母娘どんぶり3〜オレがアイツでアイツがオレで〜
ブランド名 び〜にゃん ジャンル AVG
発売日 2003.07.11 定価 \8,800
パッケージ 紙製パッケージ(152x216x32mm) マニュアル A5ブックタイプ
DISC容量 423.5MB、CD-DAなし
原画 相川亜利砂 シナリオ 萌木一路、たいらひとし、しみつ、Ray
音声 あり
インタフェース フルキーボードサポート 描画 Window・フルスクリーン両対応
セーブ箇所 10箇所 なし
おまけ CG閲覧、音楽モード、未使用CGを見る、(シーン回想)
対象属性 母娘丼、コメディ、純愛、巫女さん、巫女装束、黒髪、金髪、緑髪、眼鏡っ娘、
ショートカット、幼馴染み、ボブカット、青髪、女教師、ポニーテール、お兄ちゃん、
リボン、紫髪、オーバーニーソックス、レズ、触手
1プレイ時間 1〜2時間 お奨め度 6

レビュー
概要
夏休みの終わり、親友のアキラに誘われて、寂れた神社でこっそり裏本を見る
ハメになった真太郎。しかし、いざ本を見ようというときに、巫女さんに声をかけ
られ、焦った真太郎たちは、神社の階段を転がり落ちてしまう。
そして気が付くと、なんと真太郎とアキラの心と体が入れ替わってしまった。
仕方なくお互いに相手の家で暮らすことになる真太郎とアキラ。果たして2人の
運命は……というアドベンチャー。
キャラクター・CG・音声・音楽
キャラクターは以下の通り。

冬月日美子。
神社の巫女さん。ノリがよく、色気たっぷり。
ちゃん付けで呼ぶことを強要する。

沢渡千秋。
アキラのお姉さん。ワイルドな性格。

沢渡春江。
アキラのお母さん。貞操観念が強く、酒に弱い。

梶井まゆみ。
真太郎の幼馴染みでお隣さん。真面目で気が強い優等生。

笹山薫。
真太郎達の担任の先生。

赤沢ともえ。
真太郎の義妹。明るく元気。常識をはるかに超えた料理オンチ。

赤沢静。
真太郎の義理の母親。優しくて理解のある母親。料理が上手い。

梶井栄。
まゆみの母親。羞恥心ゼロでHに対して開放的。家事は殆どやらない。

河野はるみ。
ゲームセンターで出会うちびっこ。レトロなゲームをやりこむ。

冬月みぞれ。
妄想突撃娘。海王宮の血を引くプリンセス、大宇宙の巫女姫(笑)

冬月あられ。
みぞれの姉。変な母親と妹への反動か、非常に現実主義。

絵の方は個性的な絵ですね。体つきが非常にリアルで色っぽいです。
CGの処理はやや濃いめの色使いで独特の雰囲気が出ています。
ただ、キャラ絵はそこそこ綺麗なのですが、背景はちょっと手抜きに見えますね。
立ち絵はポーズ変化・表情変化とも少なめ。ただ、会話中違和感を覚えたりする
ことはほとんどありませんでした。

キャラクターは基本的にみんなオープンな性格でエロエロ。そうでないキャラも
すぐにエロエロになります(^^;
そして、キャラクターは基本的にみんな母娘のペアで出てきます。ちなみに女性
キャラ11人中6人は前作までに出てきた既存のキャラですね。
とりあえず静さんLOVE。優しく包み込むような、それでいてエロエロな静さんは
ステキです(^^) 妄想突撃娘のみぞれも好きですが。いろんな意味で(笑)

音声はキャラクターとのマッチングもよく、演技の方も問題なし。
色っぽい絵柄に合った、艶のある演技が楽しめます。

音楽はややコミカルな曲が多め。個性的な曲が多く、耳に残る感じです。
効果音も音楽に負けず劣らず自己主張が強く、派手に演出されています。
効果音は演出を3段階に調節できるのですが……すみません。私にはあまり
違いがわかりませんでした(^^;
システム
インタフェースはフルキーボードサポート。
既読スキップ、強制スキップ、バックログ総裁。
バックログはマウスのホイール機能にも対応しています。

描画はWindow・フルスクリーン両対応。動作は軽快。

セーブ箇所は10箇所。セーブ/ロードは随時可能です。
セーブデータはセーブ日時の他、シーンタイトルが保存されます。
数としては、全然足りません(^^;
エンディングの数だけでも10を越えてますからねー。
まあ、選択肢全てがシナリオの分岐になっているような感じで、スキップも高速
ですから、わざわざセーブする必要はないかも知れませんが。

システムはオーソドックスな選択肢決定型のアドベンチャー。
選択肢によってその後のシナリオが分岐するタイプです。
シナリオ・プレイ感
ゲームは真太郎とアキラが神社の階段から転がり落ち、心と体が入れ替わって
しまうところから始まります。

仕方なくお互いの家に帰り、真太郎は何とか元に戻る方法はないかと探します。
一方のアキラは、綺麗な母親と可愛い妹と暮らす真太郎を常日頃から羨ましく
思っていたため、ここぞとばかりにその生活を堪能します。

最初のプレイでは問答無用で真太郎編となるのですが、2回目のプレイからは
『真太郎編』と『アキラ編』のどちらかを最初に選択してプレイすることになります。

ストーリーは基本的にコメディタッチで面白おかしくエロエロに進みます。
真太郎の体に入ったアキラが実の母親や姉とHしたり、真太郎が義母や義妹に
言い寄られたりと、普通なら背徳感たっぷりな展開が山盛りなのですが、ノリが
非常に軽く、特にアキラは深く考えないので(笑)ほいほいとHしてしまう感じです。
真太郎は一応拒否しようとするのですが、そのまま流されます(笑)
「体は真太郎だし、別にいいか」とすっぱり割り切って実の母親に襲い掛かる
アキラはステキ過ぎます(^^;
# まるでソ○倫に対して言っているかのようです(笑)

H度は高め。まず、数がかなり多く、ヒロインも多いことからシチュエーションも
様々でバリエーションも豊富。さらに、主人公とヒロインの1対1のシーンだけで
なく、主人公1対ヒロイン2など、複数キャラのシーンが多いのが特徴ですね。
もちろんタイトルどおり、母娘どんぶりシーンもてんこもりです(^^)
シーンごとに長さはややばらつきがありますが、数で押し切る感じですね。
描写の方も濃いめからあっさりめのものまでありますが、総じて比較的丁寧
だと思います。まあ、ノリは軽めですが。

テキストは誤字等もあまり見当たらず、ノリがよくて読みやすいですね。
ただ、『。』や『」』が行の頭に来ることが結構あって、若干気になりました。
プレイ時間・難易度
ゲーム期間は数日間。シナリオによって全く異なります。ただ、ゲーム中で
日付を意識することはありませんので、気にする必要はないでしょう。

ワンプレイは1〜2時間。短めで、サクっと終わる感じですね。
2周目以降はメッセージスキップを使えば10分〜1時間弱で終わります。

難易度は低め。選択肢のほとんどがシナリオの分岐になっているため、どの
選択肢を選んだかさえ覚えていれば、簡単にコンプリートできるでしょう。
総評
お奨め度ですが、簡単お手軽エロエロストーリーが楽しみたい人にはお奨め。
母娘どんぶりも満載で、タイトルに偽りなし、という感じです。
絵柄が若干リアル調で塗りも濃いめのため、やや人を選ぶかもしれませんが、
絵柄が気に入った人なら楽しめるかと思います。

シナリオはH重視でストーリー性はやや弱いですが、細かいことは気にせず、
エロエロストーリーを楽しみましょう。
ただ、心と体が入れ替わっていること自体をもはやなかったことにしてしまう
シナリオもあったりするのはちょっとアレですが(^^;

非常に素直でわかりやすい作品で、タイトルやパッケージなどの雰囲気その
ままの作品ですから、雰囲気や絵柄が気に入った人は是非どうぞ。
1周も短めですので、何も考えず、気軽に楽しめるかと思います。
ただし、ストーリー性とかには期待しないこと(笑)

ちなみに、プレイする前には修正ファイルを入れましょう。修正ファイルを
入れることによって、回想モードが追加されます。
……標準で入っていないのはどーよ(^^;

最後に。血がつながってないから、過ちを起こしても問題がない!(笑)
# そんなことはありません(^^;



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