| Magustale Infinity | |||
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| ブランド名 | Whirlpool | ジャンル | ファンディスク |
| 発売日 | 2008.06.13 | 定価 | \6,800 |
| パッケージ | 紙製パッケージ(232x168x40mm) | マニュアル | A5ブックタイプ |
| DISC容量 | ゲームディスク : 3.09GB(DVD-ROM)、Alpha-ROM | ||
| 原画 | てんまそ、こもわた遙華 | シナリオ | 大三元、尾之上咲太、Hatsu |
| 音楽 | 28曲、OdiakeS(ARS NOVA)、 鈴木マサキ、田辺トシノ、景家淳 |
歌 | あり(1曲、OP)、橋本みゆき |
| 音声 | あり、佐本二厘、安玖深音、青山ゆかり、木村あやか、成瀬未亜、風音、 みすみ、北都南、海原エレナ、三咲里奈、月黒斗夜、ミサイルγ |
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| インタフェース | メッセージ送りのみキーボード可 | 描画 | Window・フルスクリーン両対応、 800x600 |
| セーブ箇所 | 100箇所+クイックセーブ1箇所 | CG枚数 | 82枚 |
| おまけ | CGモード、ムービーモード、シーンモード、サウンドモード、立ち絵鑑賞、 壁紙、システムボイス |
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| 対象属性 | 学園物、魔法少女、純愛、ドタバタ、ラブコメ、銀髪、ストレートロング、リボン、アホ毛、 義妹、お兄ちゃん、オーバーニーソックス、ポニーテール、ツンデレ、赤髪、女教師、 ピンク髪、ボブカット、先輩、白衣、金髪、ツインテール、双子、エプロンドレス、 メイド服、ご主人様、紫髪、長耳、スクール水着、浴衣 |
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| 1プレイ時間 | 1〜2時間 | お奨め度 | 7 |
| レビュー |
| 概要 |
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本作は2007年11月に発売された「MagusTale〜世界樹と恋する魔法使い〜」の ファンディスクです。 MagusTale本編の各ヒロインとのエンディング後のストーリーとアナザーストーリー、 デスクトップアクセサリで構成されています。 |
| キャラクター・CG・音声・音楽 |
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キャラクターは以下の通り。 アリシア=インファンス。(CV:佐本二厘) 主人公が流れ着いた浜辺に倒れていた少女。記憶を失っている。 性格は丁寧で控えめ、引っ込み思案。優しく思いやりのある女の子。 主人公を全面的に信頼し、いつもついてまわる。 天ヶ瀬小雪(あまがせこゆき)。(CV:安玖深音) 主人公の義妹。留学生として学園にやってきている。 性格は明るく前向きで、頑張り屋。おだてに弱い。誰からも好かれる 親しみやすい性格。魔法の素質も高く、成績は学年トップクラス。 セーラ=フィニス=ヴィクトリア。(CV:青山ゆかり) 主人公のクラスの委員長で、成績はトップ。同学年のリーダー的存在。 学園長の娘で、魔法の素質は非常に高い。プライドが高く負けず嫌い。 物事をハッキリ言う。 九条優花(くじょうゆうか)。(CV:木村あやか) 学園の先輩で、小雪のルームメイト。病弱で、学園は休みがち。38度5分 までは微熱と言い切る。身体は小さいが大食いで、身体の体積以上の食事を たいらげる。植物が大好きで、中庭の花壇の手入れをしている。花壇の主。 レナ=ジェミニス。(CV:成瀬未亜) 学園の後輩で、小雪の親友。双子の姉。明るく無邪気で好奇心いっぱい。 魔法の発動は得意だが、制御は苦手。思うがママに行動するため、時には 周りを巻き込むことも。 ニナ=ジェミニス。(CV:風音) 学園の後輩で、小雪の親友。双子の妹。大人しく控えめで落ち着いた性格。 魔法の制御は得意だが、魔力が小さく発動は苦手。奔放な姉を抑える役。 エマ=グラディウス。(CV:みすみ) 主人公のクラスメイト。主人公と同じく魔法が使えず、運動が得意。 成績は悪く、主人公・アルベルトと共に三バカトリオを結成する。大雑把。 ミレーヌ=サーヴィス。(CV:北都南) 学園の講師。人当たりが良く、優しく頼れる先生。学生思いで、親身に なって相談に乗ってくれる。 エルダ=フィニス=ヴィクトリア。(CV:海原エレナ) 学園長で、セーラの母親。優しく親しみやすい性格で、ノリがいい。 この世界が気に入っており、しきたりや風習などをどんどん取り入れる。 セシル=アベセンティア。(CV:三咲里奈) 世界樹を観測する観測台の管理人。精霊で、魔力高い人にしか見えない。 クールで口数が少なく、感情表現にも乏しい。外に出るのと高い所が苦手。 紅茶を入れるのが得意。 ……はい、前作のキャラ紹介使い回しました(^^; 絵の方はすっきりした可愛らしい絵柄で、活き活きとしていて魅力的でいい ですね。デフォルメ絵も多く、こちらも可愛らしくてステキです。 CGは明るく発色のいい色遣いで、綺麗に丁寧に処理されており、見栄えも いいです。 立ち絵はポーズ変化・表情変化ともにあり。会話に合わせてコロコロ切り 替わり、コミカルな表情もあって、見ていて楽しいです。 キャラクターは前作に出てきたキャラクターが勢揃いで、みんなそのまま 個性豊かで活き活きとしています。 音声はキャラクターとのマッチングも演技も文句なし。前作からして ばっちり合っていましたから、揺るぎないです。 音楽はほのぼのとしたのどかな雰囲気の曲が多め。他にも、緊迫感のある 曲や静かな曲、激しい曲など多彩に取り揃えられており、作品を盛り上げて くれます。 ゲームを起動すると、オープニングアニメーションが流れます。 歌は爽やかで聴き心地のいい歌。もうちょっとスピード感や伸びがあればもっと 聴いていて気持ちよかったと思えるのはもったいない気もしますが。 絵の方はシーン紹介的なもの。デフォルメ絵を使ったコミカルな演出なども多く、 可愛らしい雰囲気でなかなかいい感じです。 |
| システム |
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インタフェースはメッセージ送りのみキーボード可。 既読スキップ、強制スキップ、バックログ、オートモード搭載。 バックログはマウスのホイール機能に対応しており、音声の再生も可能です。 通常のメッセージ送りもホイールで可能です。 描画はWindow・フルスクリーン両対応。画面サイズは800x600です。 動作はそこそこ軽快。スキップ動作はやや遅めです。 セーブ箇所は100箇所+クイックセーブ1箇所。セーブ/ロードは随時可能です。 セーブデータはセーブ日時の他、シーン画像とメッセージの一部が保存されます。 数としては、選択肢もなくひたすらストーリーを読むだけですので、そもそも セーブ/ロードの必要を感じません。なので、これだけあれば充分すぎます。 システムはオーソドックスな選択肢決定型のアドベンチャー。 選択肢はHシーンの分岐だけで、最初にどのストーリーをを読むかを決定したら、 あとはひたすら読み進めていくだけです。 本作品にはAlpha-ROMによるプロテクトが施されており、初回起動時のみディスク チェックが入ります。それ以降はディスクレス起動可。 バックグラウンドでの動作は可能です。 主人公の名前は「天ヶ瀬大樹(あまがせだいき)」固定です。 |
| シナリオ・プレイ感 |
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ゲームは11本のショートストーリーからなっています。 内容はアフターストーリーとアナザーストーリーに大きく分かれます。 前作のヒロイン達のストーリーは、ハッピーエンド後の話を描いたアフター ストーリー、サブキャラ達は本編中のIFを描いたアナザーストーリーとなって います。 キャラによって内容はまちまちですが、基本的にコミカルで、ちょっといい話が 多いです。 結構しっかりとストーリーが作ってあって、短いながらも読み応えのある話が 多かったです。 H度は並。メインキャラ達は2回、サブキャラは1回です。尺の方は結構長め、 描写は比較的濃いめです。 内容的には純愛系のラブラブHがほとんど。メインキャラは前作で結ばれた あとの話ですので、甘いムードのものが多いです。 テキストは誤字等はほとんど気にならず、テンポも良く読みやすいテキスト だと思います。 |
| プレイ時間・難易度 |
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ゲーム期間は不明。シナリオによってまちまちです。 ワンプレイは1〜2時間。短めでプレイしやすいです。ただ、短いながらも しっかりとしたお話になっていて、実際の時間よりも長く感じました。 それだけ密度が濃いということでしょうか。 難易度は低め。ストーリーを選んで読むだけですので、悩むことはありません。 |
| 総評 |
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お奨め度ですが、前作が好きな人にお奨め。 前作のハッピーエンド後の話と、本編中から分岐するアナザーストーリーです ので、前作をプレイしていることが前提の作りになっています。 ストーリーが11本用意されていて、どれもかなりしっかり作られていて、 とてもやりごたえがありました。Hシーンもしっかりと用意されていて、 ファンディスクながら、これだけで充分1本のゲームとして成り立つぐらいの ボリュームがあります。個別シナリオ部分を集めたような感じですね。 むしろ、要点だけをコンパクトにまとめたストーリーのため、だらだらと 読まされるよりも面白く感じることも。 ただ、全体的にかなり真面目にしっかり作ってあって、ちょっと面白みと いうか、エンターテイメント性には欠けるかな? という気がします。 もちろんストーリーは面白いですし、コミカルな内容も多く、本編では見られ ないような話も見られますし、アクセサリ集なんかもあるんですが、どうにも 遊び心が足りないような気がします。 作品としての完成度は高いんですが、どこか物足りなさがあるという感じ。 ミニゲームとかクイズとか、一風変わったコンテンツが用意されていれば、 より楽しめたような気もします。ちょっと贅沢過ぎかも知れませんが。 ともあれ、各ストーリーの完成度は高く、キャラクターの魅力をしっかりと 引き出されていますし、ボリュームもたっぷりで、定価が安めなこともあって かなりお買い得に思えます。 前作をプレイしていることが前提ではあるのですが、逆に前作をプレイしたなら これもやっておくべきと思える、とても充実したファンディスクだと思います。 最後に。やっぱりレナ&ニナはセットなんですね(^^; 大樹シナリオで、本編では明かされなかった大樹の能力について触れてくれた のは嬉しかったです。まあ、予想通りではありましたが、ストーリーに上手く 使ってあって、楽しめました(^^) |