シス☆ぽん〜孕ませ♪ご馳走さまっ!〜
ブランド名 すもも ジャンル 義妹孕ませアドベンチャー
発売日 2007.11.30 定価 \2,000
パッケージ DVDタイプのトールケース(136x190x15mm) マニュアル DVDジャケット裏
DISC容量 326.3MB、CD-DAなし
原画 大泉だいさく シナリオ 奈落ハジメ
音楽 憔悴ラジヲ なし
音声 あり、倉田まりや芹園みや
インタフェース ほぼフルキーボードサポート 描画 Window・フルスクリーン両対応、
800x600
セーブ箇所 40箇所+オートセーブ3箇所
+クイックセーブ1箇所
CG枚数 25枚
おまけ 回想モード、CGモード
対象属性 妹、ドタバタ、ラブコメ、ツインテール、オーバーニーソックス、しましま、ツンデレ、
スクール水着、ヘアバンド、お兄ちゃん、体操着、ブルマ、裸エプロン
1プレイ時間 約3時間 お奨め度 4

レビュー
概要
妹萌えな主人公は、現実と理想のギャップに苦しんでいた。そんなある日、
親戚の娘が主人公の家にやってきて、一緒に暮らすことになる。それに
焦った妹のみちるも、主人公に対して積極的にアピールをするようになる。
主人公の家系は代々不思議な力を持っており、その力を受け継ぐのは血の
繋がった家族同士の間から生まれてきた子だけだという。その力を残すため、
妹たちと主人公のHな毎日が始まる……という、義妹孕ませアドベンチャー。
キャラクター・CG・音声・音楽
キャラクターは以下の通り。

鞍馬みちる(くらまみちる)。(CV:倉田まりや)
主人公の妹。お兄ちゃん大好きだが素直になれず、冷たい態度を取ってしまう。
奈々香の登場に焦り、積極的にアピールするようになる。明るく元気な女の子。

鞍馬奈々香(くらまななか)。(CV:芹園みや)
主人公の家にやってきた親戚の女の子。お兄ちゃんに憧れていたため、主人公の
ことをお兄ちゃんと呼び慕う。家事が得意でおとなしく控えめだが、実は結構
腹黒い一面も。

絵の方はほんわかとした可愛らしい雰囲気の絵柄。表情豊かで活き活きとして
いていいですね。
CGは柔らかいタッチで処理されており、原画も活かされていると思います。
立ち絵はポーズ変化・表情変化共にあり。アクションが大きくてわかりやすく、
会話に合わせてコロコロ切り替わるため、見ていて楽しいです。

キャラクターは明るく元気で強気で勝ち気で素直になれないみちると、
大人しく控えめででも色々企んでる奈々香という感じ。
はっきりとタイプが分かれていますので、好みも分かれるかも。

音声はキャラクターとのマッチングはよく、演技の方も問題なし。

音楽はゆったりした落ち着いた雰囲気の曲が多め。……というか、ほとんど
同じ曲がかかっているような気がしますけど……。
システム
インタフェースはほぼフルキーボードサポート。一部メニューや、ログの音声
再生など以外はキーボードで操作可能なようです。
既読スキップ、強制スキップ、バックログ、オートモード搭載。
バックログはマウスのホイール機能に対応しており、音声の再生も可能です。
通常のメッセージ送りもホイールで可能、音声のリピート再生も可能です。

描画はWindow・フルスクリーン両対応。画面サイズは800x600です。
動作はやや重め。画面効果を省略にすれば、そこそこ軽快になります。
スキップ動作はそこそこ高速。

セーブ箇所は40箇所+オートセーブ3箇所+クイックセーブ1箇所。セーブ/ロードは
随時可能です。
セーブデータはセーブ日時の他、シーン画像とメッセージの一部が保存されます。
数としては、選択肢が数えるほどしかないので、これだけあれば充分でしょう。

システムはオーソドックスな選択肢決定型のアドベンチャー。
……まあ、選択肢は2つしかないわけですが……。

ディスクレス起動可。バックグラウンドでの動作は不可です。
主人公の名前は「鞍馬龍彦(くらまたつひこ)」固定です。
シナリオ・プレイ感
ゲームは主人公の家に奈々香がやってくるところから始まります。
奈々香のお兄ちゃん攻撃に耐えられなかった主人公は手を出してしまい、
それを見たみちるもアピールを始めて、次第に小作りに励んでいく……
という、なんとも突拍子のないお話。

前半は、みちると奈々香が主人公をめぐっていがみ合ったり、それぞれに
アピールしてきたりする感じ。
いがみ合うと言ってもそれほど陰湿なものではなく、軽く言い合ったり
ちょっと抜け駆けをしたりという程度で、そんなにドロドロするわけでは
ありません。

後半は、どちらが本当の妹かという話や、子作りの話に絡んだ展開。
まあ、あっという間に終わってしまいますゲド。

最後は、お約束というか、ご都合主義というか、それまでの展開をさらっと
スルーするかのような終わり方で、ある意味清々しいです。

プレイしていて気になったのが、テキストと絵の差違。
「おやすみなさい、お兄ちゃん」と言ってる窓の外がめっちゃ明るかったり
とか、まだ脱がせていないのに絵ではもう脱いでいたりとか、ちょっと絵と
テキストの差違が気になりました。

H度は並。各ヒロインとも複数回あり、尺の方はそこそこ長め。描写はそこ
そこ濃いめです。
基本的には妹達に迫られて流されてHするという感じですが、内容的には
純愛系ですが、結構節操なくあちこちでやってたりします。

テキストは誤字等はほとんど気になりませんでしたが、漢字の使い方がやや
気になりました。普通は漢字で書かないような言葉も漢字で書かれていて、
ちょっと堅い印象を受けるとともに、若干読みづらくなっているような気が
します。なんというか、読むテンポが崩れるというか。
プレイ時間・難易度
ゲーム期間は不明。日付の経過は特に描写されません。

ワンプレイは約3時間。かなり短いですが、さらに共通シナリオが多いため
2周目もスキップを使うとすぐ終わってしまうため、5時間もあればコンプ
リート出来るぐらいの勢いです。

難易度は低め。というか、選択肢が2つしかないので、悩む所なんてないと
思いますけど。
総評
お奨め度ですが、妹好きな人にお奨め。
元々いる実の妹と、あとから妹になった親戚の娘の2人と、子作りのために
ひたすらHなことをしまくるという作品で、2人の妹から迫られる様を楽しむ
ことが出来ます。
最初はいがみ合っていた2人の妹が、徐々にうち解けていく様も楽しめて、
妹好きにはたまらない内容かも知れません。
また、全体の7〜8割ぐらいがHシーンで、ひたすらHシーンが連続するという
感じですので、かなり濃厚なHシーンが楽しめます。

ただ、全体的なボリュームはかなり乏しく、展開も急で、あっという間に
終わってしまうため、感情移入もしきれないような感じです。
定価はかなり安いので、そこから考えれば妥当だとは思いますけど、
やっぱりどうしても物足りなさを感じてしまいます。

まあ、簡単お手軽に可愛い2人の妹とのHが楽しめますし、息抜きがてらに
プレイするにはいいのではないでしょうか。

最後に。パッケージより。「登場キャラクターに血縁関係はございません。
すべて義理の関係です」……嘘だ!(笑)
# いや、それがホントなら、作品の設定が根底から覆るわけですが(^^;



ロビーに戻る  レビュートップに戻る