淫乳女子校生・凌辱指導要領
ブランド名 May-Be SOFT ジャンル 巨乳凌辱学園アドベンチャー
発売日 2003.11.21 定価 \8,800
パッケージ 紙製パッケージ(168x229x42mm) マニュアル B5用紙2つ折り
DISC容量 878.8MB(DVD-ROM)
原画 ささかまめぐみ シナリオ 左右田たかひろ(仮)
音声 女性フルボイス、桜川未央、かわしまりの、長崎みなみ、弓絵、夏川菜々美、西田こむぎ、
北都南、トカチェフ潤、長月ハジメ、卯月一彦
インタフェース メッセージ送りのみキーボード可 描画 Window・フルスクリーン両対応
セーブ箇所 30箇所 あり(1曲、OP)
おまけ CGモード、回想モード、音楽モード
対象属性 学園物、凌辱、鬼畜、巨乳、母乳、黒髪、触角、縦ロール、ストレートロング、ヘアバンド、
カチューシャ、お嬢様、タカビー、体操着、ブルマ、ご主人様、ツインテール、ロリ、金髪、
爆乳、オーバーニーソックス、眼鏡っ娘、ポニーテール、ショートカット、女教師、スカトロ、
紫髪、着物、裸エプロン
1プレイ時間 2〜4時間 お奨め度 5

レビュー
概要
主人公は体育教師。とあるつてを使って、美少女揃いで有名な、元女子校である
青嵐学園の臨時講師として就任することに成功する。主人公は目の保養をしつつ
美巨乳の生徒に目を付け、なんとかモノにしようと作戦を練り始める。果たして
女生徒達の運命は……という、巨乳凌辱学園アドベンチャー。
キャラクター・CG・音声・音楽
キャラクターは以下の通り。

風祭綾音(かざまつりあやね)。(CV:弓絵)
学園の自治会長。傲慢高飛車で気が強く、主人公のことも見下している。

近藤ゆりあ(こんどうゆりあ)。(CV:西田こむぎ)
漫画研究倶楽部所属のオタク娘。言動が幼く、不可思議な行動を取る。
# 芸術書道一歩向こうの達筆ぶり、一言で言うと『読めねぇ』(笑)

キャサリン・トレーシー(Catherine Tracy)。(CV:長崎みなみ)
交歓留学生。爆乳の持ち主で、色気を振りまいている。

立花茜(たちばなあかね)。(CV:かわしまりの)
大人しく内気で影のある文化系美少女。言い換えれば陰鬱で煮え切らないグズな
眼鏡っ子(笑) いじめてオーラを放っている。
# 「…ちっ…なんだよその態度は…眼鏡っ子のくせに…」……いや、眼鏡っ娘は
# この際関係ないと思うのですが(笑)

秋野恭子(あきのきょうこ)。(CV:夏川菜々美)
バスケ部副キャプテン。クールで多少のことには動じない不良娘。

新城成美(しんじょうなるみ)。(CV:桜川未央)
陸上部員。明るくて人なつっこい。一途でひたむきな頑張りや。

涼月千花(りょうげつちか)。(CV:北都南)
学園の女教師。「えらぶる」のヒロインの1人です。
一応隠れキャラのようなのですが、パッケージに堂々と出てます(^^;

絵の方は可愛らしく、色気もある絵柄。胸の質感というか、柔らかさがとても
よく出ていると思います。巨乳キャラばかりなのですが、胸だけが浮いている
ように見えることもなく、自然に見えるのがいいですね。……まあ、あれだけ
デカいと、ホントなら多少垂れてるものなんでしょうけど、そこはまあゲーム
ですし(笑)
CGの処理も、質感を損なうことなく、汁表現も良くできていて、なかなかいい
と思います。
立ち絵は、ポーズ変化はありませんが、表情変化あり。会話に合わせてよく
変わります。
立ち絵では若干バランスの崩れた絵も見受けられますが、許容範囲かと。

キャラクターは、高飛車だったりクールだったり電波系だったりと、様々な
キャラクターが揃っています。大きく分けるとフレンドリーなキャラと敵対的な
キャラに分かれますけど。主人公、見下されすぎです(笑)

音声は、キャラクターとのマッチングもよく、演技の方も特に問題なし。
ゆりあの独特の口調は慣れるのにちょっと時間がかかりましたけど。
キャサリンは、もっと嘘くさい英語混じり(笑)でも良かったかと。

音楽は明るくほのぼのとした曲が多め。ちょっと意外な感じですね。通常
シーンでの曲はバリエーション豊かに揃えられています。
もちろん、おどろおどろしい曲もありますけど、数は少なめ。

プロローグが終わると、オープニングアニメーションが流れます。
歌は、低音のよく響く格好いい系の歌。奥行き・広がりのある歌で、吸い込ま
れるような感じです。
絵の方は基本的にキャラクター紹介・シーン紹介ですが、構図やカット割り、
演出がなかなか凝っていて、動きも結構あって見応えがあります。
システム
インタフェースはメッセージ送りのみキーボード可。
既読スキップ、強制スキップ、バックログ、オートモード搭載。
バックログはマウスのホイール機能に対応し、メッセージ送りもホイールで
可能になっています。

描画はWindow・フルスクリーン両対応。動作は比較的軽快。
ただ、移動場所選択に入る前などは、ちょっとウエイトがかかりすぎていて
いらいらしますけど。

セーブ箇所は30箇所。セーブ/ロードは随時可能です。
セーブデータはセーブ日時の他、ゲーム内日時とシーン画像が保存されます。
数としては、それほどセーブ/ロードが必要な作品と思えませんし、これだけ
あれば充分かと思います。

システムは移動場所選択+選択肢決定型のアドベンチャー。
移動場所は7箇所で、カーソルをあわせるとそこにいるキャラクターが表示され、
その中から誰に会いに行くかを選ぶことになります。
選択肢は、中に出すかどうかがほとんどだったりします(^^;
シナリオ・プレイ感
ゲームは、主人公が臨時教師として青嵐学園に赴任するところから始まります。
学園に来て、早速女生徒を品定めし始める主人公。この時点で、早くも数人の
ヒロインからうさん臭がられ、見下されます。……うかつすぎです(^^;

その後も、隠密・計画性などという言葉とは無縁の、行き当たりばったりで
バレバレな物色行動が続きます。……こいつ、バカです(笑)
# 「張り良く、品良く、形良く! 母乳出ちゃえば更に良し!」……出ねぇよ(^^;
##1度クリアすると、何故か出ます(笑)

いじめられている所を助けたり、部活の手伝いをしたりと、いい教師を演じ
ようとしたりもするのですが、すぐにいやらしい目をしたり、妄想の世界に
旅立ったりしては台無しでしょう(^^;
どうも、今ひとつ主人公の人物像が掴めません。もう少し、主人公の行動に
一貫性を持たせて、人物像を掴みやすくして欲しい所ですね。ただエロエロな
だけのヤツなのか、計算高く狡猾で鬼畜なヤツなのか、熱血体育教師なのか、
優しいいい先生なのか。基本的にはただのエロバカだと思いますが(^^;

そして、行き当たりばったりながらも、何か脅迫に使えそうなネタを手に入れ
ると、即座に脅しにかかります。……決断、早すぎです(^^;
もーちょっと根回しするとか、裏を取るとか、何かあるでしょう(^^;
もう少し、陥れる部分を丁寧に描いて欲しかったな、と。
# 恭子なんて、裏を取るところばっさり省略されてますし(^^;

一度襲ってしまえばその後は好き放題な展開。色々な命令をしたり、毎日の
ように呼び出したり、今までのおバカなイメージを捨て去って、鬼畜野郎に
大変身します。
しかし、やることは、町の中を素っ裸で歩かせたり、他の教師を引き込んで
輪姦させたりと、やっぱり無茶苦茶です(^^;
# というか、この学園はロリコン変態教師の巣窟ですか(^^;

H度はやや高め。各キャラクターとも複数回用意されており、尺もそこそこ。
描写も丁寧……なのですが、ちょっと丁寧すぎる気がします。セリフよりも
状況説明の方が多く、Hシーンにもかかわらずあーんまり音声が聞こえて
こなかったりと、今ひとつ感情移入はし辛かったです。確かに状況説明も
大事だとは思いますけど、もう少し女性の声を聴かせて欲しいな、と。
折角音声にピー音がかからないんですから、もっとそれを活かして欲しい
ところです。
それと、どのヒロインもHシーンの流れがほとんど同じで、バリエーションに
欠けるように思えます。もう少しHシーンの組み立てや、内容に幅を持たせて
欲しかったですね。
1度クリアすると、そのキャラのイベントをもう一度見たときは、母乳プレイが
可能になるのが特徴的です。絵だけではなく、テキストもちゃんと変更されて
いる所に拘りを感じます。
そして、条件を満たすと「邪道編」というシナリオがプレイできるようになるの
ですが……こちらはひたすらマニアックなHシーンの連続です。ぶっちゃけ、
スカトロオンパレードです(^^; システムの設定で「邪道モザイク」というのが
あって、これをONにすれば排泄物にモザイクをかけることが出来るのですが、
そもそもその行為自体がかなりアレだと思うんですけど……(^^;
苦手な人は要注意。こちらはシチュエーションやバリエーションも豊富でH度も
高いんですけど、ね。
あと、全体的に、下着に対する描写や説明が妙に詳しいのが印象的でした。
# 下着の種類とか、そんな詳細に説明しなくてもいいから(^^;

テキストは、若干誤字は見受けられますが、さほど気にならないでしょう。
ただ、読点が少なく、1文がやや長めのため、ちょっと読みづらいです。
声優さんは適当なところでブレスを入れていますので、それに合わせて読点を
入れて欲しいところですね。
そして、独特の言い回し(『慾棒』など)があったり、独特の口調で話すキャラが
いたり、そもそも主人公の言動に一貫性がないなど、ちょっと入り込み辛いかも
知れません。
あと、「体操着」と「体操服」、「生徒」と「学生」など、表現の統一がされていない
部分も見受けられました。
プレイ時間・難易度
ゲーム期間は2週間。ゲーム中では15日と書かれていますが、最終日は書類の
提出等だけで授業はないため、実質は14日です。ただ、やたらとこの「15日」が
強調されるため、「あと1日あるや」と思ってしまいそうなので注意。

ワンプレイは2〜4時間。狙いを1人に絞って、それ以外のイベントは一切起こさ
なければ2時間弱、期間内で出来る限りのイベントを起こして4時間強という感じ
でしょうか。1キャラあたり1時間強ぐらいで、結構お手軽です。

難易度は低め。基本的に狙ったキャラクターと会い続けていればOKです。
ただし、条件を満たさないと出て来ないキャラクターがいたり、「邪道編」に入る
にも条件がありますので、そこは注意が必要です。
まあ、条件を満たすと「○○が追加されました」と明記されますから、わかり
やすいとは思いますけど。
総評
お奨め度ですが、胸に対する拘りのある人にお奨め。
ヒロインは全員巨乳で、絵はとても自然に柔らかそうな胸を表現していると思い
ますし、シナリオの方も、胸に対する攻めや描写が丁寧で、胸に対する拘りが
見受けられます。1度クリアすると母乳を出せるようになったりしますので、母乳
プレイ好きな方にももってこいですね。
ただ、パッケージから受ける印象ほど、ひたすら胸ばっかりという感じではあり
ませんでしたけど。

そして、ヒロインを追いつめて落とす過程はやや端折られているものの、一度
落とした後のエロエロな展開を手軽に楽しめるので、深く考えずエロを楽しみ
たい人にも向いているかと思います。
ただ、邪道編はアブノーマルなHが満載で、拒否反応を示す人もいるかも知れ
ませんので注意。

問題点としては、主人公の行動における一貫性のなさ。狙ったヒロインにより
対応や態度を変えるのは解るんですが、核となる部分がしっかりと描かれて
いないため、主人公の人物像が掴みづらく、感情移入し辛かったです。
おバカな部分の描写が多く、結構くどい描写をされているのも若干気になり
ました。自室に帰ってきた所の描写は、もっとあっさりでも良いのでは……。
やたらテンションが高く、読んでいてちょっと疲れました。
逆に、ヒロインの心情描写ははっきりしていて、とてもキャラクターを掴み
やすく、感情移入もしやすかったのですが。

簡単お手軽にエロエロな凌辱が楽しめますし、胸に対する拘りが伺えますので、
そういった作品が好きな方は是非どうぞ。
メディ倫審査のため、音声にピー音が入らないのもポイント高いですね。
欲を言えば、Hシーンでもっと音声(セリフ)を聞かせて欲しかったです。

お奨め度はやや低めですが、スカトロが平気な人は+1しても良いと思います。
私はさすがにちょっと引いたので(^^;

最後に。水中フロートの学園都市……そこは、やめとけ(笑)
# 地震で大変なことになるから(笑)



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