なまたま | |||
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ブランド名 | らぱぷる | ジャンル | 元気ハツラツ★中出しアドベンチャー |
発売日 | 2007.03.30 | 定価 | \8,800 |
パッケージ | 紙製パッケージ(167x230x40mm) | マニュアル | A5用紙1枚 |
DISC容量 | DISC-1 : 606.8MB、CD-DAなし DISC-2 : 245.3MB、CD-DAなし 初回出荷特典サウンドトラック&ミニドラマCD : CD-DA=357.4MB、CD-DA12トラック |
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原画 | 大泉だいさく、大橋薫 | シナリオ | よこよこ、墨、 上遠野きつぐ、橋野次郎、哀河童子、 らぽーな、マサキケイシ |
音楽 | 11曲、Funczion SOUNDS、BB | 歌 | あり(1曲、OP&ED)、AISSIA |
音声 | 女性フルボイス、桜川未央、三井友子、金田まひる、中瀬ひな | ||
インタフェース | ややキーボード操作可 | 描画 | Window・フルスクリーン両対応、 800x600 |
セーブ箇所 | 90箇所+クイックセーブ1箇所+ オートセーブ1箇所 |
CG枚数 | 72枚 |
おまけ | CGmode、Scenemode、BGMmode | ||
対象属性 | ドタバタ、コメディ、眼鏡っ娘、ボブカット、ガーターベルト、ストッキング、白衣、女医、 幼馴染み、ピンク髪、ポニーテール、オーバーニーソックス、浴衣、看護婦、ナース服、 体操着、ブルマ、お嬢様、ツンデレ、タカビー、メイドさん、銀髪、ツインテール、リボン、 スクール水着、猫耳、尻尾 |
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1プレイ時間 | 4〜5時間 | お奨め度 | 5 |
レビュー |
概要 |
親と離れ1人暮らしをしていた主人公。そこにある日、父親の会社の人が現れ、 父親が倒れたという。一命は取り留めたが余命幾ばくもないと宣告されたと いうことで、父親は最後に孫が見たいと言っているとのこと。そうして、 主人公の子供を作るため、女の子とHして中出ししまくるプロジェクトが始まる。 果たして主人公の運命は……という、元気ハツラツ中出しアドベンチャー。 |
キャラクター・CG・音声・音楽 |
キャラクターは以下の通り。 橘綾瀬(たちばなあやせ)。(CV:中瀬ひな) 主人公の父親の命で主人公の元にやってきた女性。子作りプロジェクトの 責任者で、主人公の学園に保健医として赴任する。お色気たっぷりのお姉さん。 千条菜々羽(せんじょうななは)。(CV:桜川未央) 主人公の幼馴染み。明るく元気いっぱいで世話焼きな女の子。口よりも先に 拳が出るアクティブな女の子。 四之宮華恋(しのみやかれん)。(CV:三井友子) 理事長の娘でクラス委員で水泳部部長。成績優秀・容姿端麗のお嬢様。 プライドは高く、やや頑固。突然プロジェクトに組み込まれたため納得出来て おらず、あまり協力的ではない。 四之宮女学院のマーメイドプリンセスと呼ばれる。ぴちぴちピッチかよ。 人形はるな(ひとかたはるな)。(CV:金田まひる) 幼い外見ながら飛び級で大学院まで卒業している天才少女。無口でクールで 感情表現に乏しい。案外毒舌家で含みを持った話し方をする。好奇心は旺盛。 絵の方は可愛らしい絵柄。ややクセがあるため馴染めない人もいるかも知れ ませんが、私は全然平気でした。むしろ良し。 デフォルメ絵も可愛らしくていいですね。 CGは明るく発色のいい色遣いで、作品の雰囲気も明るくしてくれる感じです。 立ち絵はポーズ変化・表情変化ともになし。ただし、会話の時に出てくる バストアップの絵は、表情変化があります。 キャラクターはみんなそれぞれ方向性の違う個性豊かな面々。 中でもはるなは掴み所のない独特のキャラクターですね。 音声はキャラクターとのマッチングも良く、演技の方も問題なし。 ただ、サブキャラは兼ね役が多いわけですが……綾瀬と学院長、ほとんど声が 同じなんですけど……。せめて、もうちょっと作ってもいいんじゃないかな(^^; 他にも女生徒とかにも同じ声が……。 音楽は明るくほのぼのとしたコミカルな曲が多め。作品の雰囲気を明るくして くれる感じです。 ゲームを起動すると、オープニングアニメーションが流れます。 プロローグが終わったときにも流れますが。 歌はポップで明るく、聴きやすくて可愛らしい感じでいいですね。 絵の方はキャラクター紹介・シーン紹介的なものですが、コミカルな演出が 入っていたり、曲ともよく合っていて、なかなか見応えがありました。 エンディングも歌あり。歌はオープニングと同じ物ですね。 |
システム |
インタフェースはややキーボード操作可。メッセージ送りや選択肢決定はキー ボードで出来るようですが、それ以外の操作は出来ないようです。 既読スキップ、強制スキップ、バックログ、オートモード搭載。 バックログはマウスのホイール機能に対応しており、音声の再生も可能です。 通常のメッセージ送りもホイールで可能、音声のリピート再生も可能です。 描画はWindow・フルスクリーン両対応。画面サイズは800x600です。 動作は比較的軽快。スキップ動作もそこそこ高速です。 会話の時、バストアップの絵が画面下や横からスクロールして出てくるという 演出があるんですが、これがウザいのなんの(^^; 画面エフェクトをOFFにしても切れないのは、勘弁して下さい……。 セーブ箇所は90箇所+クイックセーブ1箇所+オートセーブ。セーブ/ロードは 随時可能です。 セーブデータはセーブ日時のみが保存されます。 数としては、選択肢は少なく、効果も明確なため、これだけあれば充分だと 思います。使い切ることはないでしょう。 システムは選択肢決定型のアドベンチャー。 特徴としては中出しカレンダー。これは、まあ、誰がどの日に危険日かが 解るようになっているだけです。 ディスクレス起動可。バックグラウンドでの動作も可能です。 主人公の名前は「桐原拓人(きりはらたくと)」固定です。 |
シナリオ・プレイ感 |
ゲームは主人公の元に綾瀬さんがやってきて、父親が倒れたことと、孫の顔を 見たがっていることを伝えるところから始まります。 流されるままに子作りプロジェクトに巻き込まれ、女の子達とひたすらHをして いくという、シンプルなお話です。 前半はHする相手を選んでひたすらHしまくるという展開。 選択肢で誰とHするかを選ぶという感じなので、身も蓋もなく進みます。 基本的には明るくコミカルな展開で、シリアスになったりすることはほとんど ありません。 後半はHする相手を選ぶことすらなくひたすらHしまくるという展開。 前半に輪をかけて身も蓋もなくなります。 ラストはあっけなく、非常にあっさりと終わります。一瞬何が起こったのか わからないぐらいすぱっと終わることもしばしば。 プレイしていて気になったのはイベント間の温度差・整合性。 無理矢理っぽくHしてレイプ魔とか蔑まれているのに、次のイベントでは 仲良く昼食をとって、あまつさえ「あ〜ん」とかやっているのは、あまりにも 脳天気で微笑ましいです。 H度は高め。各ヒロインとも複数回用意されており、尺の方はそこそこ、 描写は濃いめです。2回戦が標準で、初めての時から平然と2回戦に突入 するあたりには漢を感じました。 前半はプロジェクトなので仕方なく、後半はラブラブという感じですが、 基本的には純愛系のノーマルなHが多いです。場所は屋外とかも多かったり しますけど。内容的にもごく普通のものがほとんどです。 特筆すべきは、基本的に全て中出しになること。まあ、それが目的とも 言えるわけですが、中出し・外出しを選ぶことは出来ません。 なので、妊娠させたくなければ危険日を避ける必要があります。 テキストはちらほら誤字が見受けられますね。 「保険の先生」……まあ、ありがちですね。 「ちょっと関心」……一瞬気付きませんね。 「ゆkっくり」……それはどうだろう……。 「菜々羽恋人エンド+妊娠」……それ、エンディングタイトルですか?(^^; # エンディングタイトルはその後別にちゃんと出たんですけど……。 |
プレイ時間・難易度 |
ゲームは7月8日から始まります。 ゲーム期間は約2週間。基本的に1日ずつプレイしていきます。 ワンプレイは4〜5時間。手軽でプレイしやすい長さですね。 共通部分は少なめですが、プロローグを飛ばすことが出来ますので、 スキップと併用すれば半分ぐらいまでは短縮できるかと。 さらに、同キャラの別エンドを見る場合は、さらに短縮可能です。 難易度は低め。基本的に狙ったキャラとHし続けていればOKですが、 それだと妊娠エンドしか見られないので(^^;、危険日を外したり、 細かい調整をしていく必要はあります。 でもまあ、条件は明確でから、悩むこともないかと。 |
総評 |
お奨め度ですが、簡単お手軽中出しHが楽しみたい人にお奨め。 それ以上でも以下でもない、目的が非常に明確な潔い作品です。 ストーリー性なんてものはなく、設定も強引で唐突ですが、細かいことは 気にしてはいけないのでしょう。きっと。 ただ、ラストがあまりにもあっけないのはちょっと残念。 せめて、最後ぐらいはきっちり綺麗にまとめて欲しいところです。 投げっぱなしのエンドが多いこと多いこと……。 ともあれ、キャラクターは魅力的だと思いますし、雰囲気に身を任せて 流されて下さい。絵柄が気に入った人は是非どうぞ。 最後に。ノートPCに「ノムさん」と名づけるはるなのセンスが解らない(^^; |