| 姉妹教師丼 | |||
|---|---|---|---|
| ブランド名 | mini | ジャンル | 姉妹教師アドベンチャー |
| 発売日 | 2005.07.29 | 定価 | \9,240 |
| パッケージ | 紙製パッケージ(167x231x41mm) | マニュアル | A5ブックタイプ |
| DISC容量 | 1.58GB(DVD-ROM) | ||
| 原画 | 李KPA | シナリオ | 秋史恭 |
| 音楽 | 12曲、HIKO | 歌 | なし |
| 音声 | あり、伊吹雫、金松由花 | ||
| インタフェース | メッセージ送りのみキーボード可 | 描画 | Window・フルスクリーン両対応、 800x600 |
| セーブ箇所 | 80箇所+クイックセーブ1箇所 | CG枚数 | 107枚 |
| おまけ | CG/BGM、シーン回想 | ||
| 対象属性 | 姉妹丼、学園物、女教師、巨乳、ストッキング、ガーターベルト、ストレートロング、 黒髪、リボン、眼鏡っ娘、オーバーニーソックス |
||
| 1プレイ時間 | 3〜4時間 | お奨め度 | 6 |
| レビュー |
| 概要 |
|
主人公の通う学園には、ある習わしがあった。それは、女教師が赴任したとき、 男子学生を1人指名し、弟として指導する、姉弟制度。そして、主人公の学園に、 姉妹の教師が赴任してきた。2人は、弟として主人公を指名し、主人公はどちら の弟になるか、2週間以内に決めなければならないという。主人公に気に入られ ようとして、様々な誘惑を仕掛けてくる2人。果たして主人公は、どちらの弟に なるのか……という、姉妹教師アドベンチャー。 |
| キャラクター・CG・音声・音楽 |
|
キャラクターは以下の通り。 神月みさき(こうづきみさき)。(CV:金松由花) 学園に赴任してきた新任教師。大雑把で勝ち気な性格の女性。自信に満ち溢れて おり、言動も堂々としている。教師としても優秀。しかし、料理の腕は壊滅的。 神月ゆかり(こうづきゆかり)。(CV:伊吹雫) 学園に赴任してきた新任教師で、みさきの妹。大人しく控えめな女性。 やや押しが弱く、ちょっと頼りない印象もある。料理が得意。 絵の方は、リアル調の色っぽい絵柄で、萌えという感じではないですが、とても 綺麗で繊細で、もはや芸術の領域のような気がします。(言い過ぎ) CGは原画の魅力を最大限に生かすかのような、繊細で丁寧な処理になっており、 他のゲームではなかなか見られないような、独特の雰囲気を醸しだしています。 立ち絵はポーズ変化、表情変化ともにあり。会話の内容に合わせて切り替わり、 アクションも大きいため、感情移入し易いです。 ゆかり先生が笑った顔は、破壊力デカいです。 キャラクターは豪快でさっぱりした性格のみさきと、控えめで静かなゆかりという 対照的な配置。どちらもしっかり個性が出ており、魅力的ですね。 音声はキャラクターとのマッチングも良く、演技もばっちり。 みさき先生のお色気たっぷりの声や、ゆかり先生の甘えたような声は、かなり いい感じです。 音楽はゆったりした雰囲気の落ち着いた曲が多め。BGMに徹したような曲で、 あまり印象には残っていませんが、作品の雰囲気を上手く包んでくれます。 |
| システム |
|
インタフェースはメッセージ送りのみキーボード可。 ただし、EnterキーやSpaceキーでは出来ませんので注意。 既読スキップ、強制スキップ、バックログ、オートモード搭載。 バックログはマウスのホイール機能に対応しており、音声の再生も可能です。 文字が、黒背景に白で縁取りされた黒文字というデザインになっており、見づらい こと甚だしいです。普通に白文字にしてください……。 まあ、メッセージウインドウの不透明度を下げれば、若干見やすくなりますが。 描画はWindow・フルスクリーン両対応。画面サイズは800x600です。 動作は比較的軽快。スキップ動作も比較的高速です。 セーブ箇所は80箇所+クイックセーブ1箇所。セーブ/ロードは随時可能です。 セーブデータはセーブ日時の他、シーン画像、ゲーム内日数、シーンタイトルが 保存されます。 数としては、選択肢が少なく、分岐も明確ですので、これだけあれば充分かと。 まず使い切ることはないでしょう。 システムはオーソドックスな選択肢決定型のアドベンチャー。 ディスクレス起動不可。バックグラウンドでの動作は可能です。 主人公の名前は「大庭篤士(おおばあつし)」固定です。 |
| シナリオ・プレイ感 |
|
ゲームは、みさきとゆかりが新任教師として赴任してきて、主人公を弟に指名 するところから始まります。2人のうち、どちらかを姉に選ぶことを強いられた 主人公は、2人の教師から様々なアピールを受けつつ、毎日を過ごしていく、と いう感じ。 ストーリーは終始コミカルかつ淫靡に進みます。明るくほのぼのした雰囲気の中、 2人の女教師から誘惑される……という感じです。 最後は何故からぶらぶな雰囲気で終わります。……姉を選ぶんじゃなかったのか? まあ、お約束といえばお約束ですが……。 H度はやや高め。各ヒロインとも複数回用意されており、尺はそこそこ。描写も 比較的濃厚です。内容は、基本的に誘惑されてそのまま……というパターンが 多く、らぶらぶな雰囲気の漂うシーンが多いです。ただ、バリエーションは結構 豊かで、いろんなシチュエーションが楽しめます。 テキストは誤字等もほとんど気にならず、クセのない読みやすいテキストだと 思います。ただし、先述の通り、文字が見づらいのは激しくマイナス。 |
| プレイ時間・難易度 |
|
ゲームは4月11日(月)から始まります。 ゲーム期間は2週間。1日ずつプレイしていきます。 ワンプレイは3〜4時間。テンポ良くサクサク進み、プレイしやすい長さですね。 難易度は低め。選択肢の数は少なく、効果は明白のため、悩むことはないかと。 |
| 総評 |
|
お奨め度ですが、年上のお姉さんに誘惑されたい人にお奨め。 色っぽいお姉さんに誘惑され、Hな毎日を送っていく、まったりした作品です。 ストーリー性とか深い設定はほとんどありませんが、何も考えず気軽に楽しめて なかなかいいですね。 ただ、作品のコンセプトは「2人の女教師から姉を選ぶ」なのですが、ほとんど 最初からどちらか1人に絞ってプレイしていくような感じで、しかも最初の1週間で どちらを選ぶかほとんど決まりますので、ただひたすらHをするだけという印象が 強いです。 そして、ヒロインが2人だけで、1プレイも短めのため、ややボリューム的に 寂しい感がありますね。もう少し全体的なボリュームが欲しいところです。 というか、せっかく2人の女教師姉妹から誘惑されるんですから、2人から同時に 誘われるようなシーンを入れて欲しかったですね。クリア後のおまけだけという のは、ちょっと寂しいです。 # あとは、クリア後にダウンロードできるようになる、おまけシナリオと。 ##タイトルが「姉妹教師丼」なんですから、もっと姉妹丼を見たいと思うのは、 ##自然だと思うんですけどねぇ。 あと、一番キツかったのは、文字が見づらいことでしょうか。どうしてこんな 配色にしたんでしょうね。文字色を自由に変えられれば良かったのですが……。 目を見張るような美麗なCGに、キャラクターとマッチした音声、エロエロな 展開と、パーツパーツでは非常にレベルの高い作品だと思います。 惜しむらくはボリュームと、今ひとつ設定が活かしきられていない感がある こと、そして文字の見づらさでしょうか。低価格ソフトなら、ある程度納得 できるんですけど……。 でも、絵に惹かれた人や、雰囲気が気に入った人は充分楽しめるかと思い ますので、是非どうぞ。 最後に。主人公、後ろからが好きすぎる(笑) |