スク×スク
ブランド名 BLACK PACKAGE ジャンル 学園エロエロアドベンチャー
発売日 2004.04.09 定価 \9,240
パッケージ 紙製パッケージ(164x230x38mm) マニュアル B6ブックタイプ
DISC容量 GAMEDISC : 656.5MB、CD-DAなし
MUSICDISC : 319.3MB+CD-DA=638.7MB、CD-DA15トラック
原画 綾風柳晶大越秀武 シナリオ ONE、K-TOK、あきまさき、
春日晶永沢壱朗
音声 女性のみフルボイス、長崎みなみ、佐々留美子、金田まひる、原島瑠璃子、吉川華生
インタフェース フルキーボードサポート 描画 Window・フルスクリーン両対応、
800x600
セーブ箇所 36箇所 あり(1曲、OP&ED)
おまけ CGモード、シーン回想、音楽モード、女の子の気持ち
対象属性 学園物、幼馴染み、ポニーテール、リボン、レオタード、眼鏡っ娘、ストレートロング、
体操服、ブルマー、金髪、ストッキング、メイド服、ご主人様、ピンク髪、ツインテール、
白衣、ふたなり、レズ、ボブカット、ショートカット、先輩、後輩、スクール水着、和服、
黒髪、着物
1プレイ時間 5〜6時間 お奨め度 6

レビュー
概要
主人公は学生会の副会長。ある日ひょんなことから学園のクラブ活動の部費を
決定する権利を一任されたという噂が流れてさあ大変。部費の増額を狙った各
クラブは、あの手この手で主人公に迫ってくる。果たして主人公は、この状況を
どう切り抜けるのか……という、学園エロエロアドベンチャー。
キャラクター・CG・音声・音楽
キャラクターは以下の通り。

栗林つかさ。(CV:金田まひる)
主人公の幼馴染みでいとこ。家も隣同士で、気兼ねなく何でも言い合える仲。

早瀬鳴海。(CV:長崎みなみ)
熱血生徒会長。休みの日でも仕事をこなす頑張りやさん。生真面目な優等生。

如月真帆。(CV:佐々留美子)
鳴海の親友で、マンガ研究会所属。主人公のことを気に入り、近づいてくる。

榊真由美。(CV:原島瑠璃子)
女子サッカー部所属。部員が1人だけでまだ部として認められていない。
それなのに、部費を貰おうとする結構無茶苦茶なヤツ。
主人公の1学年上の先輩。明るくオープンな性格で、Hに対しても抵抗がない。

堀口るか。(CV:吉川華生)
水泳部所属。無口で物静か。感情を表すのが苦手な不器用な娘。
他の部員からいじめを受けている。

和泉早紀。(CV:吉川華生)
主人公のクラスメイトで、化学部所属。双子の妹。薬品開発にかけては天才的。
明るくハキハキした女の子。コートの替わりに白衣を着ている。

和泉真紀。(CV:長崎みなみ)
双子の姉。物静かで控えめな女の子。

矢萩早苗。(CV:原島瑠璃子)
弓道部所属。部費の増額のために主人公に迫ってくる。

柿崎志摩。(CV:佐々留美子)
華道部所属。部費の増額のために主人公に迫ってくる。

園田えみ。(CV:金田まひる)
テニス部所属。部費の増額のために主人公に迫ってくる。

宮下可奈子。(CV:原島瑠璃子)
水泳部所属。るかをいじめているグループのリーダー的存在。

絵の方は肉付きの良い色気たっぷりな絵柄。やや足などのバランスが悪い所も
見受けられますが、特に気になることはないでしょう。
サブキャラは別の方が原画を担当なさっていて、こちらは可愛らしい感じの絵柄。
メインキャラと絵柄は全然違うのですが、特に違和感を覚えたりすることはあり
ませんでした。
CGは色気や肉感が良く表現された、丁寧で綺麗な処理になっていると思います。
上気した肌の表現はちょっとやりすぎな感もありますが、まあ許容範囲。
立ち絵はポーズ変化・表情変化ともにあり。パターンはそれほど多くないものの、
会話に合わせてころころと変わるため、感情移入はしやすいです。

キャラクターは、明るくハキハキしたキャラから、物静かな大人しいキャラまで、
幅広く揃えられています。メインキャラだけでなく、サブキャラにも魅力的な
キャラクターが揃っていて、バリエーション豊かで楽しいです。
矢萩早苗LOVE。……いや、凄い勢いでサブキャラなわけですが。

音声は、ほぼキャラクターのイメージとマッチしているかと思います。
つかさの声はちょっとイメージと違うかなーとは思いましたが、しばらく聞いて
いるうちに慣れました。
演技の方も特に問題はないと思うのですが、真帆の演技はちょっと無理をして
いるように聞こえることも。なんかこう、無理矢理テンションを上げているように
聞こえました。まあ、そういうキャラだ、と言ってしまえばそれまでですが。
あと、サブキャラはメインキャラ担当の声優さんが兼ねているのですが、特に
気になることはありませんでした。
そして、主人公の名前変更可なのですが、無音にしたり代名詞にしたりと工夫
されているため、違和感はありませんでした。

音楽は、静かで切ない雰囲気の曲が多め。ただ、日常シーンではほのぼのとした、
軽快な曲がよく使われています。

ゲームを開始すると、プロローグの後にオープニングアニメーションが流れます。
歌はポップでノリのいい明るい歌で、軽快なテンポが気持ちいいです。
絵の方はキャラクター紹介的なもの。特筆すべき点は特にありませんが、演出は
そこそこ凝っているかと。

エンディングも歌あり。ただし、歌はオープニングと同じものです。
システム
まずインストーラですが、進捗は表示されるのですが、それはファイル単位の
進捗のようで、全体の何%が終わったかはわからないのはどうかと。

インタフェースはフルキーボードサポート。
既読スキップ、強制スキップ、バックログ、オートモード搭載。
バックログはマウスのホイール機能に対応しており、音声の再生も可能です。
通常のメッセージ送りもホイールで可能です。
次の選択肢や前の選択肢にジャンプ出来たり、機能的にも文句なしですね。

描画はWindow・フルスクリーン両対応。画面サイズは800x600です。
動作は軽快。スキップ動作も高速です。
次の選択肢にジャンプするときも画像だけは順番に描画されるのですが、
これは別になくても良かったかも。まあ、シーンの確認という意味で入って
いるんでしょうけど。

セーブ箇所は36箇所。セーブ/ロードは随時可能です。
セーブデータはセーブ日時の他、何日目かとシーンタイトル、シーン画像が
保存されます。
数としては選択肢の数が少なく、分岐も明確なため、これだけあれば充分かと
思います。

ディスクレス起動可。バックグラウンドでの動作も可能です。
シナリオ・プレイ感
ゲームは、主人公が部費の決定権を持っているという噂が広まるところから
始まります。部費増額のためにHな誘惑を受け、それを役得として享受しつつ、
事態が収拾するのを待つ……という感じです。
自分からはなーんの行動も起こさないあたりがステキです。

ストーリーは終始淫靡な雰囲気で進みます。いろんなクラブから部費増額の
話を持ちかけられ、代償としてHなことをする、という感じです。
主人公は部費増額の話はしないように、なおかつHなことはしようとする、なか
なかステキな根性の持ち主です。
「これを代償に部費を上げてしまったら、確かにワイロが成立すると、問題に
なっても仕方ない。だが、それはそれ、これはこれ。部費については一切ノー
タッチを貫けば……。それはワイロとは言わないんじゃないだろうか?」
……ええ、ワイロとは言いません。それは「詐欺」と言います。
# こんな主人公ありえねぇ(^^;

そして、言い寄られている主人公を見て、焦ったつかさや鳴海まで主人公を
誘惑してきたり、という展開になります。

最後は誰かと結ばれてハッピーエンドという感じなのですが……結局、部費の
決定権はメインストーリーには関係ないのですか。すげぇ引っ張ったな。
つーか、やり逃げだろう。誰かこいつを訴えろ。

まず気になったのは、主人公の人物像。あまりにも行き当たりばったりで、その
くせうじうじしていて、かなりムカつきます。Hするのに抵抗があるようなことを
言いつつも、いざ事に及ぶと、迷わず中出ししたり、出すだけ出して逃げたり、
無茶苦茶です。部費を上げると約束して、Hするだけしてバックレる主人公には、
もはや清々しさすら感じます。
# 「我ながら強引だったが、俺は『花を落とさなかったら』としか約束していない
# のだ。つまり、その間にパイズリをしたらいけないというルールは無い。」
# ……こいつ無茶苦茶や(^^;

他にも、好き放題に振る舞うつかさや、るかをいじめているグループなども
相当にムカつきました。嫌な気分にさせてくれるキャラが結構多かったように
思います。

そして、整合性の面でも怪しい部分が多々見受けられました。
イベントが起こってその日の放課後に「あの日以来」と言ったり、直前のシーンで
「大丈夫」と言っていたことを、次のシーンでは「大丈夫かな?」と言ったり。
会長に冷たい態度を取られて「思い当たる節は特になかった」……って、お前、
昨日むちゃくちゃ修羅場だっただろうが。おめでてーな。
「気が付くともう始業時刻も間近だった」というメッセージの後、なんで校門の前に
戻って悠長に朝の挨拶してるですか。余裕じゃないですか。
真帆の髪の毛の色も、栗色と書かれていたかと思ったら金髪と書かれている所も
あったり。なんかもう、どうにでもしてって感じ。
ライターさんが複数いるので上手く統一がされていないのかも知れませんが、
それなら複数ライターを使わないでください、って感じです。
絵の方でも、テキストでは「クロッチの部分がずらされて」と書かれているのに、
絵では脱ぎにかかってたりとかいうこともありました。
もう少し、きっちり整合性を取って丁寧に作って欲しいものです。

H度はかなり高め。誘惑されてそのままHという流れが多く、恋愛要素はやや
薄いのですが、基本的には和姦で、酷いシーンはあまりありませんでした。
一部、陵辱的なシーンもあるにはありますが。
シチュエーションはほとんど誘惑Hなわけですが、キャラクターによって内容は
違っていますし、各クラブの特徴的な衣装を着たコスプレH的な要素もあって、
なかなか楽しめると思います。尺の方もたっぷり用意されていますし、描写も
かなり濃く、1回のシーンで何度も絶頂の描写があったりと、充分満足出来る
内容だと思います。
そして、特筆すべきはほとんどのシーンが学内で行われているということ。
体育倉庫や教室内は言うに及ばず、グランドの片隅や廊下でも平然と事に
及ぶ様は、見ている方がドキドキします。お前ら、見つかっても知らんぞ(^^;
# すぐ後ろの教室でテストやってるのに廊下でとか、こいつら正気じゃねぇ(^^;

テキストは、誤字はそれほど気にならないものの、行頭に『」』や『。』が来る
ことが結構ありました。ただ、シナリオによっては全然無かったりするのですが。
プレイ時間・難易度
ゲーム期間は約10日。11日目以降にエピローグが入るような形ですね。
1日ずつプレイしていくタイプで、「何日後」という描写もあったりします。

ワンプレイは5〜6時間。プレイしやすい長さではありますが、内容がかなり濃い
ため、一気にプレイすると疲れるかも。

難易度は低め。選択肢の数はあまり多くなく、効果も明確なため、悩むことは
ないかと思います。
総評
お奨め度ですが、簡単お手軽エロエロストーリーが好きな人にお奨め。
色んな女の子から言い寄られ、流されてHになだれ込む様は淫靡で、Hシーンの
描写も濃厚なため、かなりエロエロな作品に仕上がっていると思います。

気になった点としては、まずは先述の通り、整合性の怪しさ。シーンによって言う
ことが変わってくるのは、ちょっと醒めます。

そして、若干ボリューム不足も気になりました。メインとなるシナリオは1つで、
そこに平行してサブキャラのシナリオが絡んでくるという形のため、2周目以降は
メインのシナリオは景気よくスキップでき、コンプリートにはあまり時間がかかり
ません。サブキャラについては、1回Hして終わりというキャラも多く、魅力的な
キャラクターが多いだけに、勿体なく感じました。

それと、メインのシナリオとサブのシナリオはほぼ独立して進むため、違和感を
覚えることがありました。あるヒロインのことについて悩んでいるのに、別の
ヒロインから誘惑されてほいほいとそれに乗ったりとか。お前、そんなことしてる
場合じゃないだろ、みたいな。
メインのシナリオとサブのシナリオに、もう少し関連性が欲しいところですね。
そのメインのシナリオも、個別ルートに入ってからの長さがバラバラで、やたら
引っ張るシナリオがあるかと思えば、あっけなく終わるものがあったり、ちょっと
統一感がないですね。まあ、全部同じような長さだと飽きてしまうかも知れません
けど、ちょっと差がデカすぎる気がします。

しかし、整合性の怪しさやややボリューム不足など気になるところもありますが、
それを補って余りあるエロさがありますので、充分楽しめるかと思います。
システムも快適で繰り返しプレイも辛くないですし、攻略に迷うこともなく、話に
集中することが出来ます。

ラブラブ純愛というわけでも、きっつい陵辱というわでもありませんが、学園と
いう限られた舞台で繰り広げられる淫靡なシナリオは非常にエロく、充分満足
出来る内容だと思います。この際、ストーリー性が弱いとか、Hへの強引な導入
とか、向こう見ずな展開とかは目をつむりましょう。些細なことです。
エロければそのあたりに目を瞑れるという人は是非どうぞ。

最後に。部費げっちゅ〜? ←禁句


初回プレイで、いきなりハーレムエンドに行ってどうしようかと思いました(^^;
いや、まあ、選択次第で簡単にハーレムエンドには行くんですけど、私ってば
そんなヤツだったのかとちょっとヘコんでみたり(^^;

そして、可奈子は陵辱されてざまぁみろと思いました。陵辱が苦手な私ですが、
この陵辱シーンは認めます。というか、ノリノリでした(笑)
# むしろ、もっとズタボロにして欲しかったかも。

ところで、「スク×スク」ってタイトル、どういう意味なんでしょうね。
私はてっきりスクール水着満載なゲームかと思っていたのですが(^^;
# いや、スクール水着も出てきますけどね。ちょっとだけ。

しかし、ハーレムDAYSとあまりにもゲームの作り似すぎですよね(^^;
まあ、同じメーカのゲームですから別にいいのかも知れませんけど。



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