輪罠〜白濁まみれの放課後〜 | |||
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ブランド名 | Guilty | ジャンル | 輪姦白濁アドベンチャー |
発売日 | 2005.10.21 | 定価 | \7,800 |
パッケージ | 紙製パッケージ(168x231x42mm) | マニュアル | A5ブックタイプ |
DISC容量 | DISC-1 : 559.6MB、CD-DAなし DISC-2 : 444.0MB、CD-DAなし オナニーボイスCD : CD-DA=183.2MB、CD-DA11トラック |
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原画 | 椋木尋 | シナリオ | 乃美糸、翔破楼 |
音楽 | 18曲、久坂真生 | 歌 | なし |
音声 | あり、望月まゆ、福島梨亜、彩世ゆう、町田あみ、韮井叶 | ||
インタフェース | ややキーボード操作可 | 描画 | Window・フルスクリーン両対応、 800x600 |
セーブ箇所 | 100箇所+オートセーブ4箇所 +クイックセーブ1箇所 |
CG枚数 | 70枚 |
おまけ | CG MODE、BUST UP MODE、SCENE REPLAY、MUSIC MODE | ||
対象属性 | 輪姦、陵辱、学園物、女教師、ストレートロング、眼鏡っ娘、体操着、ブルマ、 スクール水着、赤髪、ショートカット、眼鏡っ娘、金髪、ポニーテール、リボン、 ツインテール、オーバーニーソックス、姉妹丼 |
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1プレイ時間 | 3〜4時間 | お奨め度 | 3 |
レビュー |
概要 |
美沢来果の兄は、全寮制の男子校で教師をやっていた。その兄はある日、 自殺をしてしまう。兄の自殺に納得できなかった来果は、真相を探るため、 男装をして学園に転入する。女性であることを隠しつつ、兄の死の真相を 探る来果だが、女性であることがバレ、大勢の男達に穢されることになる。 果たして来果の運命は。兄の死の真相を掴むことは出来るのか……という、 輪姦白濁アドベンチャー。 |
キャラクター・CG・音声・音楽 |
キャラクターは以下の通り。 雨霧遥奈(あまぎりはるか)。(CV:福島梨亜) 学園に勤める数学教師で生徒会の顧問。おっとりとした優しい雰囲気の女性。 美沢来果(みさわらいか)。(CV:望月まゆ) 兄の死の真相を探るため学園に潜り込んだ女の子。気が強くて頑固。 空手の有段者で、1対1なら負けない自信を持っている。 間宮舞衣子(まみやまいこ)。(CV:彩世ゆう) 学園の新任保健医。明るくオープンであっけらかんとした性格。 甘い物が大好き。 雨霧咲耶(あまぎりさくや)。(CV:町田あみ) 明るく元気いっぱいの女の子。好奇心旺盛で行動派。遥奈の妹。 絵の方はすっきりとした色気のある絵柄。可愛らしさと色っぽさが同居して いて、とても魅力的です。構図も見やすくていいですね。 CGは丁寧に処理されていて、雰囲気も良く出ていると思います。 立ち絵はポーズ変化、表情変化ともあり。パターンはそれほど多くなく、 変化も控えめなため、ちょっと地味な印象がありますね。 来果は男子校に入るためにゲーム開始早々ショートカットにするのですが… …私はロングの方が好きだったのでちょっとしょんぼり。 キャラクターは主人公でもある気の強い来果、大人しい遥奈、さばさばした 舞衣子、元気な咲耶というバランスの取れた配置。キャラクターの方向性が はっきりしており、掴みやすいですね。 音声はキャラとのマッチングも良く、演技の方も特に問題なし。 通常イベントと凌辱シーンとのギャップがよく表現されており、臨場感も たっぷりです。 音楽は静かで重い曲が多め。作品の雰囲気を醸しだしてくれます。 ただ、効果音はちょっとピントがずれたものが多く、射精の「こぽっ」という 音なんかは、もはやコミカルです。 ゲームを開始すると、プロローグの後にオープニングアニメーションが流れ ます。歌はなし。絵はキャラクター紹介、シーン紹介的なもの。文字も出て きてストーリーの概要を示してくれるような感じです。 |
システム |
インタフェースはややキーボード操作可。メッセージ送りや選択肢の決定は キーボードで可能ですが、メニュー操作等は不可のようです。 既読スキップ、強制スキップ、バックログ、オートモード搭載。 バックログはマウスのホイール機能に対応しており、音声の再生も可能です。 通常時も音声のリピート再生は可能です。 描画はWindow・フルスクリーン両対応。画面サイズは800x600です。 動作はやや重め。画面の切り替えでいちいち引っかかるため、ちょっとイライラ します。画面効果をSKIPにすればいくらかマシですが、それでも待たされるので 厳しいですね。スキップ動作も同様に描画で引っかかるため重めです。 セーブ箇所は100箇所+オートセーブ4箇所+クイックセーブ1箇所。 セーブ/ロードは随時可能です。セーブデータはセーブ日時の他、シーン画像と メッセージの一部が保存されます。 数としては、エンディングはそれほど多くなく、選択肢も少ないため、これだけ あれば充分かと思います。 システムは選択肢決定型のアドベンチャー。選択によって、その後の展開が 変わるツリー分岐型の構造になっているようです。 ディスクレス起動可。バックグラウンドでの動作は不可です。 主人公の名前は「美沢来果」「柊望未」固定です。一応メインは来果という ことになっているようですが、望未視点もかなり多いですし。 |
シナリオ・プレイ感 |
ゲームは来果が男子校に転入してくるところから始まります。 正体を隠して兄のことを探るが、女性だとバレてしまい、凌辱されながらも、 なんとか兄の死の真相を探ろうとする……という話です。 ストーリーは終始静かに重苦しく進みます。事件の真相を知るため、凌辱に 晒されながらも学園を調べ、周りにいる人たちも凌辱に巻き込まれていき、 最後には凌辱の嵐が吹き荒れる……という、凌辱、凌辱、また凌辱な展開。 最後も救いのないラストが多く、1つのシナリオを除いてはラブラブな展開も 皆無で、重苦しくダークな終わり方になっています。 まあ、その1つのシナリオも、ラブラブな雰囲気はほとんどないんですけど(^^; プレイしていてまず気になったのが視点。シーン毎に視点がコロコロ変わる ため、今、誰の視点で見ているのかがすぐには理解できず、ついていくのが やっとという状態で、感情移入は非常にし辛いです。 さらに、メインの主人公は来果、つまり女性で、しかもそれが凌辱される ため、より一層感情移入し辛い……というか、感情移入するとヤバいです(^^; そして、来果が兄の真相を探るのがゲームの目的なわけですが、マトモな 捜査は全然行われず、ただ凌辱に身を任せているだけ、という印象が強い です。さらに、「真相を探りたい」という意思があまり強く感じられないため、 プレイヤーとしては「凌辱に耐えてまで探ることなの?」と醒めた目で見て しまいました。ちょっと必然性が弱いような気がします。 もっと必然性がないのは咲耶ですけどね(^^; H度はやや高め。各ヒロインとも複数回用意されています。数自体はそれなりに 多いのですが、シーン1つ1つはあまり長くなく、途中で別のイベントが挟まれる ことも多く、さらに内容もただひたすら凌辱されるだけで、Hシーンに集中し辛い です。 描写はそこそこ濃厚ではありますが、基本的にただ女性を好きなように嬲る だけのシーンがほとんどのため、Hさを感じるより、ただただ痛々しいという 感じです。マトモなHシーンらしいHシーンは2つだけですので、凌辱苦手な人は 全く楽しめないでしょう。 さらに、輪姦率が非常に高く、1対1のシーンなんて片手で数えるほどです。 テキストは若干誤字は見受けられますが、それほど気にはならないかと。 静かで重々しい雰囲気は良く出ていると思います。 |
プレイ時間・難易度 |
ゲーム期間は1週間強? 1日ずつプレイするタイプのようですが、日付の経過を 意識することはありません。 ワンプレイは3〜4時間。サクサク進むためあっさり終わる印象です。 共通部も多く、2周目以降はスキップを使うとかなり短縮できます。 難易度は低め。選択肢が両手で足りるほどしかなく、分岐もそれなりにわかり やすいので、そーんなに苦労することもないでしょう。 |
総評 |
お奨め度ですが、輪姦凌辱の好きな人にお奨め。輪姦輪姦また輪姦、ひたすら 輪姦しまくるだけの割り切ったゲームですので、好みははっきり分かれるかと 思います。 ただ、ストーリー性は薄く、主目的である兄の死の真相探りも他人様の口から ぺらぺらと喋られて終わりというあっけなさ。ちょっと、なんか、もう、 責任者出てこいって感じ。 さらに、Hシーンのほとんどが輪姦シーンで、数はそれなりにありますがシーン 1つ1つは短く、しかも途中で別の所で発生しているイベントが挟まれるなど 集中し辛い作りになっており、勿体なく感じました。 しかも、女性を感じさせるとかそういうシーンはほとんどなく、ただ好き放題 女性をいたぶるだけのシーンがほとんどですので、独りよがりな印象が強く、 凌辱物としても弱い気がします。 そして、シナリオの分岐はかなり後半に固まっており、1度クリアしてしまえば スキップを使うとあっさり終わってしまうため、ボリューム的にも物足りなさが 漂います。定価は若干安めですが、それでも物足りなさが強いでしょう。 絵は綺麗で魅力的ですし、音楽や音声はそこそこいいのですが、それ以外の 要素は物足りなさが強く、来果の兄の死の真相探りや、輪姦シーンすらも おざなりな印象が強く、なかなか純粋には楽しみづらくなっています。 もう少し謎解きを丁寧にするなり、輪姦シーンをきっちり描くなり、しっかり ポイントを抑えて作って欲しいところです。 よっぽど輪姦好きで、ただひたすら女性をいいように嬲るのが好きな人以外 には、ちょっとお奨めしづらい作品です。……というか、そこまで鬼畜な 人はちょっとヤバい気もしますが(^^; 最後に。「生徒62」なんて出てくる輪姦シーン初めて見た……(^^; # やりすぎ(^^; 全ての真相が分かるエンディングすら、後味が悪い無茶苦茶な終わり方という のがなんとも……。 どれか1つぐらい、ちゃんとしたハッピーエンドが欲しかったですね。 というか、望未、ご乱心しすぎです(^^; |