ツナバン☆らぶみくす | |||
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ブランド名 | ういんどみる | ジャンル | ファンディスク |
発売日 | 2008.07.18 | 定価 | \5,800 |
パッケージ | 紙製パッケージ(263x188x27mm) | マニュアル | B6ブックタイプ |
DISC容量 | GAME DISC : 2.50GB(DVD-ROM)、StarForce Maxi Single CD『ツナガル☆らぶみくす』 : CD-DA=139.4MB、CD-DA4トラック |
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原画 | 犬洞あん、なきうさ、 成瀬未亜 |
シナリオ | 保住圭、高嶋栄二、 木之本みけ、セロリ |
音楽 | 26曲、Elements Garden、 OdiakeS(Ecnemuse)、 藤間仁(Elements Garden)、 藤田淳平(Elements Garden) |
歌 | あり(2曲、OP・ED)、 矢田みこ、佐藤ひろ美 |
音声 | あり、木村あやか、まきいづみ、一色ヒカル、佐本二厘、岩田由貴、 成瀬未亜、皇帝、秋山樹、KoKo一番 |
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インタフェース | フルキーボードサポート | 描画 | Window・フルスクリーン両対応、 800x600 |
セーブ箇所 | 57箇所+クイックセーブ3箇所 | CG枚数 | 77枚 |
おまけ | グラフィック、メモリアル、ミュージック、キャラクター、ウォールペーパー | ||
対象属性 | ドタバタ、コメディ、ラブコメ、帽子、ストレートロング、オーバーニーソックス、幼なじみ、 巨乳、ストッキング、着物、ナース服、看護婦、金髪、縦ロール、スクール水着、 メイド服、エプロンドレス、アホ毛 |
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1プレイ時間 | 2〜3時間 | お奨め度 | 6 |
レビュー |
概要 |
本作は、2007年10月に発売された「ツナガル★バングル」(以下前作)のファン ディスクです。アフターストーリーやアナザーストーリーが6本入っています。 |
キャラクター・CG・音声・音楽 |
キャラクターは以下の通り。 一ノ瀬悠夏(いちのせゆうか)。(CV:木村あやか) 探検好きで好奇心旺盛。目的を見つけると後先考えず一直線に突っ走る、 危なっかしい娘。クマが苦手。 望月真穂(もちづきまほ)。(CV:まきいづみ) 主人公の幼なじみ。おっとりほんわかした女の子。エロい妄想癖あり。 夕凪樹里(ゆうなぎじゅり)。(CV:一色ヒカル) 主人公のクラスメイトで真穂の友達。大魔法使いの血を引く魔法使い。 あっけらかんとした性格で、面白ければなんでもおっけー。いたずら大好き 小悪魔系キャラ。それなりに悪趣味(笑) 津宮雫(つのみやしずく)。(CV:佐本二厘) 学園の理事長。街一番の金持ちである津宮家のお嬢様。魔法のアイテムの 管理をしている。ちびっこ。 藤倉いつき(ふじくらいつき)。(CV:岩田由貴) いつも雫のそばにいるメイドさん。非常に有能で、何でもそつなくこなす。 むしろ、人間離れしている。基本的におっとりマイペースだが、キレると怖い。 雫が大好き。 絵の方はほんわかした柔らかいタッチの可愛らしい絵柄。とても活き活きと していて構図もわかりやすくていいですね。 CGは明るめの発色で、丁寧に処理されていて見栄えがいいですね。 立ち絵はポーズ変化・表情変化ともにあり。会話に合わせてコロコロと切り 替わり、アクションも大きく、感情移入しやすいです。 また、立ち絵を揺らしたり、大きさや位置を変えたりと、演出がとても凝って いて、見ていてとても楽しいです。 ……まあ、基本的に前作からの使い回しですが。 キャラクターは個性豊かな面々揃い。みんな前作から引き続きの登場で、 活き活きしていて魅力的で、会話もとても楽しくていいですね。 音声はキャラクターとのマッチングは良く、演技の方も文句なし。 テンポ良くポンポンと飛び出すようなかけあいは健在で、とても楽しいです。 淫語は、文字はそのままなんですが、音声は消しが入ります。 音楽は明るくポップな感じの曲が多め。作品の雰囲気を盛り上げてくれて、 ワクワク感が増すような感じです。 ゲームを起動すると、プロローグの後にオープニングアニメーションが流れます。 歌は明るくポップな聴きやすい歌で、楽しい雰囲気でいいですね。 絵の方はキャラクター紹介・シーン紹介的なものですが、演出がなかなか凝って いて見ていて楽しいです。そんなにアニメーションしまくっているわけではないの ですが、見せ方が上手い感じ。 |
システム |
インタフェースはフルキーボードサポート。設定でキー割り当てを変えることが 可能で、好きな機能を好きなキーに割り当てられます。 既読スキップ、強制スキップ、バックログ、オートモード搭載。 バックログはマウスのホイール機能に対応しており、音声の再生も可能です。 通常のメッセージ送りもホイールで可能です。 前の選択肢に戻ったり、次の選択肢にジャンプしたりも出来ます。 描画はWindow・フルスクリーン両対応。画面サイズは800x600。 動作は比較的軽快。ただ、演出で待たされることはあります。 スキップ動作はやや遅め。描画で引っかかる感じですね。 初期状態のフォントはちょっと見づらく感じましたが、影の付け方を変えれば 見やすくなりました。 セーブ箇所は57箇所+クイックセーブ3箇所。ページを追加することで、いくら でも増やせるようです。セーブ/ロードは随時可能です。 セーブデータはセーブ日時の他、シーン画像とストーリータイトル、そして メッセージの一部がが保存されます。 数としては、いくらでも増やせますから、足りないことはないでしょう。 そもそもそんなに必要ないですが。 システムはマップ移動場所選択+選択肢決定型のアドベンチャー。 マップ上には誰がどこにいるのか表示されるため、誰に逢いに行くのかを選ぶ ような感じです。(誰もいないところも選ますが) この作品にはStarForceによるプロテクトが施されており、インストール時に シリアルキーコードを入力して、ディスクチェックが入ります。 ただ、1度ディスクチェックさえすませば、あとはディスクレス起動が可能です。 バックグラウンドでの動作は可能。 主人公の名前は「鳴海弘太(なるみこうた)」固定です。 |
シナリオ・プレイ感 |
ゲームは6つのオムニバスストーリーからなります。 5人のヒロインそれぞれのアフターストーリーと、パラレルストーリーが用意 されています。 どのシナリオも明るく楽しいドタバタ劇ですが、本編よりもH度が増強されて いて、何かするとすぐHシーン、という感じです。 どのストーリーも基本的に前作クリア後の話なので、前作のネタバレがかなり 含まれています。なので、まずは前作をプレイしてからプレイした方がいい でしょう。そもそも、そうでないと、設定や背景がわからないでしょうし。 キャラクター紹介的なものも一切ありません。 H度は高め。各ヒロインとも複数回(2〜4回)用意されています。本番のない おさわり程度のシーンも含めると、倍以上になります。 尺はやや短め、描写はちょっとバラツキはありますがそこそこ濃いめです。 内容的には純愛系のらぶらぷHと、妄想の中でのHになっています。 既に前作で結ばれているため、内容は最初から飛ばし気味です。 テキストは誤字等はほとんど気にならず、テンポも良く読みやすいテキスト だと思います。 |
プレイ時間・難易度 |
ゲーム期間は不明。シナリオによってまちまちです。 ワンプレイは2〜3時間。手軽にプレイ出来ます。 難易度は低め。狙ったキャラと会い続けていればOKです。そもそも、ほとんどの ストーリーは読み進めていくだけですが。 |
総評 |
お奨め度は、前作が好きな人にお奨め。 まあ、ファンディスクですから、前作をプレイしていて、好きであることが前提 になります。 前作の後のお話なので、色々な設定が明らかになった状態で始まりますが、 雰囲気は前作のままで、テンションが高く、ノリのいいコミカルなストーリーが 楽しめます。 前作でもH度はそこそこ高めでしたが、今作では回数が倍以上に増量されており、 むしろHシーンを楽しむための作品という感じです。 また、ストーリーは全部で6つですが、うち1本はマルチシナリオになっていて、 エンディングも複数ありますので、ボリュームは結構あります。 定価が安めに設定されていることもあって、コストパフォーマンスはそこそこ いいと思います。 前作をプレイしていないとわからないネタや設定が多々ありますが、前作を プレイして気に入っている人であればまず楽しめると思いますので、前作を プレイした人は是非どうぞ。 最後に。あれ? 奏様シナリオはないんですか?(T_T) むしろ、クマシナリオきぼー(笑) |