幼なじみと甘〜くエッチに過ごす方法 | |||
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ブランド名 | アトリエかぐや | ジャンル | AVG |
発売日 | 2007.02.23 | 定価 | \8,800 |
パッケージ | 紙製パッケージ(152x226x40mm) | マニュアル | B6ブックタイプ |
DISC容量 | 3.33GB(DVD-ROM) | ||
原画 | Choco Chip | シナリオ | 神無月ニトロ、近江達裕、 MLR(もみあげルパンR)、 速水漣、七央結日 |
音楽 | 21曲、井出今日子&根岸咲 | 歌 | あり(1曲、OP)、片霧烈火 |
音声 | あり、楠鈴音、北都南、安玖深音、朝田孝 | ||
インタフェース | フルキーボードサポート | 描画 | Window・フルスクリーン両対応、 800x600 |
セーブ箇所 | 30箇所+クイックセーブ10箇所+ オートセーブ10箇所+フリー |
CG枚数 | 104枚 |
おまけ | CG鑑賞、シーン再生、音楽鑑賞 | ||
対象属性 | 幼なじみ、純愛、ドタバタ、コメディ、学園物、ポニーテール、リボン、裸エプロン、 ツンデレ、関西弁、スクール水着、金髪、ツインテール、ハーレム |
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1プレイ時間 | 5〜8時間 | お奨め度 | 7 |
レビュー |
概要 |
両親が旅行に出かけ1人残された主人公は、同じく両親が一緒に旅行に行った お隣さんで幼なじみのあすかに面倒を見られつつ毎日を過ごすことになった。 しかしそこに、幼い頃転校した各地で出来た幼なじみ達がやってきて、一緒に 暮らすことになる。しかも、3人の幼なじみ達は誰が「真の幼なじみ」かを決める ために、昔主人公と一緒にしたエッチな遊びを再現することに……。果たして 主人公の運命は? 「真の幼なじみ」の栄冠は誰の頭上に輝くのか? という、 幼なじみドキドキいちゃいちゃアドベンチャー。 |
キャラクター・CG・音声・音楽 |
キャラクターは以下の通り。 涼風あすか(すずかぜあすか)。(CV:楠鈴音) 主人公のお隣さんで幼なじみ。気が強くて意地っ張りで頑固だが、面倒見は良く 頑張り屋で一生懸命な女の子。主人公と一緒にいた時間は一番長い。 御堂琴音(みどうことね)。(CV:北都南) 主人公が大阪にいた頃の幼なじみ。おっとりのんびりほんわか娘。しかし、実家は いわゆる任侠で、さりげなく発言は過激な上、腕っ節も強い。 エミリーウィンスレット。(CV:安玖深音) 主人公がアメリカにいた頃の幼なじみ。元気で活発で好奇心旺盛で悪戯好き。 あっけらかんとしていてハッキリ物を言う。 絵の方は非常に可愛らしいほんわかした雰囲気の絵柄。とても表情豊かで活き 活きした絵柄で、非常に魅力的です。イベント絵ももちろんいいのですが、立ち 絵がとても表情豊かで見応えたっぷりで良かったです。 CGは綺麗に丁寧に処理されていて、原画の雰囲気もとても良く活かされていて いいですね。 立ち絵はポーズ変化・表情変化ともにあり。目パチありもあります。 すっごい表情豊かで会話に合わせてコロコロ変わって、コミカルな表情も多くて 見ていてとても楽しいです。アップになった時がとても見応えがあります。 キャラクターは素直になれないあすか、おっとりほんわかの琴音、明るく元気な エミリーと、はっきりキャラ付けされています。 みんなとても可愛らしく魅力的で、会話も楽しく活き活きとしていていいですね。 音声はキャラクターとのマッチングも良く、演技の方も文句なし。 淫語は一応修正は入るのですが、「ん」の後ろに申し訳程度にピー音が一瞬 鳴るだけなので、もはや何の修正にもなってません(^^; 音楽はほのぼののんびりした曲が多め。次いで静かでゆったりした、ちょっと 切ない感じの曲が多めです。 ゲームを開始すると、ちょっと長めのプロローグの後にオープニングアニメー ションが流れます。 歌は明るくポップな可愛らしい歌で、ノリが良く聞きやすいですね。 絵の方はキャラクター紹介・シーン紹介的なもの。特筆すべき点は特になし。 |
システム |
インタフェースはフルキーボードサポート。 既読スキップ、強制スキップ、バックログ、オートモード搭載。 バックログはマウスのホイール機能に対応しており、音声の再生も可能です。 描画はWindow・フルスクリーン両対応。画面サイズは800x600です。 動作はそこそこ軽快。スキップ動作はやや重めです。 セーブ箇所は30箇所+クイックセーブ10箇所+オートセーブ10箇所+フリーセーブ。 セーブ/ロードは随時可能です。 セーブデータはセーブ日時の他、シーン画像と自由記述のコメント(初期値は メッセージの一部orシーンタイトル)が保存されます。 数としては、選択肢が少なく分岐も明確なので、これだけでも充分足りるかと。 もし足りなくてもフリーセーブでいくらでもセーブできますし。 システムはマップ移動場所選択+選択肢決定型のアドベンチャー。 移動場所選択は誰がどこにいるのか表示されるため、誰に会いに行くかを選ぶ ような形です。 ディスクレス起動可。バックグラウンドでの動作も可能です。 主人公の名前は可変です。初期値は「後藤荘介(ごとうそうすけ)」で、その場合は 音声が入ります。名前を変えたときは、テキストからして出来るだけ名前を呼ば ないように変更されているようですね。細かいところですがなかなかの拘りです。 |
シナリオ・プレイ感 |
ゲームは主人公のところに2人の幼なじみが押しかけてきて、お隣さんも巻き 込んで真の幼なじみを決めるためにエッチな遊びを繰り広げる……という感じ。 前半は真の幼なじみを決めるため、主人公が昔幼なじみ達とやっていた遊びを 再現することになります。 内容は、とても園児や小学生がやっていたとは思えないようなエッチな遊びで、 明るく楽しくちょっと恥ずかしい展開です。 後半になると、真の幼なじみがほぼ決まり、その娘と愛を育んでいくという感じ になります。 軽い山場はありますが、基本的にはひたすらエッチしまくるだけの潔い展開です。 ラストはドタバタしつつもすっきり終わってくれるので、プレイ後の気分は爽快。 まあ、かなり強引で力業な展開もあったりはしますけど(^^; 内容はただひたすらエッチするだけなのでこれといって言うこともないんですが、 現在の主人公の言動から、昔の主人公がめっちゃエロいというのがちょっと想像 しづらくて、過去の日記の内容がやや浮いちゃっているような気もします。 まあ、元々かなり無茶苦茶な内容の日記ですから、細かいことを言ってもしかた ないんですけど(^^; ヒロイン達は一応「真の幼なじみ」を目指して争っているわけですが、誰か1人が 決まったら、他の娘は応援する側に回ったりと、最後までちゃんと話に絡んで来る のは良かったです。 ただ1つ気になったのは、途中、ヒロイン視点に切り替わったりすることがある のですが、それが何の前触れもなく突然切り替わるので、今、どっちの視点なの かが解りづらいことがありました。もう少しわかりやすくして欲しかったなー、と。 H度は高め。各ヒロイン複数回用意されており、尺の方はそこそこ長め。 2回戦3回戦当たり前で、初めての時から平然と2回戦をこなしたりします。 ただ、前半は本番はなく、悪戯し合ったりとか、道具を使ったりとかという ライトなエッチになります。まあ、ライトと言っても、充分H度は高いというか、 ヘタに本番するよりHなものもあったりしますけど。 後半に入ると怒濤の本番攻勢になるわけですが、内容的には純愛ラブラブな ものばかりで、バリエーションはそれほど多くありません。まあ、場所は色んな ところでやってたりしますが。 テキストは誤字等はそれほど気にならず、テンポも良く読みやすいテキスト だと思います。たまーに誤字がかたまってたりもするんですが。 |
プレイ時間・難易度 |
ゲームは6月14日の火曜日から始まります。 ゲーム期間は2ヶ月強。前半は1日ずつ進みますが、後半はかなり飛び飛びです。 ワンプレイは5〜8時間。ちょっと幅がありますが、どれだけイベントを見るかで かなり変わってきますので。1人だけに絞って進めて5時間、3人平行して進めて 8時間といったところでしょうか。 共通部分はプロローグを除けばそれほど多くありませんので、2周目以降もあまり スキップは効かないため、コンプリートしようと思ったらそれなりに時間はかかり ます。とは言っても、キャラは3人でエンディングもそーんなに多くはないので、 それほど大変ではないですが。 難易度は低め。基本的に狙ったキャラと会い続けていればOKです。 後半で、エンディングが分岐したりもしますけど、そもそも選択肢が少ないため 悩むこともないでしょう。 1つわかりにくいかもしれないエンディングがあるにはありますが、まあどう考え てもハーレムエンドなので(笑)、悩むこともないかと。 |
総評 |
お奨め度ですが、可愛い女の子とひたすらいちゃいちゃしたい人にお奨め。 ストーリー性とか脈絡とかそういうのは気にせず、ただひたすらエッチなことを しまくるという、非常に潔いわかりやすい作品です。 ただ、キャラクターの描写はきっちりしていますので、魅力はちゃんと伝わって きますし、ツボにハマれば萌え転がれるかと思います。 ただ、主人公の言動にやや一貫性がなかったり、現在より昔の主人公の方が なんかエッチな気がしたり、後半のストーリーはかなり唐突でお約束でご都合 主義全開なので、そういうのが気になる人には辛いかもですね。 あと、Hシーンの数は多いのですが、前半はともかく後半の本番シーンはやや バリエーションに乏しくて、今ひとつ面白みには欠けるような気がします。 前半の方が、本番はありませんけど、いろんなタイプのシーンを楽しむことが 出来るので面白いかも。 ともあれ、システム的には特にストレス無くプレイできると思いますし、内容は わかりやすくすんなり入っていけると思いますし、キャラクターはとても可愛く 活き活きとしていますので、見ているだけでも和める感じです。 絵柄や雰囲気が気に入った人は是非どうぞ。 最後に。子供時代の主人公を誰か捕まえろ(^^; |