ぱいめが | |||
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ブランド名 | smart | ジャンル | AVG |
発売日 | 2005.06.24 | 定価 | \8,800 |
パッケージ | 紙製パッケージ(168x232x41mm) | マニュアル | A5ブックタイプ |
DISC容量 | 1.37GB(DVD-ROM) | ||
原画 | 鮭 | シナリオ | 芳右島ドリル、田中一郎、 天崎カケル、来夢みんと、 きんばら1099、J・さいろー |
音楽 | 18曲、 松本慎一郎(マッツミュージックスタジオ) 、 柏木るざりん 、 Blueberry&Yogurt |
歌 | あり(2曲、OP・ED)、榎津まお、Rita |
音声 | あり、茶谷やすら、大波こなみ、一色ヒカル、吉川華生、原田友貴、七生みこと、野ノ宮恋 | ||
インタフェース | メッセージ送りのみキーボード可 | 描画 | Window・フルスクリーン両対応、 800x600 |
セーブ箇所 | 100箇所 | CG枚数 | 94枚 |
おまけ | Graphics、Hscene、Music | ||
対象属性 | 巨乳、眼鏡っ娘、バカゲー、学園物、コメディ、幼馴染み、赤髪、触角、セーラー服、 オーバーニーソックス、ショートカット、ヘアバンド、女教師、青髪、ストレートロング、 しましま、金髪、お嬢様、黒髪、ボブカット、天然娘、体操服、ブルマ、首輪、犬耳、尻尾 |
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1プレイ時間 | 4〜5時間 | お奨め度 | 6 |
レビュー |
概要 |
眼鏡っ娘を愛する主人公は、眼鏡同好会に所属し、先輩と共に日々眼鏡道を 突き進んでいた。しかしある日、先輩と意見が対立する。主人公は巨乳眼鏡 好き、先輩はぺた眼鏡好きだったのだ! 同好会の名前を「ぺた眼鏡同好会」に 変えられてしまった主人公は、独立し、「巨乳眼鏡同好会」を設立する。 そして、夏休み明けにあるミス白鷺コンテストで、巨乳眼鏡っ娘を優勝させる べく、出場者を捜して特訓をするのだった……という、コミカルAVG。 |
キャラクター・CG・音声・音楽 |
キャラクターは以下の通り。 日比野梓鶴(ひびのしづる)。(CV:茶谷やすら) 主人公の幼なじみで、コスチュームマニア。おっとりほのぼのマイペース娘で、 ちょっと天然。巨乳だが、視力は両目とも1.5で、眼鏡は掛けていない。 永沢玲(ながさわれい)。(CV:吉川華生) 風紀委員会特別遊撃班班長。主人公を毛嫌いしており、眼鏡同好会を潰そうと 虎視眈々と狙っている。ぺた胸。 一条光(いちじょうひかり)。(CV:一色ヒカル) 白鷺学園現国教諭。ほんわかした雰囲気を持つが、思いこんだら突き進む。 妄想癖があり、妄想のままに行動するトラブルメーカー。 顧問となった部活はことごとく潰れ、死神先生と呼ばれる。 好きな食べ物はアロエヨーグルト。好きな戦闘機はF-14トムキャット。 好きなサーカスは板野大サーカス(笑) 若宮奏(わかみやかなで)。(CV:大波こなみ) 生徒会副会長で、巨乳。目は悪いが、普段はコンタクト。下級生からの人気が 高く、男子からも人気があるが、本人は興味なし。気が強く、負けず嫌い。 真面目で優等生。巨乳にコンプレックスを抱いている。巨乳眼鏡同好会には 断固反対の立場を取る。 山田華子(やまだはなこ)。(CV:七生みこと) 白鷺商科学校の生徒。魔術研究会所属。高飛車で我が儘なお嬢様。 登録名「HANACO」(笑) 藤原みぞれ(ふじわらみぞれ)。(CV:野ノ宮恋) 白鷺家政学校の生徒。百人一首同好会所属。大人しく控えめな女の子。 しかし、実はかなり腹黒い(笑) 絵の方は柔らかくほのぼのとした雰囲気の漂う、可愛らしい絵柄。表情が とても活き活きとしていて、魅力的な絵柄ですね。 CGは明るい発色で綺麗に処理されており、とても見やすいです。 立ち絵はポーズ変化・表情変化ともにあり。一言喋る度に絵が変わるぐらい、 パタパタと切り替わって、コミカルな表情も多く、非常に楽しいです。 キャラクターは個性豊かな面々揃い。基本的に、前に前に出て行く積極的な キャラクターが多く、ストーリーを引っ掻き回す感じです。 音声はキャラクターとのマッチングも良く、演技も問題なし。 特に永澤玲は、セリフに勢いがあって、面白い言い回しがあったりと、聞いて いて楽しかったです。 # 「スキンシップもサ□ンシップもない」の「□」の部分を、声優さんが自ら # 「ピー」と言っているのはステキです(笑) 音楽は非常に個性的で面白い曲が多いです。独特のテンポや曲調で、それが 作品の雰囲気ともよく合っています。 ゲームを開始すると、プロローグの後にオープニングアニメーションが流れます。 歌は明るくテンポの良い曲で、軽快でノリのいい歌がなかなか心地良いです。 まあ、歌詞はかなりあたま悪いですし、合いの手は「おっぱい」なんですが(^^; 絵の方は、コミカルで演出も凝っていて、曲合わせて切り替わり、見ていて とても楽しいです。 このオープニングを見終わった後、最初に出た言葉は「アホや……」でした(笑) そのぐらい、楽しいオープニングでした。 エンディングも歌あり。曲はスピード感のあるノリのいい曲で、歌の方はとても 力強く、かっこいい感じで、なかなか聴き応えがありました。 |
システム |
インタフェースはメッセージ送りのみキーボード可。 既読スキップ、強制スキップ、バックログ、オートモード搭載。 バックログはマウスのホイール機能に対応しており、音声の再生も可能です。 描画はWindow・フルスクリーン両対応。画面サイズは800x600です。 動作はやや重め。エフェクトが各所にちりばめられているので、エフェクトを ありにしているとちょっと思いです。スキップ動作も重め。 セーブ箇所は100箇所。セーブ/ロードは随時可能です。 セーブデータはセーブ日時の他、シーン画像とシーンタイトルが保存されます。 数としては、選択肢の数が少なく、エンディングもそれほど多くないため、これ だけあれば充分でしょう。 システムはオーソドックスな選択肢決定型のアドベンチャー。 ディスクレス起動可。バックグラウンドでの動作も可能です。 主人公の名前は「久住晟(くすみあきら)」固定です。 |
シナリオ・プレイ感 |
ゲームは主人公が眼鏡同好会から独立し、巨乳眼鏡同好会を作ろうとする ところから始まります。 同好会を作るにはいくつか条件があり、なんとか乗り越えつつ、ミスコンを 目指す……という感じです。 ストーリーは終始明るくコミカルに進みます。前半は同好会を作るために 顧問を捜したり部室を探したりと、あちこち奔走します。 後半は、ミスコンの出場者(候補)を選び、本番に向けて特訓をしていく、 という感じです。 会話はコミカルでテンポ良く、また各キャラクターとも非常に個性豊かで とても面白いです。特に主人公は、巨乳眼鏡に対するアツい想いを持って おり、会話にもそれがよく現れていて面白かったです。 ただ、ストーリー性はかなり薄く、設定もあまり活かされておらず、かなり 取って付けたような印象が漂います。 中盤で、意味ありげに出てきた華子とみぞれが、シナリオによっては結局 最後まで出てこなかったり、最後の最後で今までやってきたことを根底から 覆すような展開があったり、もうなんでもありという感じです。 あと、コンテストに出場させるヒロインを選んだ瞬間に、選ばなかった ヒロインはほとんど出てこなくなってしまうのも、ちょっと寂しいです。 H度はやや高め。各ヒロインとも複数回用意されており、尺の方はそこそこ 長め、描写もそこそこ濃厚です。ただ、シーンによってかなりばらつきが 大きく、やたらねちっこい描写のシーンがあったかと思えば、あっさりと 終わってしまうシーンもあったりと、今ひとつ統一感がありません。 内容は基本的にミスコンのための特訓という名目で、明るくコミカルな 雰囲気のシーンが多いです。そして、特訓から、なし崩しにHに突入する という流れですね。2回戦が用意されていることもあります。 明るく楽しくHという感じで、プレイはしやすいかと思います。 なお、永澤玲にはちゃんとしたHシーンがありませんので、永澤萌えな人は ご注意を。一応、立ち絵のみでのHシーンっぽいものはありますが。 テキストは誤字等はあまり気にならず、テンポが良くノリのいいテキストで 読みやすいかと思います。 ただ、所々「n」だの「\」だのという、スクリプトっぽい文字が見え隠れしたり、 無駄な空行があったりするのはどうかと思いますが(^^; |
プレイ時間・難易度 |
ゲームは7月27日から始まります。 ゲーム期間は2ヶ月弱。ミス白鷺コンテストまでです。 ワンプレイは4〜5時間。テンポ良くサクサク進むので、あまりプレイ時間は 感じませんでした。 難易度は低め。シナリオの分岐は明確で、悩むこともないでしょう。 |
総評 |
お奨め度ですが、コミカルでお手軽なHストーリーが好きな人にお奨め。 終始明るく楽しい雰囲気が漂っていて、気軽にプレイできると思います。 キャラクターはみんな活き活きとしており、会話も楽しくて、何も考えず プレイできるお手軽ゲームです。 Hシーンもそこそこ数が多く、内容も充実していて、充分満足できるかと 思います。 あと、もちろん眼鏡・巨乳好きの人にお奨め。主人公の、巨乳眼鏡っ娘が 好きという気持ちがよく表れていて、感情移入しやすいかと。 いや、まあ、ちょっと行き過ぎな気がしないでもないですが……(^^; ただ、ストーリー性はやや薄めで、伏線や設定が今ひとつ有効に利用されて おらず、ストーリーの大前提、根幹の部分を最後に覆すなど、ストーリーを 追いかけてプレイしていると「は?」と思うことも多々。 何も考えず、コミカルなノリに身を委ねてプレイするのが吉でしょう。 それと、誰をコンテストに出場させるかで、ストーリーは大きく2つに分かれ るのですが、その2本をクリアしてしまえばほぼ終わりのため、ボリューム的に やや物足りなさがあるかもですね。 シリアスになったり重くなったりすることは殆どなく、終始コミカルな雰囲気が 漂っているゲームはなかなかないかと思いますので、雰囲気が気に入った 人は是非どうぞ。 最後に。眼鏡は顔の一部です(笑) 以下、ネタバレ……というか、オチに対する突っ込み。 しかし、最後の最後でコンテストに出られないとか、伊達眼鏡でもOKとか、 あんたそりゃないぜ、って感じですよね(^^; ところで、コンプリートしたら、タイトルメニューのシルエットが通常表示に なるかと思ってたんですが、違うんですか? もしかして、私、何か見逃してる? いちおーおまけモードは全部埋まってるんですけど……。 |