Silver Moon
ブランド名 R.A.N.Software ジャンル 学園恋愛アドベンチャー
発売日 1999.02.11 定価 \7,800
パッケージ 紙製パッケージ マニュアル A5ブックタイプ
DISC容量 330.6MB+CD-DA=467.8MB、CD-DA4トラック
原画 FOJY、CHO_Bit シナリオ 眼鏡友の会/EC
音声 なし
インタフェース ほぼキーボードサポート 描画 Window・フルスクリーン両対応
セーブ箇所 10+1箇所 あり(2曲、OP・ED)
おまけ GEO(CGモード)、音楽室(音楽モード)、生徒会室(スタッフの戯言)、体育館(ヒントモード)
対象属性 学園物、感動、純愛、幼なじみ、眼鏡っ娘、高槻市(笑)
1プレイ時間 約4時間 お奨め度 9

レビュー
まず、キャラクター名が日吉、真上、芥川、松ヶ丘、安岡寺、天川、
前島、寺谷、川久保。
これ、わかる人がものすげー限定されるのですが、全て私の住んでいる
高槻市の町名なんです。ええ、出てくるキャラクター全部。
で、R.A.N.Softwareって関西のメーカなので、スタッフに絶対高槻市民が
いると決めうちしています(笑)

てなわけで、ゲームを始める前にみょーに親近感を覚えた私でした(笑)
あ、出てくるキャラクター全部と言いましたが、当然V.A.は違います(^^;
てゆーか、日本にそんな町名があるか?(笑)

とりあえずインストールして…あれ? どこかで見たような画面…。
うむ、これってばActiveのシステムだわ。
そーいえば販売元のK&MセイルネットワークってActiveと同じビル(笑)
もしかして、R.A.N.SoftwareとActiveって系列会社か何か?
# エンディングテロップではシステム制作がActiveになってますが、
# Activeが下請けするとも思い辛いんですけど(^^; システム提供かな?

Activeといえば阪急電車の駅名をキャラ名にしたことで一部マニアックな
人には有名なメーカですが(笑)、もしActiveと系列会社だとしたら、
キャラ名にこんなマニアックな地名をつけるのもうなずけます(笑)

で、早速起動。オープニングはCD-DAの歌付き。
派手さはないんですが凄く落ち着いた感じの渋い歌で、絵の方もそれに
ばっちりあってて渋くていい感じ。
最近、派手なちゃらちゃらしたオープニングが多かったので、新鮮でした。

システムの方はActiveのシステムということで、非常にキーボードでの
操作もしやすくて、最初はDirectDrawでフルスクリーン表示するのですが
他のウインドウに影響を与えることもなく、他のアプリにフォーカスを
移したら落ちたりすることもなく、軽くて安定していていい感じ。
個人的にはこのActiveのシステムは遊んでいて全然ストレス感じませんし
とっても好きです。
ただ、キーボードとマウスを同時に使いたい人にはちょっと辛いシステムかも
知れませんね。キーボード主体で使うときも、別に選択肢ぐらいマウスで
選べるようにしてもバチは当たらないと思うんですけどね(^^;
# ノベルタイプのゲームでどれだけ併用する必要があるのかわかりませんが。

あと、メッセージのリピートだけはマウスでないと出来ないのかな。
滅多に使わないのでまあいいですけど、どうせだったら徹底して欲しいかな。
# このリピート機能、Activeのシステムにはなかった物だと思うので、後から
# 付け足したのかも知れない。

ゲームのジャンルは学園恋愛物スクリプトノベル…かな。
ふつーの学園恋愛物とは随分雰囲気は違いますが。

で、ゲームの方は…うーん、忍ちゃん激らぶっ☆(爆)
………おほん(^^;

では、あらためて。
忍ちゃんってば可愛いっ☆ ぷりてぃーうぃっちーしのぶっちー(謎)
………おほん(^^;

気を取り直して。
忍…。←もういい(^^;

忍ちゃん、無闇に明るくのーてんき。とにかく底なしに明るい(笑)
もう初めて逢ったときからやられました(^^;
表情も豊かで見てて楽しいですし。
# 人と出会ったときは第一印象が大切らしい(笑)
##忍ちゃんってば美人でゆーめー(笑)

ここまで来たら先にキャラ紹介しましょう。
ヒロインはどうやら4人みたいですね。

まずは私が壊れている忍。
いちおー不良って設定みたいなんですけど、全然そんな感じがしない。
どっちかというとONEの七瀬みたいなタイプ。てゆーか、まるっきり七瀬(笑)
# ギャグ顔が素敵☆(笑)

ただ、一見しっちゃかめっちゃかな性格に見えますが、実は芯はしっかり
していてその明るさの裏には大変な思いを秘めていて、ホントはすっごく
健気で優しいキャラ…という、私のツボにハマりまくったキャラです。

そして、忍とは全く逆の性格、人見知りが激しくておとなしくて内気で
お淑やかな真琴。萌えっ(爆) もちろんロングヘア(笑)
しかも、そんな性格なのにきっちりボケはこなす(笑)
# Kanonの真琴とは似てもにつかないです(笑)

お次は、メインヒロインなのかな? 幼なじみのやよい。
激しく印象が薄いです(^^; てゆーか、忍がインパクト強すぎ(笑)
でも、見た目とは裏腹にバスケ部だったりと、けっこー活動的。

最後に、あと一人は…どーでもいーや(笑)
それではなんなので、少しだけ。生徒会長で眼鏡っ娘の巴。
しかし、みなさんが想像しているような眼鏡っ娘ではなく(どんなのを
想像しているのだろお(^^;)、インテリタイプのムカつく奴。

私、オープニングでこのキャラを見たときから嫌いでした(笑)
なんかもう見てるだけでムカつく(^^; 喋るとさらにムカつく(^^;
しかも忍ちゃんを追っかけてるとよく出てくるのでさらにムカつく(^^;
# 激しく個人的理由(笑)

この巴さえいなければ、このゲームのキャラは全部手放しでほめる
ことが出来たんですけどねぇ。
とりあえず、巴以外は萌え(笑) 忍ちゃんはでら萌え激萌えゲロ萌え(笑)

てなわけで、誰が一番じゅーよーかはもはや言うまでもなし(笑)


そして本編。

主人公は天才育成施設(笑)出身で、課程を全て終えて本来ならどこか
エリート会社に勤めたりするみたいですが、主人公だけはそれが嫌で
普通の高校に入学したという設定。ちなみにかなり天才。
てゆーか、無茶苦茶天才。見ててムカつくほどの天才(笑)

境遇としては、サイレントメビウスの由貴とかEAT-MANのボルトみたいな
ものかしら? 施設で強化人間(笑)にされたような感じで。
# 天才育成施設、普通の勉強方法じゃないみたいですから(^^;

そして、しばらくゲームを進めているといきなり謎の女性が登場して
「あなたは今月の15日に死ぬ」とか言い出します。
ををっ、ONEよりタイムリミットが短いぞっ(笑)

で、これを言われたとき、今まであまり気にしてなかったんですが、
日付を確認してしまいました(笑) ゲーム開始が13日とかだったら倒す(笑)
ゲーム開始が16日だったら死ななくてもいいのか? とか思いつつ(笑)
# ゲーム開始は1日からなので、ちょうど2週間ですね。

シナリオ自体は結構重めで(そりゃ、死に向かって突き進む話ですから(^^;)
シリアスなのですが、忍ちゃんがぶち壊してくれます(笑)
ただ、シナリオはかなりメリハリが利いていて、ラストはなかなか来ます。
とりあえず冷血な人でなければ、2回は泣けることを保証しましょう(笑)
# 私はへなちょこですから5回ぐらい泣きましたけど(笑)


で、期間は…15日に死ぬと宣告されてますからして言うまでもないか(^^;
ワンプレイはだいたい4時間ぐらいかしら。ファーストプレイということも
あってじっくりプレイしたので、次からはもちっと早いと思いますけど。
そんなに難易度は高くないと思いますし、おまけモードでヒントもあります
からクリアは楽でしょう。
ヒロインも4人だけみたいなので、ちょっとボリューム感に欠けるかも
しれませんね。私はこのぐらいがちょうどいいですが。
# 実はおまけがあったりしましたが…。

音声はなしなのですが、休み時間の効果音とかで声入ってます(笑)
たぶんメッセージ量との兼ね合いで音声入れられないんでしょうね。
音声なしなのに容量300MBとか食ってますし。BGMがDirectSoundだからかな。
このゲームは音声なしで全然問題ないと思いますけど。

で、そのBGMですが、これがなかなかいいです。
凄い落ち着いた雰囲気で、独特の空気を作り出しています。
おまけの音楽モードで各曲について簡単な解説があるのですが、それを
見ていてもかなりこだわりが感じられました。
もちろん忍ちゃんのテーマは破壊的です(笑)

オープニング・エンディングとも歌付きですが、それぞれ出来がいい。
特にエンディングはかなり気に入りました。
ちなみに両方ともボーナストラックでフルコーラス入ってます。
このあたりまでActiveと同じですね(笑)

ちなみにクリアするとおまけモードでそのキャラと会話が出来るようになります。
けっこー楽しいです。特に忍ちゃんはね☆
てゆーか、壊れました(笑) 忍ちゃんは私のものです。誰にも渡しません(爆)

シナリオもメリハリがあっていいですし、キャラクターも活き活きしてますし、
システムは完成度が高く、音楽は最高、絵も文句なし。
気になるのは1人クリアして内容がだいたいわかってしまった状態で、他の
キャラのシナリオをプレイしてどれぐらい楽しめるか、ですね。
それと、私に限って言えば、巴がムカつくことかな(笑)

ただ、1つのシナリオをクリアしただけでは全ての謎は解けなくて、他の
シナリオもプレイすると徐々に謎が解けていって、全てのシナリオをクリア
すると全ての謎が一本に繋がる…という作りです。
# おまけシナリオまでクリアしないと全ての謎は解けないのですが。

言ってしまえば痕みたいなものかしら。上手い作りですね。
誘導されてるように感じて嫌な人もいるかも知れませんけど。
# バッドエンドは強要されませんのでご安心を(笑)

で、シナリオにメリハリがあると言いましたが、ONEのように前半ギャグで
固めて後半いきなりシリアスになるとか、To Heartのようにシリアスシーンの
ど真ん中でいきなりギャグを挟むとかそーいうのではなくて、ギャグの中に
小刻みにシリアスが入り、徐々にその割合が増えていって最後にはシリアスで
固める…という感じでしょうか。自然でいい感じでした。
# 設定は不自然ですけどねっ(笑)

あと、こーいうゲームではよくあるお当番シーンの蛇足感ですが、さすがに
とらいあんぐるハートのようにないと話にならないとかなくて困るような
物ではありませんが、あまり浮いた感じはしませんでした。
ライトな描写で短いですし、おまけ的な感じはするのですが、ストーリーの
流れを止めるような物ではありませんでしたし。

ゲーム期間が2週間ということで、出逢ってすぐお当番というのは無理があると
思われるかも知れませんが、主人公の中でだんだん相手を思う割合が大きく
なって、最後には相手をなくてはならないと感じるところまでの描写がなかなか
上手く描かれていたので、あまり無理やりな感じは受けませんでした。
相手に惹かれていくところのストーリーは上手いと思いました。

雰囲気としては基本的にはシリアスなのですが、忍シナリオなんかはかなり
ほのぼのした所もあって、痕が好きな人もTo Heartが好きな人もONEが好きな
人もとらいあんぐるハートが好きな人も、まんべんなくヒットする、逆に言えば
どの人にも中途半端な(^^;そーいう雰囲気です。私は好きですけど。

面白いかどうかは多分に主観が入ると思いますが、とりあえず良くできた
ゲームだと思いました。
とりあえず、高槻市民は絶対に買いです。てゆーか、義務です(笑)
そうでない人も、かなりおすすめ度は高いと思います。
ONEが好きな人ならたぶん好みにハマるでしょう。
てゆーか、かなり似てますし(笑)

学園恋愛物に拒絶反応がなくて、ちょっと重めのシナリオに耐えられて、
巴を見て気分が悪くならない人(笑)には、おすすめです。

1999年はKanonと加奈の一騎打ちな感があって、確かにこの2つは良くできた
ゲームだとは思いますが、はっきり言って今更私がお奨めするまでもないと
思います。そう考えると、1999年の私の一番のお奨めゲームはこのゲームです。
是非一度プレイしてみて欲しい一品です。

ただ、大きな問題が1つだけあります。それは、ゲームに不具合がいくつかあって
修正ファイルがいくつかリリースされたのですが、修正ファイルを入れると今までの
セーブデータが使えなくなるという致命的な仕様であったこと。私もプレイ中に
何度か修正ファイルがリリースされたのですが、そのたびにセーブデータが破壊
されるのは辛かったので、2回しか修正しませんでした。
なので、プレイするときは事前に最新の修正ファイルをインストールしてから
プレイすることをお奨めします。


注) 以上の評価は、私の目が忍ちゃんへの愛で曇っていることを差し引いた
上で参考にしていただきますようお願いします(笑)



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