こうふくのカタチ | |||
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ブランド名 | E.G.O. | ジャンル | ファンタジーAVG |
発売日 | 1999.10.29 | 定価 | \8,800 |
パッケージ | 紙製パッケージ | マニュアル | A5ブックタイプ |
DISC容量 | 227.1MB+CD-DA=586.4MB、CD-DA15トラック | ||
原画 | さとを | シナリオ | どりんち |
音声 | あり | ||
インタフェース | フルキーボードサポート | 描画 | 擬似フルスクリーンのみ |
セーブ箇所 | 20箇所 | 歌 | なし |
おまけ | 音楽室、アルバム、アウターウェル | ||
対象属性 | 感動、長耳、妹、猫耳、メイド、眼鏡っ娘、ストレートロング、巨乳、翼、尻尾、ケモノ娘 | ||
1プレイ時間 | 1時間19分3秒(笑) | お奨め度 | 8 |
レビュー |
パッケージに「猫耳、翼、尻尾、ケモノ娘の魅力満載!」とか「妹!メガネ! しっぽ!ネコミミメイド!翼!」などと力説してあります(笑) もうケモノ属性狙い撃ちってやつですね(笑) # さりげなく妹属性や眼鏡っ娘属性も狙っているあたりが憎い。←そうか?(^^; ##数出しゃいいってもんでもないだろーに(^^; ゲームの方は、まずインストーラが独自のインストーラでいい感じ。 もうMicrosoftのインストーラは見飽きた(笑) そしてシステムの方も独自の物で、設定メニューなんかがかなり親切。 いろいろと細かい設定が出来ますし、エンディング達成率やCG達成率、 選択肢達成率なんて物まで表示されます。 一度クリアすれば好感度を表示できるようになりますし、次の選択肢まで スキップも使えるようになります。 画面サイズも現在のサイズに合わせたフルスクリーンのウインドウ(つまり 画面いっぱいに広がる枠無しウインドウ)で書いてくれるので、そこらへんの フルスクリーンのゲームのような問題も無し。 メインウインドウの周りには壁紙を貼ることが出来、その壁紙のかなりの 種類の中から選択可能。ただ、ほとんどはド派手な壁紙なので、結局は デフォルトの壁紙を使うことになると思いますけど(笑) インタフェースはフルキーボードサポート。セーブ/ロードも1キーでOKの 操作体系ですね。なかなかいい感じ。 動作の方も軽快で、システム面でのストレスはなし。 あ、メッセージスキップの時の動作がちょっと重めではありますが、これは 画面エフェクトなんかを全部切れば大丈夫でしょう。 売り文句であるユーザフレンドリーなシステムってのはホントですね。 これにメッセージ履歴表示が出来れば完璧なんですけど。 マウスを使った場合でも、各ボタンが一カ所に集まっていてカーソルの移動は 最小限ですみます。マウスカーソルの自動追尾もありますから、ほとんど マウスは動かす必要がないでしょう。 # もちろん自動追尾は設定でOFFに出来ます。 このように、キーボードのこともマウスのことも両方考えてあります。 とりあえず今まで私がプレイしたアドベンチャータイプのゲームの中では 間違いなく5本の指に入るであろう良くできたシステムだと思います。 ところでE.G.O.って、いちおービジュアルアーツ系なんですよね? でも、システムはぜーんぜん違いますし、会社の場所も岡山ですし、 ただ傘下に入ってるだけのほぼ独立メーカって感じかしら? マニュアルのトラブルシューティングなんかはちょっぴりビジュアル アーツの雰囲気はあるんですけど。 まあ、ビジュアルアーツのシステムを使われたら、私のこのゲームに対する 評価はかなり下がっていたかも知れず(^^; キャラクターの方は亜人が多くて、さすがは売りにしているだけのことは ありますね(笑) ヒロインは亜人の女の子、病弱な妹、仕事の相棒、亜人の遊女、亜人のメイド。 ぶっちゃけた話、耳長、妹、眼鏡っ娘、羽根、猫耳です(笑) ←身も蓋もない(^^; 絵の方はちょっとクセがあって人を選びそうですね。私は別に嫌いではないの ですが、あんまりこの絵には萌えないかな。 まあ、とりあえず猫耳メイドのキャメリー萌え?(笑) ちなみに、亜人の女の子にはゲーム中に自由に名前を付けることが出来るの ですが、「俺様」とか「このバカ」とかは付けない方がいいでしょう(笑) # 平然と「俺は俺様を指差した」とか「こっちにこいよ、このバカ」という # セリフが出てきます(笑) あ、主人公の名前を「お兄ちゃん」にするのは正義です(笑) お兄ちゃん属性の人大喜び(笑) # いや、そんなことしなくても妹のマーシャがちゃんと呼んでくれますけどね(^^; 音楽の方は全体的に落ち着いた感じの曲が多いですね。ただ、緊迫した シーンでも落ち着いた曲がかかったりしますけど(^^; もうちょっとメリハリがあってもいいかなー、という感じですね。 ストーリーの方は、道端で亜人の女の子を拾って何者か突き止めてどーこー する話。←こらこら(^^; この亜人の女の子をめぐってどんどんとストーリーが進展していきます。 最初は何もわからずほのぼの淡々と進み、状況が一転して緊迫した状況に なり、最後の方にはきっついイベントがあってラストは感動…という感じの、 まあお約束な展開ですね。 ただ、お約束ではありますが、テーマはかなり深くて、最後の方では結構 考えさせられました。だから感動できたんでしょうけど。 ゲーム期間は5日間と短めで、1プレイ時間も1時間32分4秒程度。 …え? やたら具体的すぎるって? ええ、このゲームは設定メニューの中に ゲームのプレイ時間を表示してくれているので一目瞭然なのです。 ただ、この時間はゲームを起動している時間で、ゲームを起動したまま他の アプリで作業をしていても時間は加算されます。 # 例えばゲームをしながらレビュー書いたりとかね(笑) ですから、厳密にはこの時間はワンプレイの時間よりは長いですね。 てなわけで、実際のワンプレイの時間は1時間19分3秒ぐらいかな? …え? これまたやけに具体的だって? ええ、このゲームはセーブデータの中に そのデータでどれだけプレイしたかを記憶してくれているので、具体的な 時間がわかるんですね。もうこれでもかと言うほど親切(笑) エンディングの数は全部で10個。選択肢の数は107個。音声の数は2117個(笑) ええ、これらも全て設定メニューに表示されます。もちろんCGの達成率も 表示されます。ですから、今どこまでプレイが進んでいるのか一目瞭然。 選んでいない選択肢や聞いていない音声がいくつあるかまでわかってしまう 優れ物です(笑) ちなみに、一度クリアすると選択肢までのスキップと好感度確認が使える ようになります。 選択肢までのスキップは、他のゲームとは違って文字どおり次の選択肢まで ワープします。つまり、その間のメッセージやCGは一切表示されません。 とっても潔いです(笑) 好感度の確認は、キャラクター毎に定められた好感度ポイントをどれだけ 稼げたかをX/Yと分数で表示してくれるのですが…亜人の女の子の好感度の 表示、0/1になってるんですけど…(^^; これって、亜人の女の子のフラグは1つしかないってこと?(^^; まあ、一番多いキャラクターでも0/4だったりするんですけど…。 そして、一度選んだ選択肢にはマークが付きます。ですから、2回目以降の プレイでは選んでいない選択肢がすぐにわかります。 こんな感じで、ワンプレイは短めで、繰り返しプレイを考慮に入れたかなり ユーザフレンドリーなシステムになってます。 で、お奨め度ですが、かなりお奨め。この絵が嫌いじゃなくて、ケモノ娘を 見ると虫酸が走るような人(笑)以外なら、プレイしてみても良いのではない でしょうか。ただ、ワンプレイが短い分、そんなに壮大なシナリオではあり ませんから、大作志向の人はやめておいた方がいいでしょうけど。 ゲームのテンポが良く、最後には感動もできて、システム的なストレスは 全くない、非常に私向けなゲームでした。 最後に。さすがに「だお」は流行らないと思うんだお(笑) |