下半身の壁 新・凌辱痴漢地獄 | |||
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ブランド名 | ANIM | ジャンル | 痴漢凌辱アドベンチャー |
発売日 | 2005.09.29 | 定価 | \8,800 |
パッケージ | 紙製パッケージ(156x225x50mm) | マニュアル | B6ブックタイプ |
DISC容量 | 553.5MB、CD-DAなし、Alpha-ROM 特典オナニードラマCD : CD-DA=188.6MB、CD-DA6トラック |
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原画 | おもち | シナリオ | 北原童夢 |
音楽 | 8曲、きむらたけぞう、 A-LT-Z、K2 |
歌 | あり(2曲、OP・ED)、Iori、キドカヲル |
音声 | 女性キャラのみ、月山かなる、珠ひよこ、高瀬聖、夏川菜々美、北川葵、SHIN、 花うるめ、MICU、和鷹ましろ |
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インタフェース | フルキーボードサポート | 描画 | Window・フルスクリーン両対応、 800x600 |
セーブ箇所 | 60箇所 | CG枚数 | 279枚 |
おまけ | 回想、美術、音楽 | ||
対象属性 | 痴漢、凌辱、OL、ストッキング、女教師、黒髪、ガーターベルト、ボブカット、ナース服、 看護婦、紫髪、バスガイド、人妻、母乳、緑髪、ショートカット、レズ、ストレートロング、 赤髪、網タイツ |
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1プレイ時間 | 3〜4時間 | お奨め度 | 5 |
レビュー |
概要 |
痴漢が多いことで有名な私鉄K線。この線を縄張りとする痴漢達がひょんな ことから集められた。痴漢シーンの盗撮をしたいという要望をかなえるため、 ある時は単独で、ある時は複数人で痴漢行為に及ぶ痴漢達。今、痴漢の宴が 始まる……という、痴漢凌辱アドベンチャー。 |
キャラクター・CG・音声・音楽 |
キャラクターは以下の通り。 韮崎真裕美(にらさきまゆみ)。(CV:月山かなる) 外資系会社の秘書。全てに於いて優秀で、常にエリート街道を歩いてきたため プライドが高い。 円城寺由希(えんじょうじゆき)。(CV:珠ひよこ) K線沿線の学園に勤める教師。優しく包み込むような雰囲気を持った女性。 福島里美(ふくしまさとみ)。(CV:高瀬聖) K線沿線の学園に通う女子校生。チアリーディング部所属。控えめで大人しいが、 気持ちが昂ぶると結構強気。 北島紗恵(きたじまさえ)。(CV:夏川菜々美) バスガイド。子持ちの人妻。夫とはあまり上手くいってないらしい。 神山日菜子(かみやまひなこ)。(CV:北川葵) 若手のCMディレクター。凛とした雰囲気の女性。 安西詩織(あんざいしおり)。(CV:SHIN) 日菜子が育てたアイドルタレント。ちょっとキツい雰囲気の漂う女の子。 笠原朋子(かさはらともこ)。(CV:花うるめ) K線沿線の大学に通う学生。大人しく控えめな女の子。 如月千穂(きさらぎちほ)。(CV:MICU) 朋子の親友。友達思いだが、結構キツい性格。プライドもやや高め。 絵の方は色気と可愛らしさを併せ持った魅力的な絵柄。若干シーンによって 雰囲気が違うように感じることもありましたが、まあ許容範囲でしょう。 CGは粗くはないんですが、やや安直というか、緻密さには欠ける印象があり ますね。 立ち絵はポーズ変化・表情変化共にあり。どちらもパターンはあまり多くない ですが、そもそも立ち絵で進行するところが少ないので、特に問題はないかと 思います。 キャラクターはやや個性が弱く、インパクトに欠けるかも。全体的にやや キツめなキャラが多いんですけど、似たような雰囲気のキャラが多くて、 今ひとつ面白味に欠けますね。 音声はキャラクターとのマッチングはほぼ良し。ややキャラが定まっていない 印象を受けるキャラもいましたけど、許容範囲かと。 音楽は静かでちょっと不気味な感じの曲が多め。曲数が少なく、いつも同じ 曲が流れているような印象があります。 ゲームを開始すると、短いプロローグの後にオープニングアニメーションが 流れます。 歌は軽快なテンポの爽やかな曲。作品の雰囲気とは合っていない気はします けど(^^;、聞きやすいいい曲ですね。 絵の方はキャラクター紹介・シーン紹介的なもの。特筆すべき点は特になし。 エンディングも歌あり。渋くて格好いい感じの曲……なのですが、ややパンチに 欠けている印象もありますね。ちょっと勿体ないかも。 |
システム |
インタフェースはフルキーボードサポート。 既読スキップ、強制スキップ、バックログ、オートモード搭載。 バックログはマウスのホイール機能に対応しており、音声の再生も可能です。 通常のメッセージ送りもホイールで可能、音声のリピート再生も可能です。 描画はWindow・フルスクリーン両対応。画面サイズは800x600です。 動作は比較的軽快。ただ、描画でちょっと待たされます。画面効果をなしに すれば、ほとんど気になりませんけど。 スキップ動作は軽快です。上記同様、描画でちょっと引っかかりますけど。 セーブ箇所は60箇所。セーブ/ロードは随時可能です。 セーブデータはセーブ日時の他、章タイトルが保存されます。 数としては、選択肢の数はそこそこあるものの、2周目以降はヒント機能が 使えますし、章スキップも使えますので、これだけあれば充分かと。 システムは選択肢決定型のアドベンチャー。好感度によってエンディングが 発生するタイプです。 1度クリアすると、ヒント機能が使えるようになり、選択肢に好感度の上昇が 表示されるようになります。 また、ストーリーは章立てて進むのですが、章をまるまるスキップする機能も 使えるようになります。 このゲームはAlpha-ROMによるプロテクトが施されていて、毎回起動時に ディスクチェックが入ります。従ってディスクレス起動不可。 バックグラウンドでの動作も不可です。 主人公……って、誰なんでしょうね(^^; 痴漢が4人いて、全員主人公な感じです。とりあえず、名前は固定。 |
シナリオ・プレイ感 |
ゲームはK線をねぐらとする4人の痴漢が集うところから始まります。 痴漢しているところを撮影させてくれと頼まれ、サポートをしてもらう事を 条件にOKした痴漢達は、思い思いにターゲットを探し、痴漢をしていく…… という、単純明快なストーリーです。 ゲームは章立てて進んでいき、各章にはヒロインが割り当てられていて、1話 完結という感じで進みます。 内容はひたすらエロエロ。痴漢をして、連れ込んで、襲う……みたいな王道の 展開が続きます。お約束な展開が続くので、やや面白みには欠けますが、安心 してプレイできますね。 ラストは取って付けたような終わり方。短いイベントが入ってそのまま終わり、 という感じで、めちゃめちゃあっけないです(^^; 気になったのは展開の早さ。最初に痴漢したときからもうかなりいいなりに なっていて、そのまま連れ込んでHなんかもあって、徐々に堕としていくという 過程はほとんど楽しめません。まあ、その分、お手軽にHは楽しめますけど。 各ヒロインの描写もほとんどなく、いきなりHシーンという感じなので、どんな キャラなのかも解らないままストーリーが進むことも多いです。 このレビューのキャラクター紹介がやたら淡泊なのはそのせいです(^^; あと、ヒロインは完全に各章個別になっていて、各ヒロインが絡むことはない ため、ストーリーの幅が狭く、面白みに欠けるように思えます。 H度は高め。各ヒロインとも複数回用意されており、描写は濃いめ。尺はやや 短めですが、数が多いのでたっぷり楽しめるとは思います。 内容は、最初痴漢から入ってその後どこかに連れ込んだり、痴漢を繰り返し たりして、最後には撮影に入るという流れで、シチュエーションは様々なため、 充分楽しめるかと思います。 テキストはあまり誤字も見あたらず、テンポも良く読みやすいテキストだと 思います。 |
プレイ時間・難易度 |
ゲーム期間は不明。ストーリーは章立てて進み、6章で終わります。 ワンプレイは3〜4時間。手軽にサクサクとプレイできます。 難易度は低め。選択肢はかなりシビアで、1つ間違えただけでエンディングを 見られなかったりするのですが、2周目以降はヒント機能が使えるので、特に 問題はないでしょう。 |
総評 |
お奨め度ですが、簡単お手軽痴漢物が好きな人にお奨め。 ストーリーはほとんどHシーンで進んでいき、通常イベントの方が少ないぐらい です。もうHシーンの連続で、お腹いっぱい、という感じです。 ただ、ややキャラクターの個性や魅力が薄く、どのキャラも同じような雰囲気の 展開なので、今ひとつ面白みに欠け、ストーリーの幅も狭いため、物足りなさを 感じるかも知れません。 ストーリー性も薄く、展開も急で、感情移入はし辛いですし、エンディングは 取って付けたような終わり方で、あっけないですし、全体的に、どうにも薄い、 インパクトが弱いように感じます。 また、基本的に1話完結のストーリーが全6章で、1度クリアしてしまうと、 あとはイベントの回収という感じで、ややボリュームに欠ける気がします。 一応、各ヒロインのエンドは用意されていますけど、上記の通り、取って 付けたような、あっけない終わり方ですし。 低価格作品ならともかく、フル価格帯でのこのボリュームは、物足りないと 言わざるを得ないですね。ちょっとコストパフォーマンスは悪めです。 全体的に、どうにもインパクトが弱く、物足りなさの漂う作品でした。 Hシーンはそこそこいいですし、絵は魅力的だと思うのですが、どうにも それを活かし切れていないような気がする、勿体ない作品でした。 でもまあ、Hシーンの連続は圧巻ですし、手軽に楽しめますので、息抜き 程度にどうぞ(^^) 最後に。パッケージで、各章のストーリー語るのはどうかと思う……。 # しかも、内容微妙に違っている気がするのですが(^^; |