MAGICAL WITCH ACADEMY〜ボクと先生のマジカルレッスン〜 | |||
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ブランド名 | アトリエかぐや | ジャンル | 魔法学院ハーレムAVG |
発売日 | 2005.02.25 | 定価 | \8,800 |
パッケージ | 紙製パッケージ(152x226x41mm) | マニュアル | B6ブックタイプ |
DISC容量 | 2.26GB(DVD-ROM) | ||
原画 | M&M | シナリオ | 神無月ニトロ、 もみあげルパンR、速水漣 |
音楽 | 29曲、井出今日子&shoko、 吉田仁郎、Manack |
歌 | あり(1曲、ED)、真理絵 |
音声 | フルボイス、深井春花、草柳順子、一色ヒカル、白井綾乃、金田まひる、鳩野比奈、 大波こなみ、谷俊介、Mi-ko、千葉隆秀 |
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インタフェース | フルキーボードサポート | 描画 | Window・フルスクリーン両対応、 800x600 |
セーブ箇所 | 200箇所 | CG枚数 | 117枚 |
おまけ | CG MODE(CG鑑賞モード)、H SCENE MODE(Hシーン鑑賞モード)、 MUSIC MODE(音楽鑑賞モード) |
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対象属性 | 魔法少女、学園物、ショタ、誘惑、純愛、女教師、ストレートロング、ストッキング、 赤髪、ガーターベルト、金髪、帽子、オーバーニーソックス、ウェディングドレス、 リボン、ポニーテール、ショートカット、ツインテール、未亡人、黒髪、ふたなり、 レズ、猫耳、メイド |
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1プレイ時間 | 5〜7時間 | お奨め度 | 7 |
レビュー |
概要 |
眼を見た者を発情させてしまうという魔眼の持ち主である主人公は、人里離れた 山奥に師匠と暮らしていた。ある日、ウィザーディア学院の教師・シルヴィアが 主人公のもとにやってきて、主人公を学院で学ばせたいと申し出る。それにより 魔眼を克服できるかも知れないということで、師匠もそれを了承する。かくして 学院に通うことになった主人公だが、なんとそこは、男子禁制の学院だった。 周りはみんな女の子ばかり。しかも、物珍しさもあって、みんな主人公に色々と ちょっかいをかけてくる。女性がやや苦手な主人公はどきまぎするばかり。 しかし、魔眼を克服するためには、心を通わせ合えるパートナーを見つける 必要があった。果たして、主人公の運命は……という、魔法学院ハーレムAVG。 |
キャラクター・CG・音声・音楽 |
キャラクターは以下の通り。 シルヴィア・ヴェスパー。(CV:深井春花) 主人公を学院に招いた女教師。学院で1、2を争う魔力の持ち主。しかし、生活 態度は堕落しきっており、主人公を召使いのようにこき使う。 アバウトな性格だが、締めるところはきっちり締める。 アルシア・エルグラント。(CV:草柳順子) エルグラント王国第2王女。妖精族の血が入っている。成績優秀で優しく穏やかな 女性。主人公のことになるとムキになる一面も。 ミルフィ・ファスファー。(CV:金田まひる) 明るく元気いっぱいな女の子。主人公に好意を寄せており、それを身体いっぱい 体当たりで表現してくる。 シズナ・カドクラ。(CV:一色ヒカル) はるか東方の国からやってきた女の子。魔術と共に武術の訓練も行っており、 一流の剣士を目指している。物静かで厳格な女性。 イリス。(CV:大波こなみ) 学院の創設者にして学院長。見た目は幼いが数百歳とも言われており、強大な 魔力を持っている。結構お茶目な一面も。 エクレール・バーネット。(CV:鳩野比奈) 魔術師範兼保健医。おっとりのほほんな女性。二児の母。蜂蜜が大好きで、 蜂蜜のことを語り出すと止まらない、蜂蜜オタク。 ライラ。(CV:白井綾乃) 学院にある塔に封印されていたサキュバス。学院創立の際に封印から解かれ たが、結界によって学院の外には出られないようにされている。 お色気たっぷりの女性で、ことあるごとに主人公の精を狙ってくる。 絵の方は色っぽさと可愛らしさを併せ持つ、非常に魅力的な絵柄。描き分けが しっかり出来ていて、どのキャラクターも活き活きとしています。 CGは原画の魅力を活かして綺麗に処理されていると思います。 立ち絵はポーズ変化はなし、表情変化はあり。表情変化はそれほど大きくは ないのですが、効果的に変化するため感情移入はしやすいです。 キャラクターは個性豊かな面々揃い。中でもぐーたらお色気教師シルヴィアと、 元気いっぱい突撃娘ミルフィが、くどいぐらいに個性を放っています(笑) えーっと、ツカサ萌え? ←主人公です だって、ツカサとミルフィが並んでるCG、どう見たってミルフィが男で、ツカサが 女に見えるんですもの(^^; ツカサたん、可愛いー。 あとは……マロン萌え? ←よりによって子供かよ # スピカ萌え。←絵すらないサブキャラかよ 音声はキャラクターとのマッチングはほぼ良し。一部、最初は「あれ?」思うことも ありましたが、まあすぐに慣れるレベルでしょう。 演技の方は問題なし。サブキャラは兼ね役が結構多いのですが、それほど気に なることはありませんでした。 音楽は静かで綺麗な曲が多め。次いでほのぼのとした柔らかい曲ですね。 作品の雰囲気を上手く醸しだしていると思います。 エンディングは歌あり。アップテンポでややハードな曲ですが、歌声はちょっと 可愛らしい感じで、それがなかなか雰囲気が出ていていいですね。 |
システム |
インタフェースはフルキーボードサポート。 既読スキップ、強制スキップ、バックログ、オートモード搭載。 バックログはマウスのホイール機能に対応しており、音声の再生も可能です。 通常のメッセージ送りもホイールで可能、音声のリピート再生も可能です。 描画はWindow・フルスクリーン両対応。画面サイズは800x600です 動作は比較的軽快。スキップ動作はやや重めです。 セーブ箇所は200箇所。セーブ/ロードは随時可能です。 セーブデータはセーブ日時の他、ゲーム内日数とシーンタイトル、シーン画像が 保存されます。 数としては、これだけあれば充分でしょう。使い切ることはまずないかと。 システムはキャラクター選択+選択肢決定型のアドベンチャー。 その日一日を誰と過ごすかを選択し、たまに出てくる選択肢を選びつつ進めて いく形になっています。 特徴としては「ルーン」があります。これは、イベント中に様々なルーンを手に 入れることが出来、それを持っていると通常では見られないHシーンを見ることが 出来るようになるというものです。 ディスクレス起動可。バックグラウンドでの動作も可能です。 主人公の名前は「ツカサ」固定です。 |
シナリオ・プレイ感 |
ゲームは、主人公が学院にやってくるところから始まります。厳密には、やって きてしばらく経った状態から、ですけど。 シルヴィアにはこき使われ、学院の生徒からは誘惑されたり迫られたりしつつ、 ドタバタな毎日を過ごしていきます。 前半は明るく楽しいコミカルな展開。個性豊かなキャラクター達と過ごす学院 生活が描かれており、パロディ要素もたっぷりで、とても楽しいです。 ガンダムネタがみょーに多いですが(^^; 後半は、ヒロインと結ばれ、そこから問題が発生して、それを解決して終わりと いう感じ。ほとんどHシーンしか印象に残ってないのですが(^^; ラストはほのぼの、爽やかに終わるので、安心してプレイできますね。 ゲームはその日一日を誰と過ごすかを選択しつつ進むわけですが、いつ誰を 選ぶかは自由になっています。これによって、通常シーンの繋がりが弱くなり、 見ていないイベントをあたかも見たかのように進行したり、ややちぐはぐな点が 目立つようになっています。ちょっと勿体ないですね。 H度は高め。各ヒロインとも複数回用意されており、尺はたっぷり、描写も 濃厚です。基本的には純愛系のシーンがほとんどですが、バリエーションは 豊かで、様々なシチュエーションを楽しむことが出来ます。 2回戦3回戦は当たり前の、非常に充実したHシーンだと思います。 ただ、ゲームの終盤にまとまってHシーンが来るため、プレイしていてちょっと 疲れます(^^; あと、魔法学院を舞台にしている割には、魔法を使ったHシーンが思ったより 少なく、ちょっと拍子抜けした感もあります。ルーンを集めていないと、普通の シーンばかりですし。 テキストはちらほら誤字が見受けられます。それほど致命的なものはないと 思いますが、話が盛り上がったときに出てくると、ちょっと醒めますね。 アルシアに「シルヴィア、ダメだよ寝ぼけちゃ」と言うのはどうかと思います(^^; # シルヴィアを呼び捨てにしたらお仕置きされます(^^; |
プレイ時間・難易度 |
ゲーム期間は1ヶ月弱。1日ずつプレイしていき、条件を満たした段階で、個別 ルートに入るようになっています。逆に言えば、条件を満たさなければ、ずる ずる引っ張ることも出来ます。 ワンプレイは5〜7時間。どれだけイベントを見るかによって変わってきます。 ほとんどが個別イベントのため、2周目以降、スキップを使ってもあまり短縮 出来ませんので、結構時間はかかります。 難易度はやや低め。ただエンディングを迎えるだけなら、狙ったキャラと 会い続けていればいいのですが、それではルーンを集めることが出来ず、 見られないシーンも出てきます。なので、コンプリートするためには全ての キャラクターと上手く逢う必要があり、ちょっと面倒ですね。 |
総評 |
お奨め度は、可愛い男の子が好きな人にお奨め。 ……おほん。 女の子達に迫られる、コミカルでドタバタなHストーリーが好きな人にお奨め。 周りが女の子ばっかりで、先生もお色気たっぷりという、まんまハーレムな 設定がとても楽しいです。主人公にしたら災難でしょうけど。 キャラクターも活き活きとしており、H度も高くて、充分満足できるでしょう。 ただ、ちょっと通常イベントの繋がりが悪かったり、前半はひたすら会話を 続けるだけで、後半にまとめてHシーンが来るなど、ちょっとバランスが悪く、 ストーリーが動く部分も固まっているので、全体的にややまとまりに欠ける 印象があります。そして、主人公の魔眼が、いまひとつ有効に使われて おらず、ちょっと勿体ないなーという印象がありますね。これを上手く使えば、 もっとエロエロなストーリーに出来たような気がするんですけど。 まあ、パーツパーツで見れば充分良くできているとは思いますが。 しかし、H度は高いですし、キャラクターも魅力的ですし、なんと言っても 主人公が可愛いですし(をい)、ボリュームもたっぷりで、充分満足できる 内容かと思います。雰囲気が気に入った人は是非どうぞ。 最後に。主人公が一番可愛いのは、どうかと思います(笑) |