最終痴漢電車2 | |||
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ブランド名 | アトリエかぐや | ジャンル | 痴漢陵辱AVG |
発売日 | 2003.12.19 | 定価 | \8,800 |
パッケージ | 紙製パッケージ(152x225x40mm) | マニュアル | B6ブックタイプ |
DISC容量 | 1.17GB(DVD-ROM) | ||
原画 | M&M | シナリオ | 神無月ニトロ、さんきち、 もみあげルパンR、速水漣 |
音声 | 女性フルボイス、木葉楓、島香麗子、長崎みなみ、みる、白井綾乃、夕芽、飯田空、yuki、 夏木琵琶、成瀬麻衣 |
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インタフェース | ほぼフルキーボードサポート | 描画 | Window・フルスクリーン両対応 |
セーブ箇所 | 32箇所 | 歌 | あり(1曲、ED) |
おまけ | CG MODE、EVENT MODE、MOLESTER MODE、MUSIC MODE | ||
対象属性 | 痴漢、陵辱、黒髪、眼鏡っ娘、先輩、お下げ、オーバーニーソックス、レオタード、姉妹丼、 ショートカット、お兄ちゃん、スクール水着、レズ、カチューシャ、タカビー、お嬢様、巨乳、 ストッキング、母乳、体操服、ブルマ、銀髪、縦ロール、人妻、ガーターベルト、ご主人様、 裸オブロン |
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1プレイ時間 | 2〜8時間 | お奨め度 | 7 |
レビュー |
概要 |
ある日、酔っぱらった主人公は、偶然、終電後に走る「最終痴漢電車」に乗り 合わせてしまう。そこで体験した痴漢行為を忘れられない主人公は、また最終 痴漢電車に乗るため、ゲストとする女性を捜し始める。果たして主人公は再び 最終痴漢電車に乗ることが出来るのか……という、痴漢陵辱AVG。 |
キャラクター・CG・音声・音楽 |
キャラクターは以下の通り。 園山恭子。(CV:飯田空) 主人公の職場の先輩。明るく気さくな人柄で、主人公を気にかけてくれる。 瀬名柚姫。(CV:夕芽) 電車の車掌で、痴漢対策員。格闘技に精通していて、生真面目。 鳴瀬由奈。(CV:木葉楓) 新体操界のアイドル。主人公に思いを寄せている。 片瀬水穂。(CV:長崎みなみ) 双子の姉。元気いっぱいで、感情がすぐ表に出る。明るく天真爛漫。 片瀬麻穂。(CV:みる) 双子の妹。無表情で、感情があまり表に出ない。クールでぶっきらぼう。 秋月美玲。(CV:島香麗子) わがままでプライドが高く、男嫌い。議員の娘で、家柄を自慢に思っている。 上條真夜。(CV:白井綾乃) 予備校の英語講師。人に見られることに喜びを覚えるが、触れられることは 嫌悪する。 柳綾香。(CV:長崎みなみ) 人妻。おっとりとしているが身持ちは堅い。臆病。 壱歳あき。(CV:夏木琵琶) 美玲の取り巻きその1。気が強く、美玲に忠実。 二村ゆみ。(CV:yuki) 美玲の取り巻きその2。冷静沈着。 三津那さなえ。(CV:成瀬麻衣) 美玲の取り巻きその3。明るく脳天気。 久坂花梨。 主人公が偶然乗り合わせた最終痴漢電車のゲストだった少女。 お嬢様学校の学生。 毘沙門堂レオナ。 学園の理事長。高慢で自分勝手。 橘ひかり。 図書館の常連。由奈の友達。 恵比寿眞弓。 レオナの側近。 絵の方は、色気たっぷりの絵柄ですね。可愛らしさよりも色っぽさが全面に 押し出されているような感じです。もちろん、可愛くないと言っているわけ ではありませんので。 CGの方も丁寧で、綺麗に処理されていると思います。 立ち絵はポーズ変化はありませんが、表情の変化はあり。ただ、変化量は 小さめであまり目立ちません。まあ、そもそも立ち絵よりもイベント絵で進む ことの方が多いので、そんなに気にならないかもですが。 キャラクターは様々な個性を持ったキャラクターが揃っており、バラエティ 豊か。学園外のキャラクターも結構います。 やっぱ由奈萌え。一途で健気で可愛いです(T_T) でも、最終痴漢電車には乗せたくないですね(^^; 音声は、キャラクターとのマッチングも良く、演技の方も良好。 一部2役を兼ねている人もいるのですが、全く違和感なく入り込めました。 音声にはぴー音が入ってはいるのですが、とりあえずぴー音入れているだけ という感じで、ほとんどまる聞こえです。 音楽は激しくビートの効いたものが多め。陵辱ものの雰囲気をよく盛り上げて くれます。他には、静かな切なくなるような曲もありますね。 エンディングは歌あり。こちらもビートの利いた、それでいて、ちょっともの 悲しさの漂うような感じの歌。切ない雰囲気がなかなかいい感じです。 |
システム |
インタフェースはほぼフルキーボードサポート。 バックログと、痴漢パートの「イかせる」というコマンドだけはキーボードで操作 できないようです。 既読スキップ、強制スキップ、バックログ、オートモード搭載。 バックログはマウスのホイール機能にも対応しており、音声の再生も可能です。 ただし、バックログを出すのはホイールでは出来ないようです。 描画はWindow・フルスクリーン両対応。動作は軽快。 セーブ箇所は32箇所。セーブ/ロードは痴漢パート以外では随時可能です。 セーブデータはセーブ日時の他、何日目のどの時間帯かが保存されます。 数としてはさほどセーブ/ロードが必要とも思えないので充分でしょう。 システムは移動場所選択&痴漢シミュレーション。 移動場所選択は、朝・夕・夜の1日3回、どの駅に行くかを決定するのですが、 カーソルを合わせると誰がいるのかわかるため、空振りはありません。 というか、誰もいない所には行けないので、誰に会いに行くかを決定する、と いう感じですね。誰も逢える人がいない場合は、学園へ行くことによって先に 進めます。 痴漢パートは、どの部位をどうするかを選択します。選択の結果、快感度が 上がったり、不快度が上がったりします。 快感度・不快度にはそれぞれレベルがあって、快感度のレベルが上がると、 新しい行為が可能になります。 |
シナリオ・プレイ感 |
ゲームの方は、主人公が偶然「最終痴漢電車」に乗り合わせ、その倒錯した 世界の虜となって、再び「最終痴漢電車」に乗るために必要なゲストを捜す ところから始まります。 主人公は学園の図書館で司書をやっており、図書館に来る学生を中心に、 街で出会った女性をもターゲットとしていきます。 ゲームは終始、クールで淫靡な感じで進みます。まあ、ターゲットを痴漢して 篭絡するという話ですから、明るく楽しくはなりようがない、という気がしない でもないですが(^^; ターゲットを手中にしたら、最後に「最終痴漢電車」に乗せるか、そのまま 自分のものにするかを選択できます。なので、ヒロインが他の野郎に襲わ れるのが嫌いな人も安心ですね。……まあ、「最終痴漢電車」に乗せないと、 トゥルーエンドは見られないわけですが。 気になったのは整合性。学校が終わり電車で獲物を探していたのに、その後 普通に学校から出てきたり、既に1回舐めたことがあるのに初めてと言ったり、 痴漢した次の日に呼び出しているのにしばらく逢ってないようなことを言ったり、 若干整合性に欠ける部分もありました。 というか、憧れの人に痴漢されて、あまつさえ囁きかけられたりしてるのに、 気付けよ(笑) あと、たぶん禁句なんでしょうけど、ぜってー周りの人気付いてるぜ?(笑) あれだけ車内でどうどうと痴漢してたら、ふつー気付くよな(^^; H度は高め。各キャラクターとも複数回用意されていますし(おまけキャラは 除く)、尺もしっかり用意されていて、描写も濃厚です。 基本的に痴漢したり、痴漢達に襲わせるのがメインとなるのですが、一部 純愛っぽい感じのシーンもあったりして、バリエーションも豊富です。 # しかし、電車の中で初体験というのは無茶苦茶だな(^^; テキストは誤字等はほとんど目に付かず、クセもなく読みやすいと思います。 |
プレイ時間・難易度 |
ゲーム期間は30日間。ただし、エンディングの条件を満たしてそのヒロインとの 最後のイベントを見れば、そこで終わりになります。最後のイベントを見ずに、 どんどん進めることは可能ですが、最後のイベントを見る以外に移動する先が なくなってしまうこともあるので注意が必要です。最終痴漢電車に乗せた場合は、 最後のイベントを見てもそのまま続きます。 ワンプレイは2〜8時間。1回のプレイでどれだけのイベントを見るかで大きく 変わってきます。ターゲットを1人に絞ってプレイして2時間、30日間いっぱい いっぱい使って進めて8時間ぐらいでしょうか。ちなみに、トゥルーエンドを 見ようと思ったら、ほぼ30日フルに使うことになるでしょう。 難易度は低め。基本的に狙ったキャラクターは会い続けていればクリアでき ますし、痴漢パートも弱点ばかり攻めていれば簡単にクリアできます。時間 制限などもないので問題ないでしょう。 ただ、トゥルーエンドを見るためには1人を除いて他全員を最終痴漢電車に 乗せなければならないため、ちょっとスケジュールの調整が必要になるかも ですね。まあ、1人ずつ落としていっても間に合うとは思いますけど。 |
総評 |
お奨め度ですが、痴漢・陵辱物が好きな人にお奨め。主人公は結構色んな事を 考えつつ作戦を立てたり、相手によって態度を変えたりと、なかなか狡猾です。 そして、最終痴漢電車に乗せるときは非情になったりと、陵辱物の主人公として 立派です(笑) 一部エンディングでは女の子に振り回されたりするのもなかなか良いですね。 純愛っぽいエンドもあったりして、幅広く楽しめてなかなか良かったです。 ただ、痴漢パートは簡単なためあまり楽しみはないのと、2回痴漢しただけで 簡単に篭絡出来てしまうので、ちょっとあっけなく感じるかもです。 でも、痴漢パートを延々と描かれても、それはそれでダレると思いますけど。 これといって欠点のない、とてもよくまとまった作品だと思います。 強いて言うならゲーム性が薄いことと、ストーリー性が弱いことですが、 そもそもこのゲームをプレイする人はそんなもの求めていないでしょう(笑) ヘタに痴漢パートのゲーム性を上げてしまうと、逆に痴漢パートが楽しめ なくなる可能性もありますし。 そういう意味では、ニーズにばっちり応えてくれる作品だと思います。 最後に。マニア様が見てる(爆笑) # 今野緒雪さんに謝れ(笑) どうせだったら、美玲の取り巻きとか恵比寿を堕とす過程も描いて欲しかった かも。というか、あの短時間でどうやって落としたんだ(^^; |