マジカルウィッチコンチェルト | |||
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ブランド名 | アトリエかぐや | ジャンル | 魔法学園AVG |
発売日 | 2009.06.26 | 定価 | \8,800 |
パッケージ | 紙製パッケージ(191x269x41mm) | マニュアル | B6ブックタイプ |
DISC容量 | 1.79GB(DVD-ROM) | ||
原画 | M&M | シナリオ | 神無月ニトロ、なかぢ、泉教、leimonZ、 ひらいでらく、うつろあくた、近江達裕 |
音楽 | 20曲、佐々倉マコト(Angel note)、 KYOKO IDE、shoko |
歌 | あり(1曲、OP&ED)、Riryka(Angel note) |
音声 | あり、澄白キヨカ、細田なな、松永雪希、 桜川未央、大波こなみ、まきいづみ、このかなみ、滑川菊太郎 |
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インタフェース | ややキーボード操作可 | 描画 | Window・フルスクリーン両対応、 800x600 |
セーブ箇所 | 100箇所+クイックセーブ1箇所 | CG枚数 | 88枚 |
おまけ | VISUAL GALLERY、SCENE GALLERY、SOUND GALLERY | ||
対象属性 | 学園物、魔法少女、ショタ、ピンク髪、ストレートロング、ストッキング、眼鏡っ娘、 巨乳、母乳、オーバーニーソックス、お下げ、長耳、黒髪、触手、スライム、ハーレム |
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1プレイ時間 | 11〜13時間 | お奨め度 | 6 |
レビュー |
概要 |
召喚魔法師を育成するセルフィード魔法学園。そこに、卒業も間近だというのに 未だに使い魔を召喚出来ていない3人の女の子がいた。ある日、ルームメイトで あった3人が同時に使い魔の召喚を行ったところ、1人の男の子を召喚する。 果たして3人のうち、誰が正式に契約をするのか……という、魔法学園AVG。 |
キャラクター・CG・音声・音楽 |
キャラクターは以下の通り。 フランチェスカ=アークライト。(CV:澄白キヨカ) セルフィード魔法学園生徒会長。明るく元気な女の子。身体を動かすのは大好き だが勉強は苦手。細かいことは気にせず当たって砕ける大雑把な性格。理論より 感覚で魔法を使う。空気が読めない、記憶力がさっぱりな残念な人。 クロエ=ニーヴン。(CV:細田なな) 古書管理委員長。いつも冷静で落ち着いている。理屈っぽい。不器用で片付け 下手。食べ物の好き嫌いが激しい。読書好き。本に埋もれて生活する。記憶力が とてもいい。 ナタリア=エッフェンベルグ。(CV:松永雪希) 風紀委員長。生真面目で堅物。自由奔放なフランやクロエに手を焼いている。 面倒見が良く、お母さん的存在。家事を一手に引き受けている。貴族の令嬢。 学生寮管理責任者で、影の生徒会長と言われている。 フローラ=メイフィールド。(CV:桜川未央) フランをお姉様と慕う女の子。パンツ大好きガチレズ娘。心におち○ちんを持つ。 明るく元気な女の子。元気とエッチな妄想だけが取り柄(笑) # 「……今日は学校休む……心のチ●コ折れた……」(笑) エル=キャンベル。(CV:大波こなみ) クロエをお姉様と慕う女の子。おとなしく控えめだが腹黒い。呪術が得意。 男性嫌いで人見知りが激しく口も悪い。 ヘルガ=ヘッセ。(CV:まきいづみ) 学園最上級生で、前生徒会長。フランチェスカを生徒会長に指名した張本人。 気さくで親しみやすいが、掴み所のないお姉さん。 ロゼ。(CV:このかなみ) 学園の非常勤用務員。本職は魔物ハンター。 2008年12月に発売された『ダンジョンクルセイダーズ2』の登場人物。 絵の方は色気たっぷりの魅力的な絵柄。大人っぽい絵柄ですが、可愛らしさも 同居していていいですね。 CGはそこそこ丁寧に処理されていると思います。 立ち絵はポーズ変化はなし、表情変化はあり。パターンはそこそこありますが、 変化はそれほど大きくありません。 キャラクターは個性豊かな面々揃い。メインヒロイン3人も個性的ですが、 それに輪をかけてサブキャラ達が個性的……というか、アクが強いです。 ガチレズ娘のフローラや、ダウナー系のエルは、いい味出し過ぎです。 レムリア萌え。←サブキャラすぎ 音声はキャラクターとのマッチングは良く、演技の方も問題なし。 淫語は、テキストでは一部「●」で伏せられており、音声でもピー音が入る のですが、申し訳程度にちょっとピー音が入るだけで、丸聞こえです。 音楽はほのぼのした曲が多め。コミカルな曲も多く、楽しい雰囲気を醸し 出してくれます。 効果音が、どこかで聞いたようなものが多いのはご愛敬。 ゲームを開始すると、プロローグの後にオープニングアニメーションが流れます。 歌はアップテンポで爽やかな歌。ポップで聴きやすく、なかなかいい歌だと思い ます。ややインパクトは弱めですが。 絵の方はキャラクター紹介・シーン紹介的なもの。特筆すべき点はなし。 エンディングも歌ありですが、オープニングと同じものです。 |
システム |
インタフェースはややキーボード操作可。メッセージ送りや選択肢決定はキー ボードで可能ですが、それ以外の操作はほとんど出来ません。 既読スキップ、強制スキップ、バックログ、オートモード搭載。 バックログはマウスのホイール機能に対応しており、音声の再生も可能です。 通常のメッセージ送りもホイールで可能、音声のリピート再生も可能です。 描画はWindow・フルスクリーン両対応。画面サイズは800x600です。 動作はやや重め、スキップ動作は遅め。描画でかなり引っかかります。 セーブ箇所は100箇所+クイックセーブ1箇所。セーブ/ロードは随時可能です。 セーブデータはセーブ日時の他、章番号とシーンタイトル、シーン画像が保存 されます。 数としては、選択肢の数が少なく、効果もわかりやすいため、これだけあれば 十分だと思います。 システムはオーソドックスな選択肢決定型のアドベンチャー。 ディスクレス起動可。バックグラウンドでの動作も可能です。 主人公の名前は「リオ」固定です。 |
シナリオ・プレイ感 |
ゲームはリオが使い魔として召喚されるところから始まります。3人のマスター から、1人を選んでいく……という感じです。 前半は、3人に呼び出されたリオが、みんなとスキンシップを取りつつ絆を 深めて行きます。ドタバタの学園生活が面白おかしく描かれます。 後半は、誰か1人をマスターに選びつつ、リオとの関係や、リオの正体なども 絡めてストーリーが展開します。 ラストはやや強引であっけないな気がしないでもないですが、まあすっきり 終わってくれます。 プレイしていてまず思ったのが、マスターを選ぶあたりが適当すぎ。 3人に呼び出され、3人の中から1人マスターを選ぶというのは大きなイベントの ハズなのに、えらいあっさり流されて拍子抜けしました。 もうちょっと何かあってもいいと思うんですが……。 他にも、主人公の正体とか、ヒロイン達の問題とか、大きなイベントだと 思われたものがあっさり流されることが多く、盛り上がりに欠けた感が。 H度はやや高め。各ヒロインとも複数回(5〜6回)用意されており、尺の方は 長め。描写も濃いめです。2回戦3回戦当たり前です。 ただし、前半はリオが一方的に奉仕される、本番無しのシーンばかりのため、 それを省けば2〜3回です。 内容的には、女の子に迫られるままに流されるものがほとんど。リオは 基本的に受け身のため、なされるがままです。 また、魔法を使ったちょっと変わったHシーンも多く、バリエーション豊かな シーンを楽しめます。 なお、クリア後に見られるEXTRAシナリオにもHシーンが用意されています。 というか、数的には本編と変わらないぐらいです。 テキストは誤字等はさほど気にならず、テンポも良く読みやすいテキスト だと思います。ただ、後半になると、誤字・脱字がちょっと増えますが。 # 「蘊蓄のある言葉」は、「含蓄のある言葉」だと思いますけど。 |
プレイ時間・難易度 |
ゲーム期間は不明。日付の経過は特に描写されないため、気にする必要は ありません。 ワンプレイは11〜13時間。そこそこ長いですが、6割ぐらいは共通部のため、 2周目以降はスキップを使えば短縮出来ますが、スキップが遅いのがちょっと。 難易度は低め。基本的に狙ったヒロイン寄りの選択をしていればOKです。 なお、コンプリートするためにはバッドエンドも見ておく必要があります。 |
総評 |
お奨め度ですが、ショタっ子好きな人にお奨め。 リオが3人のマスターに振り回される、女の子主導の受け身なストーリーが 展開されます。 魔法を使った様々なHシーンを楽しむことが出来、シーンも多いためたっぷり 楽しめるかと思います。 ただ、ストーリー性は薄いため、壮大なストーリーには期待しない方がいい でしょう。まあ、設定自体はかなり壮大ではあるんですけど。 また、リオはショタキャラで猫耳で尻尾という美味しいキャラなのですが、 残念ながらあまり絵では登場せず、猫耳や尻尾などが活かされるシーンも ほとんどないため、せっかくの設定が勿体ない気がします。 ともあれ、Hシーンはバラエティ豊かで濃厚で、クリア後のEXTRAシナリオも たっぷり楽しめますので、キャラクターや雰囲気が気に入った人はどうぞ。 細かいことは気にせず、一風変わったHシーンを楽しむのがいいのでしょう。 最後に。ロゼさん、何しに出てきたんスか(^^; # いや、まあ、魚龍を狩りに来たというのはわかりますが。 てゆーか、ロゼのHシーンまで用意されているとは思いませんでした(^^; |