暁の岩礁 | |||
---|---|---|---|
ブランド名 | U・Me SOFT | ジャンル | AVG |
発売日 | 1999.05.28 | 定価 | \8,800 |
パッケージ | 紙製パッケージ | マニュアル | A5ブックタイプ |
DISC容量 | 461.0MB、CD-DAなし | ||
原画 | しらとりれいこ | シナリオ | K3さんによく似てる、大宮慶造、菜花芭 |
音声 | フルボイス、RURI、YURI、YUUKI、MAI、TOMOKO、KOMICHI、KAHO、KAZUMI | ||
インタフェース | フルキーボードサポート | 描画 | フルスクリーンのみ |
セーブ箇所 | 14箇所 | 歌 | なし |
おまけ | ハイスコア表示、ハイライト再生、ハッピーエンド再生、CG閲覧、音楽試聴 | ||
対象属性 | 謎解き、脱出物、妹、お兄ちゃん、ポニーテール、リボン、金髪、お嬢様、タカビー、 ストレートロング、カチューシャ、赤髪、お下げ、ロリ、ショートカット、眼鏡っ娘、幽霊 |
||
1プレイ時間 | 1時間 | お奨め度 | 6 |
レビュー |
「新機軸のシステムと新鮮なストーリー展開!」…むかーし似たよーな システムのゲームを見たことがありますが…(笑) # まあ確かに最近はあまり見かけないシステムですね。 「しゃべりまくりのフルボイス仕様」…何を今更って感じ(^^; 「謎を孕んだ船内を探索するマップ移動モード」…単なる2Dマップじゃん(^^; 「時間制限の興奮、タイムスケールシステム搭載」…落ちついてゲームさせて(^^; 「ノートパソコンが鍵を握るパソメニューモード」…単なるメニューです(^^; 「行動によって変化するパラレルストーリー」…ただのマルチシナリオです(^^; 「かゆいところに手が届く快適な操作性」…あんまり痒くないです(^^; てなわけで、たいそうに売り文句を並べてますが、言う程の物じゃないです(笑) まあ、システム的には別に不満はないんですが、売りにする程では…。 ただ、昨今は不満たらたらのシステムがけっこー多いですから、それを 考えると当然のことが当然のように出来るだけでも素晴らしいですけどね。 舞台は1999年初秋。女子校教師の主人公が、学校の修学旅行で豪華客船に 乗る。そしてそこで事件が発生して限られた時間内で解決する…というのが ゲームの大きな流れです。 ゲームを始めると画面にプレイ開始からの時間が秒単位で表示されます。 …落ち着いてメッセージも読めやしない(笑) 時間内にクリアしないといけないイベントとかもありますし、プレイを開始して クリアするまでの時間が計測されていて、ハイスコアとして登録されたりします。 ゆっくりメッセージ読ませてくれい(^^; インタフェースはキーボードもOK…てゆーか、キーボードがないと操作 出来ない部分もありますね。パスワードの入力とか。 # パスワードの入力、なんでテンキーはダメなのかな(^^; ゲームの方は、プロローグでどのキャラのシナリオに入るかを決定して、 全てのキャラに逢ったところからシナリオが分岐します。 で、そこから各キャラ毎にさまざまな事件が発生して、それを時間内に クリアしていく…という感じです。 例えば、あるキャラのシナリオでは爆弾魔に船がハイジャックされて、 時間内に脱出したりとか、別のキャラでは幽霊を探したりとか。 ハイジャックシナリオでは、最後は爆弾を解除します。ええ、お約束の 赤を切るか青を切るかがあります。私は2回死にました(^^; 長いこと考えてると、時間切れで爆弾爆発するし…(^^; 絵の方は結構好み。ちょっと粗く見えるところもありますが、私は そんなに気になりませんでした。とりあえず、響萌え(爆) # 姫もそれなりにいい感じ(笑) 1プレイは1時間弱。てゆーか、基本的に1時間以内にクリアしないと いけませんし、シナリオによっては1時間も使えない場合も(^^; 私がプレイした感覚では平均で45分ぐらいかしら? この時間制限は、落ちついて自分のペースでゲームが出来ないというのは ありますが、緊迫感を出すにはなかなかいいですね。 ただ、結構時間設定は余裕はあると思いますけど。 # でも、文章読むの遅い人には辛いかも…。 ちなみにキャラは9人いるので、全シナリオを見ようとするとそれなりの 時間はかかります。 シナリオの方は、さすがに1プレイが短いだけあって薄め。 お当番までの流れは「お前ら何時の間にそんなに仲良くなった?」という 感じがしないでもない(^^; 大抵は助けてくれたお礼という形ですが…。 それと気になるのは、爆弾が仕掛けられたという緊迫した状況のハズなのに、 なんかキャラクターにいまいち緊迫感がない(^^; なんかすげー呑気な会話かわしてるし…。 # プレイヤーの方が焦ってるかも(笑) あと、ヒロインが9人いるわけですが、狙ったキャラのシナリオに入るのは けっこー難しいかも(^^; 最初に大きく3つのシナリオに分かれて、その後の選択でさらに3つに分かれる という感じなのですが、どの順番で女の子に逢ってどの選択肢を選べばどの キャラのシナリオに入るのかなかなか掴めませんでした(^^; とりあえず全員と逢った時点でセーブして、その後に続く3つのシナリオを クリアした後に、最初からやり直して違った順で女の子に逢って…という のを繰り返さないといけないっぽい(^^; # まあ、最初からプレイするのは3回ですむわけですが。 お奨め度ですが、時間制限付きの緊迫感のあるゲームをプレイしたい人に お奨め。手軽にプレイできるので、ショートゲームが好きな人にもいいかな。 キャラクターも個性的なので、まあそこそこ楽しめると思います。 ただし、恋愛要素は無茶苦茶薄いです(^^; なので、あまり萌えには期待しないこと。 逆に、落ち着いてプレイしたい人や、じっくりとストーリーを読みたい 人には全くもって向きません(^^; そーいう人は、ノベルタイプのゲームでもやってて下さい(笑) |