聖戦・恋愛遊戯
ブランド名 Rare ジャンル 恋愛・戦略SLG
発売日 1999.05.28 定価 \8,800
パッケージ 紙製パッケージ マニュアル ブックレット
DISC容量 460.9MB+CD-DA=612.9MB、CD-DA14トラック
原画 おおやぎなお シナリオ 杜山さとる
音声 一部あり
インタフェース フルキーボードサポート 描画 フルスクリーンのみ
セーブ箇所 3箇所 なし
おまけ CGモード
対象属性 ウォーシミュレーション、ロボット、眼鏡っ娘、ロリ
1プレイ時間 7〜8時間 お奨め度 6

レビュー
「恋愛シミュレーションと戦略シミュレーションの合体!」
…いや、そーいうのけっこーいっぱいあると思うけど…(^^;
# Wishwellとかサクラ大戦なんかもそうですよね。

「好感度により貴方を守る『愛してますシステム』」
…もーちょっとなんかネーミングあるでしょ(^^;
# まんまやがな(笑)

「あなたは3人との恋愛関係を敵攻略のためにうまく使うことが出来るか!?」
…3人だけなの?(^^; つーか、恋愛を敵攻略に利用すんなよ(^^;
# 「これが愛の力だ!」とか言うわけですか?

「恋愛・戦略シミュレーション、個性豊かなキャラクター、セクシーボイス、
 メッセージスキップ・アルバムモード」…これらが売りらしいんですけど…。
多くのゲームは当然のようにやってますよね(^^;
# しかも、このゲームはフルボイスではありません(笑)

初回特典はオリジナル携帯電話専用シール。
「NTTドコモP207専用」…こらこら(^^;
# めっちゃ使える人限定(笑)


ゲームの方はフルスクリーンオンリーで、他のウインドウにフォーカスが
移せないために、ゲームをプレイしながら感想を書くというのは非常に
難しかったりします(^^;

そしてインタフェースですが、キーボードOKです。
もちろんシミュレーションパートも。

てゆーか、装備画面とかはキーボードの方が操作しやすいですね。
メッセージスキップもキーボードでしか出来ませんし、キーボードでの
操作が前提になってるみたいな感じです。
# 非常に好感が持てます(笑)

動作の方はちょっと重め。敵の戦闘フェーズはちょっとかったるいです。
戦闘アニメーションはOFFに出来ますけど、それでも敵の移動はちょっと
待ってていらいらします(^^;
敵のフェーズまるごとスキップできるような機能が欲しかったですね。

それと、メニューなんかでキーを押したときのレスポンスもちょっと
悪目かな? 通常シーンでは大丈夫なんですけど、メインメニューとか
ポップアップメニューが出ているところではちょっと重いです。

あと、効果音が鳴っているときはキー入力を受け付けないみたいで
ちょっと鬱陶しい(^^; まあ、我慢できないほどではないですが…。


シミュレーションパートは、よくあるHEXマップ型のターン性。
敵との距離を保って各個撃破を心がければそれほど難しくないと思います。
ただ、敵も長距離兵器を使ってくるのでそれは注意しないといけませんけど。
# まあ、慣れるまではちょっと大変かな? という程度だと思います。

それよりも、シミュレーションステージにはいくつかのアイテムが隠されていて、
戦いながらそれを探すのが結構大変だったりします。
まあ別にクリアに必要なアイテムではないので無視してもいいんですけど、
かなり強力な武器なんかも隠されているので、手に入れておかないと後々
辛くなるかも知れません。

それと、シミュレーションパートではこのゲームの売りである「愛してます
システム」というものがあります。これは、女の子が攻撃している相手を
一緒に攻撃したり、敵に攻撃されているところを助けてあげたりすると
好感度が上がり、ある程度好感度が高いと今度は逆に自分が攻撃を受けて
いるときに代わりにダメージを受けてくれたりします。

そして、シミュレーションパートであまり女の子と離れていると、今度は
「怨みますシステム」というものが発動します(笑)
主人公と女の子が離れた状態で女の子が攻撃を受けると、みるみるうちに
好感度が下がっていきます。それはもう凄い勢いで(笑)

てなわけで、戦闘中は出来る限り女の子にべったりしていないといけない
という、なかなか素敵な状況になります(笑)
# 個人的には赤破らぶらぶ天驚拳システムと呼んでいます(笑)
# 女の子と隣接した状態で同じ敵を攻撃するから(笑)
##好感度が高いとホントに必殺技を撃ったりしますし(笑)

そして、戦闘に出る前に装備を整えたりするわけですが、キャラクターに
よって好きな装備・嫌いな装備があって、装備させる物によって好感度が
変わったりします。ですので、最強の装備が必ずしもいいとは限りません。
# まあ、最強の装備なんてしたら重くて動けないと思いますけど(笑)


ストーリーの方は、まあなかなかドラマチックな展開です(笑)
源さん、あんた何者だ?(^^;


女の子は最初に3人いて、後から仲間が増えるのですが、クリア対象は
3人だけです。

絵の方は…なんかいまいち萌えない(^^;

それと、このゲームは一部イベントに音声ありなんですが…。
結構どーでもいいようなイベントに音声付いてたりします(笑)
# 「ここは音声欲しいだろう」という所に付いてなかったりもします(^^;


ワンプレイは7〜8時間程度。ただ、このゲームは戦略シミュレーションが
ありますので、ここをいかに切り抜けるかでプレイ時間はかなり変わって
くるでしょう。ただ敵を倒してステージクリアすることだけを考えるなら、
5時間程度で終わるような気がしますし、制限ターンぎりぎりいっぱいまで
女の子の好感度を上げたり隠しアイテムを探したりしていると、10時間
ぐらいはかかるような気もします。もちろんすんなりクリアできずに何度も
やり直しているともっと時間がかかりますし。


あと、装備はステージが進む毎に買える物が増えていくタイプなのですが、
セカンドプレイ以降は最初から全ての装備が購入可能になります。
最も、あんまりいい装備をしたところで、メインは戦闘中のらぶらぶモード
ですから(笑)、とっとと戦闘を終わらせると大変なことになります(^^;
なので、どんなにいい装備をしていても戦闘ではある程度手を抜くこと(笑)


で、お奨め度ですが、本格的戦略SLGを期待する人は、やめとけ(笑)
戦略SLGはからっきしダメという人も、やめとけ(笑)
私みたいな中途半端な戦略SLGならなんとかなるという人ならOK(笑)

ただ、装備の変更とか愛してますシステムの使い方なんかは結構
面白いなと思ったので、戦略SLGが好きな人ならまあやってもいいかな?
といったところでしょうか。
# 消極的お奨め(笑)

私は結構真面目に戦略シミュレーション部分を作ってあるなと感じましたし、
それなりに楽しむことが出来ましたし、何よりキーボードでの操作をフルに
サポートしてくれているので(笑)結構気に入りました。
あとは敵の戦闘フェーズをスキップすることさえ出来れば言うことなしという
状態なのですが…。ちょっと勿体ないですね。



ロビーに戻る  レビュートップに戻る