるんですけど。 それでも美佐のハッピーエンドは狂ったような難易度だと思いまふ(^^; # つーか、エンディングの条件に気付かないと無理(^^; 一応シナリオツリー表示機能があるので現在どのルートを通っているかは 一目で確認できるんですけど、エンディングに必要なフラグまではわかり ませんからねぇ……。 |
総評 |
お奨め度ですが、凌辱物が好きな人にはお奨め。 主人公が凌辱するだけでなく、愛美が凌辱しているのを見たり、それに 参加したりというシチュエーションもありますので、なかなか楽しめると 思います。前半はちょっぴりラブラブなシーンもありますので、そういう 描写が好きな人にも楽しめるとは思います。ただ、中にはかなり鬼畜い 仕打ちもあったりしますので、そういうのが苦手な人は避けておいた方が 賢明と思います。一部凌辱を避けるような選択肢も用意されてはいるの ですが、それを選ぶとエンディングにたどり着けなかったり(^^; 一部のエンディングはかなりキツい描写が入っていたりしますからねぇ……。 # 美佐バッドエンドはかなり強烈でした(^^; しかし、この難易度の高さはどうしたものか(^^; トゥルーエンドとかが多少難しいのまだいいとして、ごく普通のキャラ別 エンドも特定の条件に気付かないとなかなか見られないというのは……。 まあ気付いてしまえばなんということもないのですが、もう少しヒントか 何かが欲しいところですね。折角シナリオツリーがあるんですから、これを もう少し攻略の役に立つように使いたいところです。 そして、終盤までの話の流れ、女の子を凌辱していくうちに女の子が徐々に おとなしくなっていったり、主人公がその行為に疑問を抱かなくなってくる という描写はなかなか良くて、凌辱シーンもなかなかエロくていいのですが、 エンディングはあまりの唐突さと描写の少なさにちょっと閉口。 もう少し最後はきっちり描いて欲しかったです……。 それと1つ気になったのは、愛美とのHシーンは前半に集中していて後半は ほとんどなくなってしまうこと。後半はただひたすら愛美の連れてきた 女の子を凌辱するだけで、愛美との絡みはぱったりなくなってしまうと いうのはちょっと寂しいですね。愛美目当ての人には辛いかも。 もう少し設定を活かしつつうまく整合性を取って話を組み立てればもっと 面白くなったんじゃないかなーと思えるだけに、ちょっと残念です。 まあ、ぶっちゃけた話やるだけゲームですので(笑)、あまりそういう細かい 所は気にしない方がいいのかも知れませんけどね……。 ただ、中盤の凌辱シーン描写はなかなか目を見張るものがありますので、 そういうのに興味がある方はどうぞ。私は苦手です(^^; なお、お奨め度の点数は私がキツい描写の作品が苦手なこともあってやや 低めになっていますので、「凌辱上等!」「鬼畜好き好き〜」という人は 1点ぐらいは上乗せしていただいてもいいかと思います。 # 難しければ難しいほど燃えるという人はもう1点追加の方向で(笑) 最後に。どこまでが現実なんだ〜。 |